「思考は現実化する」の怖さ
言わずと知れたナポレオン・ヒルの書籍タイトルですが、私は「メンタルマネージメント」という、当時私のMLM組織で定番で開催していたセミナーでこの言葉に出会いました。(実際は「想いは叶う」という言葉でしたが)
本記事では、メンタルマネージメントは掘り下げませんが、私なりの解釈とその「思考は現実化する」という言葉の「怖さ」をお伝えしようと思います。
昔、MLM(ネットワークビジネスで)で得た「人材獲得・育成」「組織マネジメント」ノウハウを、自身のサラリーマン経験も踏まえ、企業向けに提供することを考えています。
参考:https://note.com/countlead/n/n1a56a08c876d
私自身は当時80人くらいの末端リーダーでしたので、そのレベルまでのノウハウまでしか分かりませんが、自分メモとしてマガジンにしてます。
殴り書きですが、ご興味ある方はどうぞ。
思考は現実化するは本当?
これは本当です、以上。という感じではあるのですが、
決して、怪しげな発想ではなくて、ロジカルに説明することができます。
例を挙げたほうがわかりやすいので、以下の例をご覧ください。
あなたは、東京に住んでおり、車を所有しているとします。
「今から、大阪まで10分で行けば、一億円あげます」と言われたとします。
さて、あなたは行動を起こしますか?
どこでもドアでもない限り、まず行動を起こす人はいませんよね。
でも、もし、下記の例ならどうでしょう?
「今から、大阪まで4時間半で行けば(通常は、だいたい2〜3回休憩しながらで7時間くらいかかります)、1000万円あげます」と言われたとします。
金額は大きく下がりますが、チャレンジしてみようという人もそれなりに出てくるのではないでしょうか?
「思えないことは叶わない」
私なりの「思考は現実化する」の解釈は「思えないことは叶わない」です。
先の例でいうと、「大阪に10分でいける」とは思えないですね。
思えないことはバカらしくて、人間行動に移せません。
逆に、「できるかも」「できる!」と思っていることは、行動に移せるのです。
「思うこと」は行動するための必要条件
つまり、基本的に「人は行動する時には、できる可能性があると思っている」ということです。
ここで大切なのは、「できる」と思える範囲は人によって違うということです。
多くの成功者は周りから、「いや、それは無理でしょw」「いやいや頭おかしいんちゃう??」と言われながらも、それを跳ね除けて成功につながった。というストーリーが多いと思います。
これはまさに、「できる」と思える範囲の違いで、もともとの性質もあるかもしれませんが、多くの人は過去の経験や結果かで、できる範囲がせまくなってしまっているのではないでしょうか。
「人がなんと言おうと、自分はできると思っている」からこそ、行動ができる。
本当にできると思っていないと、行動は起こせない→結果につながらないという流れになるのは当然ではないでしょうか。
ただし、全てが可能わけではない
あくまで、「行動をおこせるか?」ということなので、
「思えば100%叶う」わけではなく、「思わないことは100%叶わない」と捉えたほうがいいと思います。
「思い続ける」ことの難しさ
チャレンジ当初は「思う」ことができても、現実で壁にぶつかり、周りに否定され、結果もついてこない日々が続けば、自ずと「できないかも…」と思うのが人間ではないでしょうか。
「これは叶えられる」と思うことより、「思い続ける」ことは、とても難しいことだと思います。
現に、私は「思い続けることが難しい」と思考しているので、その通り、私自身、いまだ成功できずにいるのかもしれません。
だからこそ、今一度この記事を書こうと思いました。
(なにより、このマガジンは自分向けの啓発のようなものなので)
子どもの頃の限界ない思考を続けられるか?
どんな歌でも本でも、「子どもの頃の限界のない思考」を持ち続けられるかということがよく出てきます。
世の成功者はそれがいかに大切なのか知っているのでしょう。
また、自分ができると思い続けられなければ、そこにたどり着けないことを知っているのでしょう。
(最近子どもの影響で「ポケットモンスター」をみているんですが、その主題歌で「1.2.3」という曲があるのですが、その2番で、まさにそういった歌詞が出てきて、泣きそうになってしまいました。おそらく子ども自体にポケモンを見ていた、今の親世代に向けた歌詞なんだと思います。)
エレファントシンドロームといわれるものですが、
「過去の経験から自分の限界を決めて、それ以上のことをしなくなる。」
その状態に、自分が今なっていないか、俯瞰で一度考えるだけでも、枠を外す大きなヒントになると思います。
で、何が「怖い」の?
とにかく、「思考は現実化する」は本当すぎて怖いんです。
「あの人たちは、すごいけど俺にはあそこまでは無理だ」
「まあ、もう生まれ持ったものが違うよね」
「これくらいの生活できれば、まあ困らないし、いいわ」
こういう思考は、私もこれまで幾度となく持ってきましたし、今でも正直どこかで思っている部分はあると思います。
裏を返せば「自分にはそこまではできない」と思ってしまっていると、
行動を起こせない、遅い、続けられない、という大きなブレーキ要因になってしまいます。
「思考は現実化する」は本当ですが、心から「できる」と思えるには、自分の努力や行動でしか、勝ち取れないのかもしれません。
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