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あいあむ あ がーる

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レディと少女の狭間で揺れる わたしたちは「おんなのこ」
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#小説

ショートショート130 「宇宙ガール」

「えー、皆様長らくのご搭乗お疲れ様です。当機は間も無く太陽系に差し掛かります。地球までの…

ショートショート115「ハートの元素」

「おぉぉ」  満天の星空。言葉としては知ってた、写真なんかでももちろん見たことはあるけど…

ショートショート97 「別れ路を進む」

 三月三日、今年も家族で車に乗って家から四十分ほどの神社にやってきた。  雛祭りを着物を…

ショートショート93 「River Girl, I will be...」

 青々とした樹木が茂る山に囲まれた場所。  山々を隔てる境界線のように、澄んだ川がサラサ…

ショートショート89 「イイオンナ」

 とある平日の黄昏時、いきつけと言うほど足しげく通っているわけではないが、仕事が早く片付…

ショートショート80 「おとなふりいだむ」

 小さい頃、大人はいいなぁって思ってた。  スキなお菓子を食べられるし、夜遅くまで起きて…

ショートショート73 「猫に逢える喫茶店」

「喫茶七丁目」  立地をそのまま店名として掲げた少し変わった名前の喫茶店には、奇妙な噂話がある。この喫茶店では、死んだ猫とお話ができるらしい。  そんなことを言われても普通は信用しないだろうし、そんなことがこの世の中に起こるはずもない。  それでも私が今喫茶七丁目の椅子に座っているのは、去年いなくなってしまった猫に逢えるものなら逢ってみたいという気持ちがあったからなのかもしれないし、逢えるはずないけれどそういった噂のある場所に来てみて、突然いなくなってしまった愛猫との思

ショートショート41 「神様の引き算」

緩やかな弧を描く木造りの宇治橋を渡り、二つ目の大鳥居をくぐる。 瞬間、私の周りから音が消…

ショートショート34 「たまごなでしこ」

「女の子はね、たまごみたいでいるのがいいのよ。」 事あるごとに、お母さんにそう言われて育…

ショートショート 21 「写し鏡」

ジョン万次郎… 中学時代、教科書で初めてみた時、なんて歪な名前だろうと思った。 英名と和…

ショートショート20 「Tea Time」

「わかった、手だ!」 成美が ”ついに見つけた!” という様子で声を上げる。カフェに入って…

ショートショート13 「女子高生とネオン」

ひとりの女子高生が、学習塾での自習を終え、繁華街を駅に向かって歩いていた。色とりどりのネ…

ショートショート02 「キミのまる文字」

ー6月18日。 空気が水分を含み、不快な服みたく肌にまとわりつく。青空が恋しい天気が続く中…