【中秋の名月の軌道?】太陽の軌道は夏は高く、冬は低い。月の軌道はわかる?
コスモ女子ライターのアンです。
夏が終わり、本格的に秋になってきましたね。
真夏!という肌に対して攻撃的な日差しがだんだん弱くなり、過ごしやすい日が増えてきたので、ふと秋の訪れを感じました。
さて、今回のテーマは秋についてではなく、「月の軌道」についてです。
みなさん、月の軌道について、意識したことありますか?(たぶんほとんどないと思います笑)
「冬の月は高い」なんて言葉がありますが、いまの季節、月はどの辺を通っているのでしょう。
太陽の軌道は、なんとなくご存知の方も多いかな?
夏至に一番高い軌道を通り、冬至に一番低い軌道を通ります。
夏至と冬至の間の春分&秋分はその丁度真ん中です。
わたしの感覚では夏の太陽は真上まで上がる、という印象。
イメージ図はこちら!
図のような軌道を太陽は通り、すごくわかりやすいのですが、月の場合はそうは行きません。
太陽と同じように季節で変化する上に、満ち欠けの状態で変わります!
例えば、夏至と冬至の日を比べてみましょう。
夏の満月は、実は軌道が低く、見える時間も短いんですね。
月の軌道を覚える最初のポイントは、
ということ!
春分と秋分の動きも追加して、表にまとめてみました。
(満月/新月の動きに注目です!)
月は同じ季節でも満ち欠けの状態によって、軌道が違います!
余談ですが、リスト内の
左半月=下弦の月
右半月=上弦の月
なのですが、漫画『鬼滅の刃』(集英社)のおかげで上弦/下弦は有名になりましたね。
簡単に、月の動きについておさらいしますと、
月は約1ヶ月(29.53日)周期で
→満月 →左半月(下弦の月) →新月 →右半月(上弦の月) →満月
と変わっていきます。
イメージ図はこちら。
出典:中学理科のまとめ
■月の満ち欠け(=月の公転)
■地球の公転
■地球の自転
■地軸の傾き
を頭の中で整理して、立体で想像できると月の軌道についての「あぁ、なるほど!!!」と、アハ体験ができるのですが、それがいきなりできる人は超天才ですね。
わたしは、ガチャガチャのカプセルを月と地球に見立てて、「夏は地球の位置はここで、上弦の月だとこへんかな」みたいに、あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返して、やっとイメージができてきました。
自由研究にピッタリの課題と思いますので、ネタにお悩みの方はぜひお試しください。
というわけで、中秋の名月と言われる9-10月あたりの満月は、3-4月の太陽と同じ軌道になるので、丁度春分の太陽くらいの軌道ですね。
つまり、中秋の名月は(高くもなく低くもない、丁度)真ん中くらいを通るということです。
【まとめ】
今日は、季節と満ち欠けの状態を考えながら月を見てみたいと思います。
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