見出し画像

温泉&サウナ2024 上半期まとめ

昨年2023年に温泉とサウナを巡ることにハマり、今年も引き続き長野県を中心に各地をまわっています。

去年までの温泉&サウナまとめ記事はこちら

最近は温泉施設に訪れることも平常化して、新しい施設に訪れるより、近場で行きやすいところばかりに巡ってしまう日々。
そうこうして更新することも滞っていたら今年もいつのまにか半分を終えていました。
半年を振りかえってみた機会に、温泉とサウナを巡る旅での気づきや発見をまとめてみたいと思い、記事にしました。

2024年上半期 訪問温泉施設

長野県内で、今年初めて訪れた温泉と思い出を列挙します。

・鹿教湯温泉センター 文殊の湯 (上田市)
 300円。鹿教湯の風情を楽しめる。5種の混合泉で単純温泉とは思えぬ質感。深い侘び寂びの道程にも圧倒される。
・上山田温泉 湯元 かめ乃湯 (千曲市)
 350円(7月〜400円)。上山田の混合泉を堪能できる。シンプルに硫黄泉を味わえる市民になりたいと思った。
・おかや温泉 美肌の湯 ロマネット (岡谷市)
 540円(4月〜600円)。円形で玉砂利が敷き詰められた源泉単純温泉の景色は思い出に刻まれる。サウナ熱め、香りにも気を配っていて諏訪湖付近での温泉&サウナのおすすめ。
・信州八重原温泉 アートヴィレッジ明神館 (東御市)
 510円。塩化物泉の質感と見晴らしがよい。休憩室の給水機の水がとても冷たくてクセがなく良い水とはなにかを教えてくれる。
・千古温泉 (上田市)
 500円。マンガンで黒い湯の花が肌に付着するくらいの源泉。3人くらいでいっぱいになる湯船しかないので人がいると気が引けてしまう。
・田沢温泉 有乳湯 (青木村)
 200円(4月〜300円)。県下有数の名湯。ややぬるめでそこまでの硫黄泉のクセがなく微量な気泡がつく面白い源泉質。長湯してしまう妙味がある。
・霊泉寺温泉 共同浴場 (上田市)
 200円。離島の雰囲気を醸す古寂びた建物が夢に出そうなくらい侘びてていい。鹿教湯と近しい単純温泉源泉。
・湯川温泉 河童の湯 (茅野市)
 400円。7時開店の朝風呂がありがたい。露天が広く開放感ある。単純温泉で地元の浴場らしい風情があった。
・ホットプラザ浅間 (松本市)
 680円。浅間温泉の日帰り温泉施設で三才山由来の単純温泉ながらに複雑な泉質を感じいる。サウナはこじんまりしながらも壁に刻まれた文字が懐古の念。水風呂もかけ流されていて清潔感あった。

訪れ過ぎて感想が重箱の隅をつつくような施設の話

・あぐりの湯 こもろ (小諸市)
 500円。いまのところ個人的総合点で1位の日帰り温泉施設。春夏秋冬の景色の移り変わりがまざまざと感じとれて素晴らしい限り。
この露天風呂から見える草笛の倉庫がとても目立つ。あの倉庫を設置する意思決定をした人は偉大だと思う。浴場に入る際の古びた塩素臭がざんねんだが利用者の多さを物語っている。
たまに男女の浴場が入れ替わり、右側のサウナ施設の方が温度帯高いのが面白い。100℃を超えているものの、だいぶドライなためキツさはあまり感じない。
・みづほ温泉 湯楽里館 (東御市)
 510円。こちらも上田の千曲川付近を眼下にする景色が素晴らしい。
内湯の滝のように流れ落ちる湯質も循環加温消毒済みながら湯質がよく、源泉湯量というものにも関心を抱く。
サウナは湿度高いのか、他のどの施設よりもビシャビシャになる。
かけ湯(あがり湯)が源泉で温度や質感が変わるのが面白い。設置場所、導線がよくて水風呂の質感は微妙だが、サウナ体験は非常に良質だと思う。何度も通ってしまう安定感のある場所。
・万葉超音波温泉 (千曲市)
 440円。朝風呂で良質な温泉体験ができるこの場所に繰り返し訪れてしまう。露天にある水樽が肝で、露天→水行→外気浴→熱湯→水行→外気浴と、擬似的サウナ体験ができるのも素敵。
絶妙な硫黄の匂いが程よく、日常で温泉郷を味わえる素晴らしい場所。

これからも素敵な温泉&サウナライフを

昨年末草津温泉に訪れて以来、「泉質主義」になったわけではないのですが、サウナのない温泉施設にも訪れるようになり、泉質の違いや施設の特徴を愉しむことにも趣があることを知りました。
長野県にはまだまだ行ったことがない温泉郷や素敵なサウナ施設があるので、機会を設けて訪れてみて、功利的な情報と哲学的な気づきを遺していきたと思います。

下記有料記事では長野県外で訪れた温浴施設での感想と気づきを記しています。

長野県外温泉施設の感想

ここから先は

1,450字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?