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『パリピ孔明』聖地巡礼②【渋谷遠征記・裏】

①からだいぶ空いてしまった……なんと1か月近くも。いやはや。
6月に行ったアニメ『パリピ孔明』聖地巡礼の記録、後編。
遠征2日目に廻った場所です。推しキャラ絡みの聖地が多く、気合入れて臨みました。

※1日目の記録はこちら

5.代々木公園

渋谷と原宿の間に広がる代々木公園。
ライブ会場や宿泊したホテルのすぐ近くだったので、2日目の朝は代々木公園を経由して原宿まで歩きました。
3話で英子ちゃんが出演するフェス会場として、また、2・4話で英子ちゃんがランニングや発声練習をする場面が描かれています。

①イベントステージ周辺

第3話、代々木公園で開催されるフェスに出演することになった英子ちゃん。
イベントステージはそのままアニメにも登場。

そのイベントステージ前のスペース。
アニメで英子ちゃん・孔明・オーナーが並んでステージを見ているシーンはこのあたり。石畳がそっくり。

イベントステージ前のスペース

少し歩いて、イベントステージの裏っ側。
英子ちゃん出演のE-15ステージはおそらくこのあたり。
新人に割り当てられることの多い不人気エリアだけど、それを逆手に取った孔明の策がすごい!

英子ちゃんの出演するステージはこのあたり?
このNHKのビルらしき建物もアニメの背景に登場するので一応撮影。

イベントスペース周辺は、実は1日目のライブ開始前の微妙な空き時間で撮影しました。なのでちょっと急ぎ足。

②ランニングコース

代々木公園はとても広い。

2話や4話で英子ちゃんが代々木公園をランニングしているシーンが出てきます。
孔明の計略だけでなく、こうした英子ちゃん本人の努力する力があるから、成功を重ねられるんだよね。
孔明におんぶに抱っこにならない英子ちゃんが素敵だし、英子ちゃんを信じて手出し口出しし過ぎない孔明の導きも素晴らしい。

2話、画面奥から英子ちゃんが走ってくる。
英子ちゃん、いつもここで発声練習している。
原宿門近く。英子ちゃんが座って休憩するのは多分この辺りのベンチ。

2話でベンチに腰掛けて休憩しながら「私があなたの軍師になります」という孔明の言葉を反芻する英子ちゃん。
改めて自分の夢を思い起こし、「千里の道も五十歩百歩!」との迷言を残して駆けてゆきます……日本語不自由な英子ちゃんもカワイイ。

6.原宿・竹下通り

3話で代々木公園のフェス会場に向かう英子ちゃん・孔明・オーナーが歩いてくるのが竹下通り。
……どこから通ってきてるんだろう。孔明はBBラウンジに間借りしている設定では?BBラウンジは反対側なのに。
という細かい疑問は置いといて。

日曜の午後で人出も多く、帰りの時間も迫る中での散策だったので、あまりしっかりと同じ場面を探すことができなかったけど、なんとか見つけられたシーンをいくつか。

作中にもこの派手なゲートのアップがあった。デザインは違ったけども。
画面奥の方から英子ちゃん一行が歩いてくる。
孔明がチャイナ服コスプレの女の子に話しかけるところ。

竹下通りの撮影は、時系列的には次の7・8の聖地を巡った後になります。空港に向かうタイムリミットギリギリ。
つまり、どうしても時間がなければ省く予定でした。
ざっとだったけど、ここまで巡れてよかったです。

7.代々木駅周辺

アニメ5話から登場し、孔明の策にかかり英子ちゃんの仲間となるラッパー・KABE太人(かべ たいじん)。個人的にとってもとっても大好きなキャラなのだけど、彼の住まいがどうやら代々木のよう。
推しキャラ関連の聖地はリサーチにもより力が入ってしまいました。

①ファミリーマート代々木駅西店

KABEくんがよく利用しているコンビニ。
ここでいじめられている中学生を助けようとしたり、その中学生から「がんばってください!」って言われたりする。

気弱だけど、心優しいKABEくんが好きなのです。

②代々木商店街

代々木駅西口から伸びる商店街。
5話、KABEくんが通りすがりのヤンキーと更にはカリスマラッパー赤兎馬(せきとば)さんに絡まれるのがここ。
原作漫画に全く同じ風景が出てきて、街灯の「代々木商店街」という文字までそのままだったから突き止められた。
アニメでは店の看板などは多少改変してあるけど、この写真の風景とほぼ同じお店が並んでいる。

KABEくんの独り言に通りすがりのヤンキーが反応するシーン
赤兎馬さんが蹴り飛ばしたヤンキーがめり込むお店。
KABEくんが赤兎馬さんに「俺と勝負しろ」と迫られるのはこちらのお店の前
走り去るKABEくんを見送る赤兎馬さんとヤンキーカップルの背景

KABEくんは国内ラップバトル最高峰・DRB3連覇の天才なのだけど、王者であるが故のプレッシャーとアンチに押し潰され、胃とメンタルを病んでいました。
そしてある時、急性胃潰瘍でステージ上で倒れてしまい、それ以来表舞台から姿を消していました。
KABEくんが現れるまで無敵だった赤兎馬さんは、自分に勝ったまま逃げてしまったKABEくんをなんとかステージに引っ張り出してリベンジしたい。
ここ代々木の路上でもラップバトルを仕掛けるのですが、KABEくんはまたも逃げてしまうのでした……

