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夜中に書きたくなっただけのつぶやき

特に何か書きたいことがあったわけではない。何でもないことだけど、何となく夜中に衝動的に書きたい欲に駆り立てられる時がある。
ちなみに先週は、話したい欲で家で一人で独り言が止まらなかった。

精神が不安定なわけでもなく、人と比べればかなりさっぱりしている方だと思う。凹むときもあるけど、たいてい悩むのは一瞬で自分の中で答えさえ出ればすぐに切り替えて行動していける方だ。

ただ、ネチネチしたところもある。勢いで行動できる方だと口ではいいつつ、実際のところ失敗したくないので徹底的に自分の外堀を固めてから着実に動く。

中学3年生の時の担任は、バスケ部顧問で生徒指導担当のガタイがいい強面の先生、おまけに私の父の学生時代の先輩だった。
中学時代、とにかく自分の話をする面談が苦手で、泣きそうになりながら進路について話した二者面談をいまでもたまに思い出すことがある。
進路に関して、志望校は地域では一番の学校だったが特に手が届かないことはなくなにも言われなかった。きっと高校を決めるのなんて普通科だったし、そんな話きっとしなくてもいいはずだが、その先生は大人になったとき何がしたいのかまで聞いてくださった。その時私がなにをしたいといったのかは全く記憶がない。たぶん、先生とか公務員とか地元で自分が触れ合ってきた大人、見えてきた範囲の職業を手堅く考えていったような気がする。その時の私は、地元から出る選択肢を考えたことがなかったし、都会は人混みが苦手すぎて自分が住めるはずがないし住みたくないと思っていたから。

その面談で先生は「わたあめには高校で、大きな失敗をしてほしい。お前は何でも器用にこなすから、大人になって大きな失敗を初めて失敗するのは怖い。」と言っていた。

その当時は、深く考えていなかったし、器用にこなせて何が悪いんだ、くらいに思っていた。でも、この言葉をもう6年ほどたった今も定期的に思い出すのはリスクをとことん避けて勢いだけで動き切れない自分にどこかもどかしさや罪悪感を抱いているからだと思う。勿論、全く失敗しないなんてことはなく、そそっかしいし鈍くさいから日常的に小さなやらかしをしている。でもいまだに人生で大凹みするくらいの失敗といえば、恋愛がらみくらいだ。軽々と人を好きになって信じて、裏切られて死ぬほど凹んで一時男性不振になった。一年ほど経って、自分のことちゃんと見てくれている人に出会えてかなり改善はしている。かなり苦労もしたし、傷って多分消えるものではないけど。しかもその時のクラスで彼が委員長、私が副委員長だ。先生、恋愛がらみでもいい??私の失敗エピソードはそれでもいい??

更なる私の弱みは、自分でも人生で一番失敗だと思うエピソードをあっけらかんと人に話せないクソプライドだ。クソプライドは、中学の部活の顧問に言われた言葉だ。自分の過ちや良くない行動を認められないところを指す。これも中学2年生の時に言われて今も時折思い出すのだから、中学時代によく見てもらっていい言葉とご指導をもらっていたんだなと強く思う。

ここまで書いていて、何となく書きたいだけから少しだけタイトルというかこの文章に筋が通ってきたのではないだろうか。中学時代にもらった言葉が今でも私の戒めで、あの時代が私の成長ポイントだったってことを就活を初めてすごく痛感しているということ。

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