見出し画像

読書録 幸福優位7つの法則

MBAを卒業をし、Noteの更新も途絶えてしまいましたが、せっかくなのでアウトプットの場として読書録をマイペースに更新していきたいな、と思い書いてみます。

MBAでは、最高のクラスメートと学び、グループミーティングで喧嘩をしたり、テスト前にみんなでひーひー言ったり、試験後はみんなでご飯に行ったり、緊張と弛緩のバランスがとてもよく刺激の良い心地よさを感じていました。一方、卒業後は日系企業に戻ったのですが、オンライン環境に慣れてしまい、本当にのんびり刺激ゼロな生活をしていました。

そんな際に、充実とは何か、という解説本が目に留まり、以下の本を購入し読んでみました。

著者のショーンエイカーはハーバード大学でポジティブ心理学を研究したその道の第一人者で、ジャンルでいえば自己啓発なのかもしれませんが、アカデミックな研究に裏付けられた精緻な内容となっています。ポジティブ心理学を学ぼうとしたきっかけとして、心理状況が平均以下の人(メンタルヘルス等)に関する人の研究は多くあることがあるが、平均以上のポジティブな人の研究が少ないため、という説明があり、そこに面白さを感じました。確かに自分はマイナス以下の事象にポイントを置きがちな気がしたからです。

本の作りは7つの法則が最初に列挙されており、事例と研究結果をそれぞれ法則別に記載がされています。特に印象に残ったエピソードは、習慣化に関する事例です。習慣化するにあたっては心理的負担を減らすことが重要で、ギターを練習したいのであればすぐに触れる場所に置くこと、朝運動をしたいのであればジャージを着て寝ること(朝の運動は幸福に連動している模様)が効果的である。一方、テレビ等受け身で粘着的な性質があるものは、あえてリモコンの電池を切るなど、活動を開始させることに対して手間をかけさせることで断ち切るとが重要としています。

その他の法則も実用的でなるほどなーと思うことがたくさんなので、是非手に取ってもらえたら良いのかな、と思います。


習慣化については自分にとってホットトピックで、最近なんでも習慣化して勉強時間を確保してきました。効果は絶大で、習慣化してしまえば、しないことが気持ち悪い、と思えるようにできています。

しかしながら、習慣化って本当に良いんだっけ、と最近思ってきています。将来の幸せのために運動だったり勉強をしていますが、それに取り憑かれており、自分の時間、というものが最近持てなくなってきている気がします。なんとなく、今を楽しめていない、というか。。

何事もバランスですが、ポジティブに物事を捉えつつ、自分にとって最適な方法を見つけていきたいな、と思っています・・!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?