#井上和
自慢の弟は一番最後 13話
『146』
育成ドラフトで拾ってもらってからつけてきたこの背番号
特守で泥が染みたユニフォーム
これを着てきた期間は短かったけど、すごく名残惜しくなった
○○:...ありがとうございました
ロッカーにユニフォームを掲げ、深々と頭を下げる
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強化部:〇〇、ちょっといいか?
〇〇:...はいっ!
強化部:部長から話があるから、あそこの会議室へ行ってくれ
○○:わかりまし
自慢の弟は一番最後 18話
あやめはあのあとTV出演があるからと行ってしまった
一人ブルペン室に残された俺
"異性として意識しないの?"
あやめから言われた一言
ずーっと頭の中で反響している
意識してないわけないじゃないか
今までの人生で一番関わってきた異性だぞ
俺が今まで野球を頑張れてきたのは、和がいたから
でも姉だから、血の繋がった家族だから...
そう思ってきたのに...
パンパン
○○:...今は切
自慢の弟は一番最後 23話
5回表終了時 オ1ー1ソ
同点に追いついた後の5回裏
オリックスの打順は、7番の紅林選手
武田:ふぅ....
ビュ
カキーーン
和:くっ....
ツーベースヒット....
今まで好投を続けていた武田さん
だけど、5回に入ってから少しストライクとボールがはっきりわかるようになっていた
そして8番の若月さんにはフォアボール
0アウトの状況で、ランナーが1塁2塁
9番の安達選手はバン