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ブックハンティングはいつも。――Book hunting

 調べてみると、「ブックハンティング」というのはどうやら大学生が図書館に置く本を探しに行くイベントらしかったのだけれど、それなら、自分が読みたい本を探しに行くのはそう呼ばないのかなと思いつつ、でもきっとこれってやっぱりハンティングだろうなと思う。

貧乏性と節約生活と期限が無いと読み終えないという制約のある中で、ブックハンティングは行われるのだった。図書館の検索で探すことが多いが、たまには書店へ行って、読みたい本を探すのだが、そういう本を片っ端から買える身でも無いので、見つけたらまず、図書館の検索で探し、そこに所蔵されているとラッキーだ。おまけに予約がてんこ盛りになっていないとすぐにも手に入るわけだからほんとにラッキー。最近探して良かったのは、『ぼくはただ、物語を書きたかった。』(ラフィク・シャミ著)、『ポワロと私:デビッド・スーシェ自伝』(デビッド・スーシェ著)、『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら』(チョン・アウン著)だった。

 卒論の資料もほとんど図書館にお世話になって、図書館様様です。

 今年の初めに構想を立て、春に概要をまとめ、資料を集めて、大学の図書館を含めて五ヶ所の図書館で80冊ほどの資料を借りたり、複写したりさせていただきました。それもネットでのブックハンティング、本探しをした結果、出会えた本たちで、本当にありがたく、また面白く読みました。

 まだ卒論はとりあえずゴーサインが出たところで、完成するまでに新たな資料を読まねばならないが、前回の卒論(十年前だった)のように、終わりが近づくと寂しくなってきました。提出する場所があるって、幸せだな、とつくづく感じます。
  コツコツ書き直します。

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