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野菜と人

食べ物や物が溢れてたり
物流や移動が早くなったりする中で
情報のスピードはその何十倍も上がったりしている

その中でわたしが選んで取り組んでいる生き方や仕事は
時代に合っていないかも知れないけど
気付いた人が気付いたことをやって行く中で
「早くてはいけないこと」が
見えて来るって思ってる

赤ちゃんは何時代に生まれても
赤ちゃんであって

成長過程の中で触れる
環境や関わりや文化などの違いによって
時代の恩恵を受けているだけで

赤ちゃんの発育発達は
いつの時代も変わらない

それと同じ様に
もしかしたら野菜もそうかもって
検証してることが
わたしの農業の目的なんですよね

茄子やトマト、オクラにピーマン
そして果樹
上へ上へと成長する途中で風に吹かれると
その都度木が曲がって中心がズレて
歪んだ形になっていきます
でも歪んだからって木はそこで諦めずに
歪んだ場所から自分の中心を決めて
また上へ上へと成長していき
個性的な親木へと仕上がっていく
そんな姿を見ていると

自分の意思では無く
外的要因から
考え方や生き方を変えなければいけくなった時
その人の中心はその時その時で動いて行く訳で
そのせいで
不恰好になったり、生産性が悪くなることもあるけど
それが人間で言う「個性」では無いかと
感じてるのです

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