見出し画像

コスモ女子がYouTubeに出演!月に詳しい3人が語る独特な視点

スカパーが放映するYoutube番組「独特な視点の客が集まるBAR」にコスモ女子が出演しました。
番組内ではBARのオーナーであるマキタスポーツさんが司会を務め、コスモ女子3人と、宇宙に詳しい三上丈晴さんを交え、月に関する謎や月でやってみたいことなどを語り合いました。以下内容のダイジェストをお伝えします。

【出演者】
バーのオーナー(マキタスポーツ:芸人・俳優)
常連(三上丈晴:学研のオカルト雑誌「ムー」編集長。宇宙や月、エイリアンに詳しい。)
コスモ女子(Ayami、AZUSA、ようっち)


宇宙コミュニティ「コスモ女子」とは?

▲ コスモ女子3人の自己紹介

まずは、私たちコスモ女子とは?ということで簡単に自己紹介をするところからスタートしました。

「宇宙を身近にをテーマとする女性中心の宇宙コミュニティ」という言葉に、マキタスポーツさんも、「女性中心の宇宙コミュニティ?」と初めて聞くようなリアクションでした。

確かにあまり聞きなれない言葉かもしれません。
ここ数年でコスモ女子をはじめ、ABlabや宙畑といった宇宙コミュニティがどんどん活動の幅を広げています。2024年にコスモ女子から独立した「アマチュア無線クラブ」というコミュニティから「人工衛星を打ち上げる予定」であることも紹介されていました。

「そんな大それたことできるの?!」

マキタスポーツさんも驚きの表情でした。
私も最初聞いたときは「ほんとに?」と感じていましたが、コスモ女子の活動を行う中でかなり現実味を帯びているなと思う今日この頃です。

動画の中で、あやみさんは「宇宙をより身近に感じてもらいたい、知識やお金がなくったってチャレンジできるんだということを感じてほしい」と、短いながらも日頃胸に秘めている気持ちを楽しそうに語っていました。

月を好きになった理由は?

▲ 月が好きな理由を話すコスモ女子・Ayamiさん

自己紹介が終わったところで、ここからは本題の「月」のお話です。

「この中でも特に月に詳しい人は誰?」

マキタスポーツさんは一番詳しい人に質問しようと思ったようですが、コスモ女子の3人からは、「全員ですね(笑)」と口をそろえて回答。仲良しな雰囲気が伝わる瞬間でした。

コスモ女子3名とも、「月を好きになった理由」はそれぞれでした。
あやみさんは、「宇宙や月ってわからないことだらけで神秘的なものであり、謎が詰まっていることが好き。鹿島建設と京都大学がコラボして宇宙で重力を創る研究をしたり、興味深いことがたくさんあります。」とこれからの宇宙業界の発展も見据えた理由がありました。

▲ 月が好きな理由を話すコスモ女子・AZUSAさん

あずささんからは「娘が「YouTuberになって宇宙旅行に行く」と言い出したので、どうやったら宇宙に関われるか考えました。
そこからさらに娘が「宇宙服を作って欲しい」っていうので、まずは月に詳しくなろうと思って、アパレル業界から月面探査車「YAOKI」を創る会社に転職しました。」とお子さんの夢を現実にするためにという、ママらしい理由を語っていました。

▲ 月が好きな理由を話すコスモ女子・ようっちさん

ようっちさんは「高校の時から宇宙が好きで天体観測をよくしていました。月面で使うルナクルーザーという乗り物をトヨタとJAXAが開発中していて、そういうのに興味があります。」と、自分が好きが転じて活動を始められて幅が広がった印象がありました。

コスモ女子に入った理由は人それぞれだなとわたしも思います。
宇宙に少しでも関心があればどんな方でも大歓迎な雰囲気が私も好きですね。また、日進月歩に進んでいる宇宙開発に関する技術や、宇宙に関する謎を語り合うだけで、何時間でも話せてしまうのがコスモ女子のいいところです。

月はどうしてできたのか?宇宙全体の成り立ちから考える

各々が月を好きな理由を聞いた後は、より詳しく月についてトークセッションが始まりました。

「そもそも月の成り立ちって何?夜空にあるものっていうイメージしかないんだけど」

私も成り立ちまでは知りませんでしたが、まずはあやみさんから答えていただきました。

「私が信じているのは、月と地球は一緒にできて、地球ができた時のクズでできている説です。月と地球は同じ素材でできているかもしれないですね。」

所説あるなかでも面白い説だなと感じました。マキタスポーツさんは「豆腐とオカラみたいな?」とい表現をしてくださいました(笑)

