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Pd(Pure Data) 0からの勉強ノート 2024.05.21

ChatGTPなどで質問するにしても基本的なところがわからないと、何を質問したら良いのかすらわからないので、Pd Recipe Bookを購入して、基本から亀のペースでPure Dataの勉強。

使いたいエフェクターパッチをネットで見つけてDLしてコピーして使ったりすることもできるのだろうけれど、仕組みがわからなければ自分でアレンジすることもできないし、ほしいものを見つけるまで探す手間より仕組みを覚えて自分で作る方が面白いと思うので、コツコツゆっくりやっている。

ドラムトリガーのサンプラー+エフェクターと自分にとって使い勝手の良いルーパーを作ることができることを一先ずの目標にして勉強楽しむ!

今回はその始まり、オブジェクトやメッセージなどのそもそもの基本と、音を出してみるサンプラー的なものを作るフェーズを同時にやっていこうと思い、本を読みつつ実際に打ち込んでみる。


基礎(足し算)

本の一番始めの制作パッチ

PutからObject出し数値を云々と本に書いてある。
メニューを見る。おっと、日本語だ。以前の自分ならこの時点で心折れていたかもしれない(笑)
環境設定でEnglishにし、気を取り直してもう一度。

まずは起動してからパッチウィンドウ(キャンバス)を作成。

File→New

Object + 5
にして配置する。

Numberを作りObject + 5の上に配置して、objectの左インレットに接続。
もう一個numberを作りobject下に配置し、アウトレットからnumberのインレットに配置。

command ⌘ e で実行モードにして上numberの数字を変化させると、下のnumberに上number数字+5された数値が出る。足し算のパッチ。

とりあえず、流れと意味は了解。

⌘eで編集モードに戻る。
もう一つ追加でnumberを作り、それをobjectの右のインレットに接続。

イメージは全部足されるのかと思いきや、右numberの数値がobjectの5(アーギュメント)に入れ替わるということらしい。
僕の読解力の問題と、本のイメージ図の矢印が交差して、そのことを理解するのに色々数値弄りながら15分くらいかかる。けれど、理解できたのでよしとする。

音(任意のデータを読み込んで音を出す)

任意の音データを出すパッチ

本の中盤に一気に飛んで、音を出すフェーズを書いてみる。
まずは、

「音データを選ぶやつ」

Array 

arrayの設定はDrawをpolygonにしただけで、あとはノータッチ

Bang
Object openpanel
Message read ~resize $1 array1
Object soundfiler

まず上のを順番に作りインレット、アウトレットに繋ぐ。
arrayはそのまま。

⌘eで実行モードにしてBangをクリックするとファイルを選ぶ画面になるので、任意のサウンドファイルを選ぶ。すると、array1に波形的なものが現れるので、データを読み込んだというのが視覚的にも分かる。

次に

「音が出るボタン。Pad的なやつ」

Bang
Object tabplay~ array1
Object dac~

これも上から順に作り、インレット、アウトレットで繋ぐ。
この時点でDSPを始めからONにしていたら実行モードでbangをクリックしても音が出る。このセクションのbangがパッド、トリガーみたいな感じになる。

「音のスイッチ的なもの」

そのDSPをパッチ上でコントロールするためのセクションを作る。

Toggle 
Message ;
      pd dsp $1

Messageの部分、;の後に改行が入っているけれど、改行を入れなくても大丈夫とのこと。「;pd dsp $1」でもOKということかな?

これで、とりあえずほぼレシピ通りの入力ができて、音が鳴るのも確認したけれど、違和感。

音のピッチが原音より高い。
あ、もしやと思いサウンド環境のチェックと、音ファイルのサンプルレートを確認してみると、ファイルが44.1kHzで、Pd環境が48kHzになっていた。
Pd環境を44.1にすると、しっかりと再生。

最近のDAWのサンプラーはそこら辺気にしなくても自動的に合わせて鳴ってくれているので、一昔前の感覚を思い出せました。Pdの環境とPdで使うサンプルデータのサンプリングレートは予め合わせていた方が良いのかな。

それとも、自動修正パッチとかも作れちゃったりもするのかな。これから勉強していくぞ。

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