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現場で活躍していた人ほど陥りがちな落とし穴

『現場で活躍していた人ほど陥りがちな落とし穴』についてお話をします。結論から言うと『現場視点が強すぎるから』です。現場で活躍しているので書類や一次面接での評価は高く、最終面接まで通過することが多いです。ただ、最終面接で評価されず採用見送りとなってしまう。

『現場視点が強すぎる』ということは、今自分が担っているプロジェクト、業務、お客様に一生懸命に取り組んでいるが故に『なぜ今の環境は、最大限支援をしてくれないのか』、『会社組織の方向性と現場の乖離』と感じやすくなります。

ただ、考えてみてほしいのは今自分が取り組んでいることの個別最適解と会社全体での全体最適解というのは往々にしてズレます。個別最適解が事業や会社全体の課題解決の兆しであることは間違いないですが、本当に自分自身が組織長や経営者ならどんな判断をするか、今の経営者の判断と違うか、ということを一度考えてみるといいかと思います。

面接に話を戻すと、最終面接官(経営者や事業責任者)は「今の環境で成果を出しているし素晴らしい人材だけど、目線が低い」と思われます。当事者意識は強いがその視点が低いと判断されてしまいがちです。

新しい環境で一定の責任、マネジメントや事業を担うことを考えると経営者としては「どうなのかな…‥。」と思われるのはよくあります。

もちろんこれは年齢やこれまでの経験でみられます。年齢が若ければそれほど経営者視点は求められませんが、30代中盤くらいでベンチャーへ行くのであれば「すぐにマネージャーに!」というケースもあるので個別最適解だけではなく、経営全体を見てほしいと判断されます。

転職活動の面接で気をつけるべきことでもありますが、一方現職においても意識してみるといいかなと思うことは「自分が現場視点のみで個別最適解を考えていないか」「自分が組織長や経営者の観点に立った時その意見をいうか」という視点に立って自分自身の主張や意見を見直してみると、よりよい営業活動、転職活動ができると思います。

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