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職務要約、大事なポイント、これ3つ!

■職務要約で大切な3つのポイント!

前回お話した職務要約で大切なポイントは3つあります。
まず長さ。3行から6行にまとめてください。
2つ目は客観的な視点で書くということ。
3つ目は相手の気になるワードを盛り込んでいくという事です。

1、長さ

職務要約というのはこれまでのキャリアや業務経験を要約するパートです。よくある陥りがちなパターンが長く一生懸命まとめられているケースです。嘘のような話ですが、職務要約を48行も書いていた方がいました。こうなると要約ではないですし、人事も見る気になりません。またドキュメンテーションスキルが求められる職種の場合、『そもそもこの人要約力ないよね』と判断されてしまいます。できるだけコンパクトにまとめてみてください。

逆に1行でいいのかというと、それはそれでこれまでの経験がアピールできないので非常にもったいないことになります。

『職務要約』は相手に『自分の強みをこんな風に理解してくださいね』ということを一番初めに相手に伝えるためのものです。できれば3〜6行にまとめてみてください。

2、客観的に書く

よくあるケースが『自分はこんな想いを持ってやりました!!』、『自分はこういうポイントが大切だと思って〜』といったように書く方がいらっしゃいます。ですが、ここは『職務要約』のパートであって、
『自己PR』のパートではありません。

今までの経験に基づき自分を見てくださいと相手に提示するんですが、それを主観的に書くのではなく、経験や実績(数字)といった客観的なエピソードとして相手に伝えることが大切です。

3、面接官の気になるワードを盛り込む

最近、営業1年と経理3年の経験がある方と面談しました。この方は事業スタッフと営業職両方の職種で応募されていたんですが、人材を求めている企業が『営業職』として募集している場合と、『経理職』として募集している場合では、相手がほしいワードが全く違ってきます。

この方だと、営業職の場合『営業として短いながらどんな工夫をしたか』が職務要約の中心になります。逆に事業スタッフに応募する場合は『経理としてどんな事業視点を持って、どんな関わり方をしたのか』が中心になります。応募するポジションによって職務要約の内容は大きく変わってきます。

よくあるケースが、職務経歴書を作りそれをどの企業にも、どのポジションへの応募にも使い回すことです。人事もまず見に行くのは職務要約なので、必要なことだけをまとめ、それ以外は省くということを意識して取り組んでみてください。

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