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20. 無機質になるな。有機質であれ。



昨日数百人で外のライブ会場設営のバイトをした時の話を記事にしました。


そのほかに私が感じたことを今日のブログで書かせていただきますので、まだの方はまた興味があれば読んでくれたら嬉しいです。


その日は数百人という数が一斉にイスを運んで設置するという単純作業をひたすら繰り返していました。



そしてその様子を見て、ふとなんかロボットみたいだなぁと思ってしまいました。



それだけの数の人がただひたすらに単純作業を繰り返している様子をみてどうしても無機的なモノとしてしか見えないという錯覚に陥ってしまったのです。



あなたは大都市で人混みにいる時に全員の知らない人の苦悩や喜び、人生に興味がそそられますか?



大勢の知らない人は電柱や建物など景色の一部にしか感じない。


そんな感覚。


そして自分もその一部でしかないと。


僕には僕なりの充実した人生がある。


にも関わらず、周りの人は自分のこの人生で味わったことや考えていることなど何も知らずに無機的なモノの一つに見えているということに気づくと何かとてもやるせない気持ちになりました。


そしてそこで思いました。



誰にでも生み出せる価値を生み出していると、それは周りから見るとどうしても無機的なものに見えてしまい、自分の存在価値を感じることが難しい性質がある。



だからこそ自分だけが生み出せる価値を生み出して自分の存在意義を見出したい。


このような思いもあって、僕は経験や考え方で人に大きくポジティブな影響を与えられる人間になりたいと思い、自分なりの形で発信しています。


そしてこの自分の発信によって感謝されたり、褒めてくれたり、コメントをくれた時に、最大限に自分の存在意義が感じられてとても幸せな気持ちになります。(コメントしてくれたらなんであってもめちゃくちゃ嬉しいです。笑)



もちろんそのような現場で働く人を見下したいという訳ではありません。


そのように感じてしまうような性質のある現場であると感じたことを説明したかっただけなので、ご理解頂けたら幸いです。


それどころか、そのような現場で必死に働いてくださる人々に支えられて社会が回っているのであり、最大限の敬意を払うことがを忘れないように気をつけたいと思っております。


いつもありがとうございます。


またそれと同時に、僕だけではなく、そこにいた全員が自分なりの山あり谷ありの人生を送ってきているのです。


その人のとっておきのストーリーやその人なりの信念があります。


しかし、社会では誰もその人達の人生を考慮しようとせずにただ淡々と進められていくのです。



その一瞬一瞬の行動でこの人はこういう人だとレッテルを貼られていくのです。



そして一度、否定的なレッテルを貼られてしまうとその信頼を取り戻すことは簡単ではありません。



悲しいことにあなたが積み上げてきた人生を、面接でない限り、誰一人理解しようとしてくれる人はいません。


現段階の表面のあなたをみて周りの人々はあなたを評価します。


しかし現段階のあなたを作っているのは過去のあなたの積み重ねてきた人生であってその過去を変えることができません。


何も学ばず、身につけてこなかった人間はその場を取り繕うことさえも難しいでしょう。


未来のあなたを作るのはこれからのあなたであり、今後のことはあなたの思うように変えていくことができます。


人は急には変わることができません。


少しずつ成長し続けて、自分の存在価値を噛みしめながら自分の目指す大人になれるように一緒に頑張っていきましょう。

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