あずささんやようっちさんは、「元々一個の物体があって、隕石が飛んできて割れた説」や「太陽系、惑星同士動いていて惑星同士も入れ替わる中で運命的に出会ったのが地球と月」といった説をお話されており、3者3様の月の誕生についての説に私も興味深々でした。

▲ 月の成り立ちについて話す三上編集長

ここで三上さんの登場です。

「今までガス円盤説というのが定説だったんですが、どうシミュレーションしても再現できないので間違っていると思います。太陽系や惑星がどう出来たのか全く分かっていないですね。もしあるとすれば、他人説。どこからか飛んできて、地球の衛星軌道上に乗ったという感じにね。成分が全く違うので太陽系の外から来たのか、中から来たのか分かりませんが。例えば、木星の衛星エウロパは月とほぼ同じ大きさなんですよね。」

ガス円盤説や他人説など三上さんの知識の幅広さと熱意に、マキタスポーツさんも「ちょっと怒ってるのはわかった(笑)」とその場を和ませる雰囲気で話を進めてくださっていました。

月の見え方にも諸説あり!未知なことだからこそ面白い

続いては「月の見え方について」の話題。
以前コスモ女子でも、月の模様がなぜいつも同じように見えるのかという記事を書きました。

「季節によって、月面にxとかloveとかが書いてあるように見えることがあって、それが楽しいんです。月が季節によって若干傾いたり、太陽の陰によって微妙に見え方が違うので。」
ようっちさんの月の見方にはロマンがあるなと感じました。

それに付随して、あやみさんから「月には表と裏があって。その裏側に何があるか、想像すると楽しいですね。」と1言。
これにもマキタスポーツさんも口を開かずにはいられないようでした。

▲ 月の裏と表について

「月って表と裏があるんですか?」

私もマキタスポーツさんと同じ疑問を抱きました。
どこからが表でどこからが裏なのか。

これに対し三上さんから興味を引く回答がありました。
「黒いシミ(月の海)が沢山ある方が表、いっぽう、月の裏側には黒いシミがほとんどない、クレーターも多い。地球の公転周期と月の公転周期が一緒で、常に1つの面しか見えない。

また、月の海にはクレーターがありません。
ということは、隕石が衝突していないので、新しくできた部分だと考えられます。アポロの宇宙探査機が周回したとき、月の海のところでガクンと落ちたんですよね。つまり重力が働いていて、質量の多い重金属なのではないか、と言われていますが、重金属が表面にあるのはふつうはあり得ません。この辺がよくわかっていないところですね。重いから地球の引力に引っ張られて常に表を向いています。『起き上がり小法師』みたいなもので、重たい方が地球に向いている感じですね。」

ようっちさんも補足してくださいましたが、いわゆる「ハンマー投げ」に似ているそうです。選手を中心にして、球は同じ面を向いて回っているということでした。

人類に最も身近な惑星「月」ですが、その誕生は未だ謎に包まれていて、わからないことだらけです。それを親子や恋人みたいに置き換えて、妄想するのも楽しいですよね。コスモ女子が集まると、だいたいそういう会話をしています(笑)

月に行ってやりたいことは?不可能だと思えた現実が目の前に!

▲ 月に行ってやりたいことで盛り上がるコスモ女子

月のことを知ることができたので、ここからは「月に行って何をしたいか」という話題にうつっていきます。

月に行って何をしたいですか?

マキタスポーツさんのシンプルな質問でしたが、
この質問に、あやみさんからは意外な情報とともに面白い話が聞けました。

「シンプルに行ってみたいですね。好奇心で。どんな景色があるのか見てみたい。AyamiとAZUSAは月に土地を持っていて、隣同士の区画で、サッカーコート1面分ぐらいの大きさで2,800円。月にある自分の土地に行ってみたいですね。自分の土地だから、xでもloveでもなんでも書けるし(笑)
月の土地を買うのは意外と簡単で、調べればすぐ出てきますよ。火星も木星もあるんです。」

そもそも月の土地を買おうという発想に至らなかったのと、意外な安さに私も買ってみたくなりました。
マキタスポーツさんさんも、「私の奥さんは月を見るのが好きなんで、結婚記念日に月をプレゼントするのもありですね!」と会場一同が笑いに包まれる瞬間でした。

