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科学の話がマジで伝わらない問題

先日、PCR検査の説明をしていて、

統計学的な空想世界と、我々が認識している実在世界を明確に区別できることが理解できる上での最低条件になることに気づきました・・・。

例えば、”真の”を”本当の”と置き換えると認識世界の話と聞き手は誤解しそうなので

(これは本当は統計学的な空想世界に視座を置かないといけないところ)

専門用語の安易な置き換えはかなり厳しいです・・・。

神様が認識できるとかも聞き手が想像する神様はいろいろだし・・・。

なんだか伝わらない理由がわかってすっきりな無念を自覚。

専門用語の定義を明確にすることが第一条件として失ってはならないものでした。これは当然といえば当然。

でも定義の話って眠くなるんですよね。

聞いてないうちに、前提条件がずれて、わかったところだけ切り取ってわかったつもりを生んでしまう。説明してもらおうとするといかに伝わらなかったかがわかります。

説明してもらったことが伝わっていなかったと理解することにつながるので

相手に説明してもらうというのが第二条件となるでしょう。

一方向の情報発信は、第二条件が無理なので発信者は相手に伝わっていないことが伝わっていなかったとわかることがありません。これはマジで絶望的・・・。

聞いている人が理解できないことを前提に 情報発信するのが限界かもしれません。

もちろん理解したい人には頑張ってもらいましょう。

メッセージは自己判断による民間PCRはダメということだけですね。

本当のことをいうと”ある条件”では民間PCRは有効なんですが・・・

めちゃくちゃわかりにくい話をしていますね。

あるいは検査に関しては以下のように伝えようか?


「検査は、悪い条件では、間違える可能性の方が高くなる。

正しい条件を設定できるのは日頃から患者さんを診ている医師だけ。

勝手に検査を受けた人が、保健所や医療機関に連絡し、医療を圧迫しうる。

自己判断によるPCR検査は避け、医師の指示の下でPCR検査を受ける。」

今後は、いかに皆でコロナワクチンを接種することが重要であるかというメッセージをどんどん発信していく必要があります。

ワクチンの歴史的にみるとリスク報道に偏る日本では絶望的ですが・・・。

もちろんワクチンのリスクはゼロではありませんし。打たないほうが良い人もいるのをわかっての科学的に常識と考えられる範囲での話です。

頑張ろう

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