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唯一の幼馴染は関西に〜二番目の片思い〜【小学校時代】

二番目の恋は多分小学校の同級生だ。

そして、後に高校まで共にする唯一の幼馴染だ。

彼はすごく頭が良かった。
私も自分で言うのはなんだが、小学校の頃だけは人よりそこそこ勉強できた。

小学校4年から通っていた塾に、小学校5年になって新しく入ってきたのが彼だった。

極度の人見知りだった私は塾で知り合った友達に心を開けずにいた。
馴染めずに一年経って、彼が塾に入ってきた。
学校では良く喋る私と塾での暗い私。
落差に驚かれた。

次第に彼と仲良くなり、クラスメイトに好きなんでしょと揶揄われることも増えた。

彼は女の子と仲良くなることが多い子だった。

彼が美術の時間に「女子だったらよかったのに」
と言っていたことを忘れない。

正直どこまで本気のやつなのかは分からない。
私も男だったらなぁ…と思うことはよくあるから、そういうやつとも取れるし、本気で悩んでいたとも取れる。
しかし、記憶はあやふやだが、割と真面目に思っていたことだったんじゃないのかなあと思う。

彼とは大学生になって以来会ってないが、
少なくとも高校までは彼女はいなかった。

だがしかし、
私が今好きな人がバイセクシャルであることを考えるとなんだか偶然とは言い難い。

この文章を書いた半年後、
彼と連絡を取る機会ができた。
関東出身の彼も私も関西にいた。
再開することになった。

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