▲ 月に住むことについて話すコスモ女子・ようっちさん

またようっちさんからは別の視点で語られていました。
「2040年にはムーンベースに1000人ぐらいが住む予定で、そこでどういうものを食べるか、どんな農作物ができるか、コスモ女子勉強会で調べて発表したんです。月の表面のレゴリスで農作物を作ったり、バイオリアクターで作ったり、ユーグレナを培養したりとか、3Dプリンターでステーキを作ったりもできます。」

月に住む時代がくるなんて、数年前では想像もできなかったことです。
ただ不思議なことに、コスモ女子で活動していると、なんだか本当に月にも住んでしまうのではないかと感じます。
それくらい、みんな手探りながらも楽しみながらアイディアを出し合っているからだと思います。

そして、マキタスポーツさんから素朴な疑問が生まれます。

「そもそも、なんでアポロ計画依頼何十年も月に行かなかったんですか?」

確かにアポロ11号が月に行ったのは数十年前の話。
これだけ技術が発展し、衛星やロケットが打ちあがる中でどうして月にいった報告がないのか、私も気になりました。

これに対し三上さんは、
「それは、エイリアンが来るなと言っているからですね。人類が月面着陸した時に、エイリアンを見ていると言われています。エイリアンがこれ以上くるなと言っているようで。
ただ、今アルテミス計画が始動して月に行くことを決めたのは、NASAが腹を括った感じですね。アメリカは地球外知的生命体がいることを公式に認めましたし。正体はわかっていません、地球外知的生命体がいる前提で調査機関を統合しました。」とおっしゃっていました。

私もコスモ女子としては、いつか月に行き、月の自分の土地に看板を立てて記念撮影をしたいです。(笑)私がもし月でエイリアンに会ったら、怖いので遠くから観察して写真に納めるかもしれません。

これからの宇宙・月という分野の発展について

▲ これからの宇宙について語るコスモ女子

さて、終盤では宇宙産業の将来について。

「アルテミス計画に期待することは?」というマキタスポーツさんからの質問に対し、コスモ女子のみなさんがすぐに語ってくれました。

「今地球にある産業が全部宇宙に行くとも言われています。エンタメも食事もファッションも。カップ麺を作る技術とか、地球に還元できるものもあって、地球と宇宙で相互に発展できます。

「アポロが本当に月面着陸したのかという不信感もありますよね。行ってみて本当だったのか確かめてみたいし足跡とか見てみたいですね。」

「私が月に行ったら望遠鏡で天体観測してみたいですね。月には大気がないから、地球から見えないものが見えるかもしれないですし、遠くの宇宙や細かい惑星が見えるかもしれない。あとはルナクルーズに乗りたいですね。中で宇宙服を着なくていいし、普通の恰好で、2人の人間が30日間生活できるような乗り物があります。」

コスモ女子のそれぞれが描く宇宙の将来への期待が聞ける瞬間でした。
どれも現実になりそうなことなので終始ワクワクが止まりませんでした。

「もしかしたら月の裏側で、何とか飯店みたいな中華料理店ができて鍋振ってるかもしれないね。」マキタスポーツさんは最後まで話題を面白おかしく場を回してくださっていました(笑)

まとめ

今回、身近なコスモ女子メンバーがYoutubeに出演しました。
いつも顔を合わせているメンバーだからこそ、「私もYoutubeにでれるかも?!」という違う期待を抱きながら、改めてコスモ女子の仲のよさを実感した1時間半の動画でした。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

◆コスモ女子とは?

『宇宙を身近な存在に』をテーマに活動している女性コミュニティです。
勉強会やイベントを毎月開催。
星や天体の楽しみ方から、宇宙旅行・教育・宇宙ビジネスまで幅広いテーマで開催しています。
\世界初!/女性中心のチームでの衛星打ち上げPJを発足中!(2024年度中打ち上げ予定)

◆コスモ女子公式SNS

Twitter
Instagram
Facebook

◆コスモ女子会員になるには?

オンラインにて個別説明後、会員になるかをご検討いただく形となります。
コスモ女子の各種イベントや今後の活動に関して、さらに知っていただく時間です♪
ご興味のある方は、公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
まずはコスモ女子について知りたい!というご連絡も大歓迎です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?