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輸入CDの紙ジャケットに思う

先月末に注文しておいた大好きなバンドのCDがやっと届いた。
カナダのバンド、Billy Talentの新譜『Crisis of Faith』
ついでにMystery Jetsというイギリスのバンドが昨年リリースした『A Billion Heartbeats』もまだ持っていなかったので一緒にお迎え。

ビリー・タレントもミステリー・ジェッツも、どちらも日本ではあまり馴染みがないバンドかと思う。
昔は大手レコード会社の洋楽部門から国内盤も出ていたのだけど、近年は取り扱われなくなってしまった。バンドがインディーズ化したり、契約先が切れたり、あとやはりコストの面などいろいろ事情があるのだろう。よくわからないけど。

サブスク全盛の昨今でもわたしはやっぱりカタチとして手元に持っておきたい。なので、好きなアーティストならばCDは買う派。
しかし、こういった日本でマイナーなアーティストのCDが欲しい時には、Amazonなどで海外のレコード店からお取り寄せするしかない。海を越えてやってくるので、手元に届くまでに時間もかなりかかる。ちょっと不便だなぁと思いつつ、でも個人で気軽に海外から買えるっていい時代だよなぁとも思いつつ。
買ったら買ったでPC→iPhoneに落として、あとはそっちで聴くのだけども……

最近、特に輸入盤のCDって、紙のジャケットが殆ど。わたしが買うアーティストが紙ジャケしか作ってないだけなのかもしれないが。

昔はあまり好きではなかった、紙ジャケ。特に紙のスリーブに直接CDが入っているものはCDに傷が付きそうで嫌だなぁと思っていた。それに、ラックに並べたら背表紙が薄くてぱっと見なんのCDだか分からない。

でも最近あまりにも紙ジャケが多いので、だんだん気にならなくなってきた。どのみち、PCなどに落としたらもう取り出さないもの。取り出さなければディスクに傷が付くこともない。

単純に紙の素材感も好きになってきた。なんだかあったかみがあるというか、手に馴染む。それに、やはり保管する時に嵩張らない!アートワークも楽しかったりする。
こうして挙げていくと、紙のジャケットにもいいところはたくさんあるんだな。

紙ジャケってもともと、アナログ盤(レコード)時代の名残とか、リバイバルみたいなところもあるようで。
昔のアナログ盤をデジタルリマスターでリリースする時に、ジャケットも同じように紙で再現したりとかもある。
だからなんだか温かみというか、懐かしみというか、ノスタルジーのようなものを感じてしまうのかもしれないな。

ただ、Amazonなんかで海外のショップから買う時って、日本のお店ような丁寧さはいまひとつな気がするのがちょっと残念。
以前購入した紙ジャケのCDは、「丁寧に」フィルムでがっちりぐるぐる巻きに梱包してくださっていて、取り出した時には潰れて背に折り目がついてしまっていた……
今回買ったショップはそんなこともなく、とても良い状態で届いたのでよかった。

輸入盤にはもちろん対訳もついていないので、歌詞も自力で頑張って訳すしかない……英語力がガタ落ちしている自分にはなかなか根気のいる作業。そのうちリハビリがてら、こちらでも自分でやってみた和訳を載せようかと考えているところである。

さて。今回買った2枚はこれからじっくり聴き込みたい。
そのBilly TalentやMystery Jetsの詳細やおすすめ曲などについては、次回以降にまたいろいろと書いていきたいと思う。


↓今回登場したバンドです。

Billy Talent (ビリー・タレント)


Mystery Jets (ミステリー・ジェッツ)


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