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「And So Henceforth,」を聴いて
挨拶
こんにちは。皆さまお久しぶりです。
8月も終わり、9月に入りましたが変わらず暑さが残るこの頃。いかがお過ごしでしょうか。
うしはここ数年、情勢や環境の変化もあり、のんびりと過ごしていました。
最近は素敵な人との出会いが多くあり、うしがもともと持っていたフットワークの軽さが掘り起こされ、あちらこちらでうしとの遭遇情報が散見されるくらいに元気に過ごしております。
さて、今回は8/30に発売された、私の好きなアーティストOrangestarさんのアルバム「And So Henceforth」について書いていこうと思います!
「And So Henceforth,」
まず最初に一言。
最高です!!
Orangestarさんと言えば夏の曲、というイメージの方も多いのではないかと思います。もちろん夏テーマ以外でも素敵な曲がたくさんあるのですが、この方の夏の作品は本当にどれも素晴らしいのです。
今回のアルバム全体を通しても、夏のグラデーションがとても絶妙な作品だなと感じました。
ということで、それぞれの曲について今回のアルバムの要素として感じたことを書いていこうと思います。
Henceforth
出会えた、これからの夏を楽しむ歌。
Surges
爽やかに押し寄せる波。
滑走
波の満ち引きを繰り返して流れていく音
霽れを待つ
気づいたら変わっている、深い青から淡くなっていく朝焼けを待つ一瞬の時間。
白南風
夏が来るような、これから何かに浮かされる予感を孕んだ温い風。
Pier
暮れの水平線。投げる言葉、音が返ってこない、自分だけの空間。
Skywards
少しずつ重ねて、助走をして青い空に離陸する音。
Artificial Light
浮かんでは消える深海の泡のような、点滅するナイトクラブ。
MOON-VINE
終わってほしくない雨の降る夜。
Aloud
未完成を叫ぶ、夜に響き渡る歌。
ノクティルーカ
海と空、夜と朝、境界線をボかして溶かしていく様な波。
快晴
また次の夏に逢えますように、楽しめますようにと願う歌。
公開時期
ふと、「なんで夏の終わりに発売したんだろう?」と思ったのがこの記事を書こうと思ったきっかけだったりしました。
そしてその視点を気にしながら改めてアルバムを聴き返した私の考えは、白南風と快晴の流れの「また次の夏も楽しもう」が公開時期の決め手なのかな、というところに行き着きました。
Henceforthを始めとして、アルバム全体に「この夏を楽しもう」があると思っています。
「And So Henceforth,」はアルバム構成として、色んな時間帯、空模様での夏が描かれています。その中の一つの要素に白南風と快晴に夏を待つ時間としての繋がりがあるのではないかなと思ったのです。
白南風は梅雨があける頃に吹く南風、そして快晴は梅雨が明け夏を待つ歌。
「夏ももう終わるね、だけど次の夏も楽しもうね」
そういう意図があるのではないかな、と勝手に思った次第でした。
あくまで一個牛の解釈ですが、とても素敵なメッセージだなと思ったのです。
終わりに
今回、私の感じたことを長々と書きましたが、本当に素敵なアルバムですので是非とも聴いてみてください。
他の人がどう感じたのかにも興味があるので、もし気が向いた方はどこかに感想を残してみてください。うしは探し求め野に出ると思います。
まだまだ暑い日が続きますが徐々に秋の訪れも感じます。新しい変化が良くも悪くも働き始める時期、のんびりと楽しみながら過ごしていきましょう。
また気が向いたときにnoteを書き散らすと思いますので、その時は「ここにいたのか」と発見して頂けたら幸いです。
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