③湘南新宿ライン青山街道踏切

②の商店街から直進した先にある踏切。赤兎馬さんから逃げていくKABEくんが横切ります。

④代々木商店街の先

5話の冒頭、歩きながら目や耳に入ってきた言葉で韻を踏んでいくKABEくん。
彼が歩いているのがおそらくこの通りです。
②の商店街を抜け、③の踏切の手前、高架に沿って伸びた道。
このシーンなかなか見つけられなかったのだけど、ひたすらGoogleストリートビューで探し続け、東京に旅立つ2〜3日前くらいにようやく発見しました。

「今夜、どんな、曲をオンエアー」


⑤千駄ヶ谷の総武線高架下

5話冒頭、④のシーンの後にKABEくんが歩いてくるのがここ。ここもよく見つけたな自分。

③の踏切を通り過ぎて更に直進すると大きな道路に突き当たります。④の道を直進しても同じ道に出るのですが。
その道路に沿って、首都高速4号新宿線が伸びているのですが、その首都高の高架下が千駄ヶ谷駅のあたりまでずっと駐車場になっているのです。

このカット、アニメとぴったり一致

高架下の駐車場でたむろする若者の姿に、かつての自分を重ね合わせるKABEくん。

駐車場の若者たちから「何か用?」と声をかけられたじろぐKABEくんの背景はたぶんこのあたり。

KABEくんの背景に描かれてた建物これっぽい。(よく見つけたな)

⑥千鳩児童遊園地

⑤の高架をくぐった反対側は住宅地になっています。その中にある公園です。
5話でコインランドリーに向かうKABEくんが、胃痛により立ち止まるのがここ。

遊具や東屋の屋根の形、看板などがアニメとぴったり一致。
この公園から道路を挟んで反対側(つまり撮影地点の背後)には小学校があり、そこはアニメで改変されています。
小学校もあり、人通りの少ない住宅街……わたしも一歩間違うと不審者扱いされかねない。

8.登戸

KABEくんの地元は神奈川県川崎市登戸。実は原作には出てきていない、アニメオリジナルの設定です。(漫画の回想シーンでタイトルに「神奈川」が入った大会に出ていたので、神奈川出身なのは原作設定なのでしょう)

8話でKABEくんが地元に帰る場面があり、そこに出てきたのが登戸駅でした。また、過去の回想シーンでも周辺の風景が登場します。
作中の絵をたよりにGoogleマップとストリートビューで3日ほどかけて探し当てたときには謎の達成感に包まれました。

①登戸駅

代々木・千駄ヶ谷散策の後、隣の新宿駅から小田急線で約25分。
意外とすぐ帰れる地元。

駅前のロータリーもアニメと同じ!わたしには横断歩道の前できょろきょろしているKABEくんが見える!

②西側の南武線沿い

5話、KABEくんの高校時代の回想シーンに出てきた風景も見つけてしまいました。

河辺少年の通学路。俯いて歩く河辺くんの背景なので、アニメと同じこのアングルで撮ってみた。

この場所、アニメで黄色いラインの電車が走っていたので南武線の沿線というのはわかっていたが、背景の建物ここまでぴったり一致するとは……見つけたときにはひとりで感動していた。

その後のシーン、アニメでは手前から2番目のベージュ色のマンションの奥から河辺くんが曲がってくる。

この道路、アニメと違って実際には車の通りが多くてなかなか同じ角度で写真が撮れなかったので、そこだけちょっと残念。

③多摩川の小田急線高架下

すぐ上の写真の立ち位置から反対側を見たところ。
8話、自分探しで地元に帰ってきたKABEくんが歩いてくるシーンです。高校時代の親友・ササっちょ(佐々木くん)を探しています。
この高架下が、彼が高校時代に友達とサイファーしていた思い出の場所。

アニメでは画面の右側に空き地があって、そこでサイファーしていたけど、実際は土手を挟んで駐車場や住宅地になっています。

久しぶりのサイファーを終えたKABEくんとササっちょが並んで腰を下ろし語らう、大好きなシーン。背景の建物がぴったり一致。

「今の俺じゃ赤兎馬さんに勝てない……」と呟くKABEくんを、「かっこ悪くてもお前はお前」「お前はいつだって俺の誇りさ」「自信持って生きろ、KABE太人!」と一つも韻を踏んでいないラップで励ますササっちょ、めちゃめちゃいい奴。

写真では雨が降り出す直前でどんよりしていますが、アニメでは綺麗な夕焼け。
並んで多摩川を眺める親友2人の後ろ姿が尊いのです。

9.おわりに

以上、今回の『パリピ孔明』聖地巡礼は終わりです。
行こうと思っていた場所はほぼ回れて、非常に充実した楽しい旅になりました。
1人でも楽しい、いや、1人だからこそできる楽しみ方かもしれません。

アニメを見ていて、他にも実在しそうなシーンがいくつかあったのですが、見つけきれませんでした。それがちょっと心残り。
また、時間的に余裕がなくて行けなかった六本木などの聖地もあります。それらは次の機会にぜひコンプリートしたいと思います。


後日コンプリートした補完編はこちら↓


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