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お薬を巡って激しい抗争

どうも。TOMです。

先週打ち合わせのために久々に都内に出たら、見事に風邪をもらってきてしまいました。。

喉の痛みから始まり、黄色い鼻水と痰が。。


私だけならいいのですが、残念ながら娘のまーちゃんにもうつしてしまったみたいで。。

まーちゃんも鼻水と咳が出るようになってしまった。

だって、3歳の娘に近寄らないなんて、現実的に難しい。

寝てても気がついたら私の布団の上にまーちゃん転がってくるし。。



ここで、ひと言。


まーちゃん、ホントごめん。。


反省。。。



そして、かかりつけのお医者さんに母娘で受診してきました。


幸い名前のつく風邪ではなく、ただの風邪だったのですが、(溶連菌とかヘルパンギーナとかじゃなかった)


まーちゃんはいつものアレルギーの薬、イチゴ味のする抗生剤、苦いけど効く咳の薬を処方され、

3つも粉薬を飲まないといけなくなりました。


お医者さんには

「苦いお薬はウイルスさんも大嫌いなんだ。だから、まーちゃんが頑張って苦いお薬を飲めば、ウイルスさんバイバイ出来るんだよ。頑張れるよね?」

と説得され、

「うん。頑張る。」

と、その場では答えたまーちゃん。


でも、お医者さんの言うことは聞けても親の言うことは素直になかなか聞けないようで。。

いつものアレルギーの薬はすんなり飲むのですが、イチゴ味の抗生剤と苦い咳の薬は断固拒否。

TOM「お薬飲もうか?」

まーちゃん「オノン(アレルギーの薬)だけ飲むー。」

TOM「いや。オノンだけじゃ風邪に効かないからさ。他のも飲まなきゃ。」

まーちゃん「やーや。」

TOM「どうして嫌なの?」

まーちゃん「にがいの、やーや。」

TOM「ピンクのは、イチゴ味みたいだよ?一気に飲み込めば大丈夫だよ。」

まーちゃん「ピンクの、やーや。」


目と口を閉じ、分かりやすい寝たふりw



このピンクの薬と苦い咳の薬は、2歳の時は嫌がらずに飲んでいた薬です。

2歳の時は飲めていたのに、今回久々に処方されたら、拒否するようになりました。


服薬ゼリーに包み、

TOM「ほら。ぶどうのゼリーだよ。」

まーちゃん「ぶどうのゼリーもやーや。」


まぁ、そうだよね。。

警戒心がもともと強いまーちゃんにゼリーだよー。アイスだよー。が通じる訳がありません。

初めて食べる焼き菓子さえ、警戒する子です。(マドレーヌとか)


TOM「お母さん、試しになめてみようか?…うん。イチゴ味だよ。そんなに苦くないよ?」

まーちゃん「イチゴ味、やーや!」

・・・寝室に逃げて行きました。


もう。こうなったら無理矢理飲ませるしかありません。。


TOM「まーちゃん。もうどうせ飲まなきゃいけないんだからさぁ。お母さんが無理矢理飲ませてもいいのね?」

まーちゃん「やーやー!」

TOM「飲んだら咳も止まって楽になるんだよ。頑張ろう!」

まーちゃん「やーやー!」


というやりとりを5回くらい繰り返したのち。。もう埒が明かない状態に。。



母親なんて、娘に嫌われてなんぼや。

私はこういう時いつも思います。


娘の風邪が治るなら、嫌われようが何だろうがいいのだ。しょうがないのだ。

究極を言えば、娘の命が助かるなら、私なんか死んでもいいのだ。

命がけで産んでるんだよ。こっちは。



いざ。格闘です。




飲めた!!!


こうして・・・粉薬の三分の一はベットにこぼしましたが、

なんとか飲ませることが出来ました。。


いやぁ。。疲れた。。こんな無理やり押さえつけて飲ませるやり方。

好ましいとは全く思ってません。


強制服薬を1日に朝昼晩3回も繰り返したら、、まーちゃんにとっては恐怖の時間でしかない。。

これじゃ、ただの薬への異常なまでのトラウマを生むだけだ。。



翌日、仕事の同僚にお薬拒否のことを相談したところ、

「うちの子はまだ2歳だから、ジュースだよー。って言って混ぜて飲ましてる。」

「うちは2人ともお薬好きだからなぁ。。」

「アイスに混ぜるのもだめ?」

「牛乳とコンフレークに混ぜて、食べさせたらいけたよ。」

「おままごとで使う小さいコップで飲ませたら機嫌よく飲んだ。」

などなど、色々な意見をもらいました。



いろんな意見はあるけど、今までジュース、アイス、服薬ゼリーと全て失敗してきていて、食べ物に混ぜる系はその食べ物まで嫌いになる可能性が否めない。。


まだ試してないのは、昔ながらのオブラートか??


ボンタンアメくらいしか、オブラートの知識がなかった私は、ネットで情報を調べました。


そこでオブラートと共に見つけたのが服薬用のカプセル。


ゼラチンで出来た空のカプセルで、この中に飲みにくい粉薬などを入れて飲む用のもののようです。


カプセルを4歳手前のまーちゃんが飲めるのか??でも、苦い味は防げるよね。

藁をもすがる勢いでドラックストアに買いに行き、店頭に置いてあった一番小さいサイズ(#2)を購入。(#3〜#5は何店舗探しても見つからなかった。。)


「喉に張り付くと危険。」「気管に入らないように、上を向いて飲ませるのではなく、顎を引いて水をたっぷりと一緒に飲ませるように。」


など、いろんな注意点を調べ、まずは自分が試してみることに。


粉薬をカプセルに詰め、水につけてから口に入れ、水をたっぷり一緒に飲む。


こりゃいい。全く味がしないし、水につけてからだと、喉に張り付かずスルッと入る。これなら、まーちゃんもいけるかも。。


その日の夜、夫のキーさんとも相談し、その方法を試してみることに。


必死で実演するTOM。

最初は

「お薬やーや!」

の1点張りだったまーちゃん。


でも、初めてみるカプセルへの好奇心の方が勝ったのか、

「飲んでみる。」と言うことに、


そして、水につけて口に入れ、

「たくさん水飲んで、ごっくんしてね!」


自分で飲めました!!


「すごい!!頑張ったね!」

「自分で飲めたね!すごいね。まーちゃん!」


無事、自分からお薬を飲めたまーちゃん。とても嬉しかったみたいで、

その後も

「まーちゃんね。今日とっても頑張ったの!」

と、嬉しそう。


「頑張ったから、チョコ食べていい??」


相変わらず、ちゃっかりさんw


「も〜。いいよ!ちゃんとあとで歯磨きしてね!」



そんなこんなで、我が家は1つ悩みを解決しました。

他人から見たら、小さな悩みだと思います。

でも、直面している本人たちの親としての悩みは結構大変なものです。


尚、4歳手前の子どもに対して、カプセルを飲ませるという対処法は賛否両論あるでしょうし、プロのお医者さんからしたらやめた方がいいと止められる方法かもしれません。

我が家では、考えうる方法を一通り試した後、やむなくこの方法を選択しました。そして、たまたま成功しました。


心配な方は、むやみに真似されないことをおすすめしますし、全て自己責任と捉えてください。


今回は我が家のお薬拒否のお話でした。

ではでは。




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