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やる気が出ないの正体と対処法


やる気が出ないとき。
その正体は、
①ゴールが見えない
②全然できない

この2点だと理解した。
自分は、やる気が出ないときtipsで見かける「5分机に向かえば意外と長くできるよ!」を試して、5分で勉強をやめてしまう人間だ。全然できない。
昔はそんなことなかった。受験生のときは1日12時間勉強できていた。それが今ではこの体たらく。
なぜなのか、解決策がなんなのかずっと分からなかったが、この2点が要因なのではないかと考えた。

1点目。ゴールが見えない。
漠然とした「合格する」という目標はあっても、では今月はどうすべきか、今週はどうすべきか、今日はどこのどれをできるようにすればいいのかが不明瞭であるならば、それは目標とは言わない。がむしゃらに頑張っているだけだ。非効率的。
今月、今週とまでは行かずとも、今日の目標を立てるべきである。それも具体的に。
「このページのここは2周して、明日覚えているか確認テストをする」
「加えて、過去問を解き、知らなかったところをメモに残す」
「さらに、昨日覚えたはずの分野ができていなかった場合は再度確認テストを行い、確認テストに向けて2周したのち明日に引き継ぐ」
ここまで指定したほうがいい。当日になって何やろっかな〜では遅い。機械的にできたほうが良いのだ。
例として、付箋がある。昨日はこの付箋のところまでをしたから、今日はこの付箋から始めよう〜とすれば、とても機械的に参考書を開ける。月から金は参考書の日、土日は過去問の日、と分担してもよい。
これを達成していれば今日の勉強はとりあえずやったことになる。と満足するだけの目標は立てておかなくてはならない。なぜなら2点目につながってくるから。

2点目。全然できない。これは成功体験がないことや達成感がないことと同義である。やっていて楽しくないものをやりたいと思うはずがない。自分はそれに自己否定が強いため、面接練習の想定問答を書き始めると動悸がしてくる。書けないから。
そして、「書けない(できない)」という事実から目を背けようとしてSNSを開きネットサーフィンをして情報過多になり事実を追いやろうとする。勉強時間にならない。
この場合は、過程を設定してやることが大切である。たとえば、「10分でアイデア出しをする、次に20分で精選する、最後に15分で清書する」のように。目安はなんでもいいが、集中すればギリギリ達成できる、というところを自分と話し合って決めるのがよい。そうでないと「時間内にできなかった」という失敗体験を積み重ねてやる気が出ない原因になる。初めは1時間とかでいい。今日自分がやってみたら、4つの想定問題を書くのに4時間かかった。効率が悪すぎるが、まあ最初だから寛容に見る。

自分は、習慣化してしまえばかなりできるほうだと思っていたのだが今回の受験に関しては全くできなかった。それを、切迫感や焦りが足りないからだと思っていた。
しかしそうではなく、焦っているが敵がぼんやりしているため倒し方が分からなかっただけだった。輪郭や中身を付けてやればなんとか倒せる。動悸していても、確実に自分が成長していると分かればやる気になる。

明日の目標を立てるのは夜がよい。夜に決めて、参考書を読んで、それから眠りにつくのがよい。
寝る前にSNSを触って、参考書の知識を忘れないようにね。頼むぞ自分。

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