嵐の夜よ 嵐の夜よ!【エミリ•ディキンスン#249】
独りの夜はもやもやする。もやもやどころか、どうしようもなく燃えだす。そこで『Wild nights』を訳してみたい。 Wild nights - Wild nights! Were I with thee Wild nigh…
そこにニューイングランド風【エミリ•ディキンスン#256】
生まれ故郷のことをどれだけ知っているだろうか。故郷に何があるか突き詰めて考えたことがあるだろうか。 東京は家を建てては壊し、人は入っては出てと、あらゆるものが移…
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怠けものの家庭婦人を葬れ!【エミリ•ディキンスン#187】
孤絶の詩人エミリ•ディキンスンが、普通の暮らしを葬り、自然と神と孤独をうたう隠遁へ踏みだすーその覚悟を示した詩である。まず原文を挙げよう。 How many times these…
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安息日に教会へ通う人もいますが【エミリ•ディキンスン#324】
安息日にどこに行き、何をすべきなのだろうか。アメリカ東部から遠く離れ、宗教色薄い日本人の私が、信仰告白をせず孤独を選んだ女性の心をなぜ知りたいか、改めて考えさせ…
太陽がどうのぼるか教えよう【エミリ•ディキンスン#318】
この世には拒んでも絶対にやってくるものが三つある。税金、NHK、そして加齢である。 NHKが税金かどうかはさておき、子どものうちは柔らかくて元気で無垢である。歳を取る…
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内的羅針盤を歩め!【エミリ•ディキンスン#792】
宗教のない者が宗教的作品をどう解釈するか。これに悩まされることがある。聖書で星はどんな意味があるか、道はどうか、歩みはどうかを調べる。調べても判断がつかないこと…
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