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「フォントワークス株式会社 インビテーションカード」

こんにちは、現場の前田です。

今回は、フォントワークス株式会社さまのインビテーションカードをお手伝いさせていただきました。 デザインは、株式会社日本デザインセンター オンスクリーン制作室の関口裕さまによるものです。

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( デザインをされた関口さまから下記のコメントをいただきました!ありがとうございます )

関口裕さま : 
クライアントの本社移転にあたり、手渡しのインビテーションカードを少量制作したいとご相談をいただき、レーザープリンターではチープだしオフでは過剰と考え、箔押し・型押しでのカード制作を提案しました。

そのぶん白色度が高く厚い雪のような紙を変型判で使用。
赤・シルバー・パール箔の微妙な質感や圧の組み合わせも検証いただき、クライアントと一緒に立ち会って確認しながら、大変満足いく仕上がりにまとめていただけました。実際に使う人、実際に作る人と一緒に決められるというのはとてもありがたいことですね。

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裁ちぎりぎりに角度付きの箔押し文字、ヌキアワセで重なる大きなベタ箔&断ち落とし&中途半端な位置と角度、そして地味ながら、クライアントの特徴である伸びやかな明朝体を小サイズの箔押しで。箔の位置も版をまたいだりしています。

… 加工そのもののアピールが目的ではないのでデザインに派手さはないですが、それを汲んでいただき、難しい( むしろ嫌らしい仕様の ) 図案を何事もなかったかのように美しくご納品いただけました。

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クライアントには、 「 これは普通じゃないですからね! 」 と念押ししています、笑。素晴らしい仕事、ありがとうございました!

- Credit -

Design : 関口 裕(株式会社日本デザインセンター オンスクリーン制作室
Client : フォントワークス株式会社

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前田 :

インビテーションカードに使用した紙はスノーブル L判616kg。
使用した箔色は3種類です。住所の部分は銀消し24号箔、ロゴマークには透明箔LUMAFIN720REDとパール箔を使用しています。

ロゴマークに使用した透明の赤箔とパール箔の2色の箔は押し圧がそれぞれ異なっており、パール箔の押し圧の方を強めに押しています。また、この透明の赤箔とパール箔がピッタリと合うように見当合わせ( 箔の位置合わせ )を特に慎重に行なった上で加工しました。

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今回箔色を決定するにあたり、フォントワークス株式会社の原田さまや株式会社日本デザインセンターの関口さまが加工立ち会いのために弊社に足を運んでくださいました。

いくつか作成した箔の組み合わせのパターンの中から、どの組み合わせの箔色で加工をするか、また、押し圧の加減もお客様のご意見をうかがいながら仕様を決めていきました。

メタリックや顔料箔とはまた違った質感の透明の赤箔、そして異なる圧加減で押されたパール箔の光沢がロゴマークを引き立てています。
シンプルながら細部にこだわりを感じることのできるインビテーションカードです。


加工立ち会いは現場でお客様の声を直接聞くことのできる貴重な時間であり、加工に関することなどを実践的に勉強させていただける時間でもあります。

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原田さま、関口さまこの度はインビテーションカードのお手伝いをさせていただき、そしてコスモテックへ加工立ち会いに足を運んでいただきましてありがとうございました!


【 箔押し加工 】

有限会社コスモテック 現場リーダー 前田瑠璃
〒174-0041 東京都板橋区舟渡2-3-9
TEL:03-5916-8360 / FAX:03-5916-8362

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