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31歳ひとり暮らしの私が子宮筋腫の手術をする話④の2 症状の悪化等

こんにちは。こんばんは。はじめまして、ことりです。

今回は前回の続きです。

ルナベルULDを服薬して数年、ずっと症状は落ち着いていました。

そして去年、症状が急に変化した時のことを思い出して書いていきます。

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まず春のこと、経血の量が多くなり、3日程度だった期間が5~7日になるようになっていました。

処方してもらっていた医師にも相談しましたが、様子をみようとのこと。

夏頃、酷い日は1時間ナプキンがもたず、毎月のように服が汚れるためショーツを二重にしたり黒いパンツばかり履いたりするようになっていました。

そして8月の健康診断の血液検査で、初めて貧血でひっかかります。

二次検査をしてもらった内科で鉄剤を処方され、

産婦人科系の貧血だと思われるため、かかりつけの産婦人科に結果を持っていくように、と言われました。

いつもの産婦人科に行き、血液検査の結果を見せ、内科医に言われたことを話すと、

何の追加検査もないまま、

「鉄剤なんてのはサプリメントと同じなんだよ。飲んでも飲まなくてもいいんだから、わざわざ病院で処方しなくても市販ので十分なんだけどね。」

「まあ出してほしいならとりあえず一週間分出しとくけどね。」

と言われました。

この時、あれ?と思った自分の感覚を信じていればよかった。

そんなもんか、と自分に言い聞かせながら、出された鉄剤を一週間飲み、その後は市販の鉄剤サプリをルナベルULDと併用して続けていきます。


そして10月、今度は経血が止まらなくなり、ルナベルを飲んでいるにもかかわらず、2か月出血が続きました。

ここでまた、いつもの産婦人科の診察で相談したのですが、「たぶん筋腫の影響だろうね。ただ薬を変えても一緒だろうし、このまま様子をみるしかないよ。」と言われます。

もうここはダメだ。とこの時気付きました。

田舎である我が市には、婦人科の開業医が存在しません。私が通っていた開業医も、不妊治療を得意とする産婦人科。

いつもものすごく混んでいます。予約して行って、2~3時間待たされ、診察はいつも1分程度。内診がある日は5分程度。出産や妊娠を目的とする受診ではないので、仕方ないのか。

そう思い、同じ市内にある、比較的空いている産婦人科にセカンドオピニオンのつもりで受診しました。

ここでは内診されましたが、今度はこう言われました。

「薬変えても同じだし、まだ独身だから月経を完全に止めたり子宮とったりしないでしょ?様子見るしかないよ。これまで薬が効いてたんだろうけど、筋腫は年齢とともに大きくなるから、今後症状は悪化していくだけだよ。」

もうね、絶望。

打つ手は月経を止めるか子宮をとるか。それ以外だと、ずっと血が出続ける生活で、しかもどんどん悪化するって何なの?と。

その日は茫然として夜眠れず。本当は隣の市の、車で40分の場所の婦人科開業医の受診も考えていたのだけれど、2件目の産婦人科で言われた内容にショックで心が折れた。

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翌日、なぜかふと関東に住んでいる友達のことを思い出したのです。

原因不明の皮膚炎で悩み、最終的に漢方薬局にたどり着き、漢方で治療している子。

もうこの症状をどうにかしてくれるなら、漢方でもなんでもいい!

そう思って漢方でネット検索してみました。

すると、

なんと!我が県唯一の大学附属病院に漢方外来があるではありませんか。

そういえば、漢方で有名な県だった。

そしてなんとなんと!産婦人科専門の漢方外来もある!!

これだ!

ずっとかかっていた産婦人科に

「診察はいらないから大学附属病院の産婦人科の漢方外来に紹介状を書いてくれ」

と言って紹介状を書いてもらい、受診が決まりました。

家から車で3~40分かかるけれど、そんなことはどうでもいい。なんとかしてくれるかもしれない。期待と不安を胸に、予約をとったのです。


本当にこの時、漢方のことを思い出して、そしてこの大学附属病院に繋がることができて本当に良かったと、つくづく思います。

長くなったので、④の3に続きます。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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