2021年を振り返る
のがちょっと遅かった・・・
noteからこんなステキなお知らせがあったのを見逃していました。この数字が多いのか、少ないのかわかりませんが、続けてきたことはたしか。日本語教育について、日本語について考え、書き続けてきたこともたしか。とにかく1年をこんな形で振り返ることができるなんて、とってもうれしいです!
一歩遅かった感は否めませんが、大切なことなので書いておきたいと思います。以下、私がことあるごとに読み返している外山滋比古『思考の整理学』(筑摩書房)の抜粋です。
『まずは、気軽に書いてみればいい。書くことによってすこしずつ思考の整理が進む。何度も何度も書き直しをしているうちに、思考の昇華の方法もおのずから体得される。音読すると、考えが乱れているところは、読みつかえるからすぐわかる。思考はなるべく多くのチャンネルをくぐらせたほうが整理が進む』
これ、まさにその通りなのです。
私も書くことで、思考が整理され昇華されるのを毎回のように実感しています。そして、書き終わったあとに感じる暗いトンネルをサーッと通り抜けたようなあの爽快感。ドーパミン、大放出の瞬間ですね。これがまた中毒性があるんです。
コトハジメの投稿、今回でなんと60週連続ですっ!こうなってくると、もう止まれませんね〜。毎回の「XX回連続投稿、おめでとう!」のnoteのメッセージも私のモチベーションUPにつながっています。noteのいろんな仕掛けにまんまとやられ、勝手に鼓舞されています。もう思う壺ですよね。笑
ちょっと話は逸れます(いや、本業の日本語教育についてに戻ります)が、日本語の文型や表現の分析をするときは例文をたくさん出すようにしています。これは書き出すことで考えるスイッチが入るから。それらを考察し、文章にし、何度も推敲していくと、さらに思考が深まり、新たな発見や気づきが得られたりします。繰り返すことによって、日本語教師としての感度も確実に高まります。書くことで得られる効果は計りしれません。
書くことは面白く、あれこれ考えることは楽しい。もうメリットしかない。
外山先生がおっしゃるように、私も”創造的な”日本語教師でありたいと思います。そして、教育に携わる多くの人たちがそうあってほしいと心から思うのです。
遅ればせながらですが、この『2021年の記録』がなくならないように、しっかりここに記録しておきつつ、2022年もこれを励みに書き続けたいと思います。
それではみなさま、2022年もコトハジメを宜しくお願いします!
(Kazuko. W)
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