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【コスモ女子イベントレポート】カイロスロケットの打ち上げをコスモ女子アマチュア無線クラブ保有の地上局から見守る

2024年3月9日に開催されたロケット「カイロス」初号機打ち上げのパブリックビューイングにコスモ女子アマチュア無線クラブの地上局から参加しました!
今回のイベントは日本初の民間ロケット射場「スペースポート紀伊」から第一号ロケットが打ちあがるということで開催されたものでした。

民間企業がロケットを打ち上げることの意義


ロケット発射場

これまでのロケット発射場は内閣府やJAXA管轄で設立されていたのですが、今回は民間企業が建設。これを機に多くの企業が参画していく道筋ができると思うと、今後のスペースポート事業への期待で胸がいっぱいになります。

今回打上げを発表した和歌山県串本町のスペースポートをはじめ、「一般社団法人 Space Port Japan」には北は北海道、南は鹿児島県に至るまでの14地域が加盟しており、今後も良いニュースが期待できそうです。

また、今回の打ち上げは宇宙開発という分野で世界をリードする国に近づくきっかけにもなると考えています。2023年の各国のロケット打上げ回数はアメリカが113回、中国は64回に対して日本は3回でした。そこに、「2020年代中には年間20回の打ち上げを目指す」というスペースワンが登場してきたのです。

カイロスロケット
カイロスロケット(スペースワン社HPより)

「成功すれば日本は民間企業単独での衛星打ち上げに成功した数少ない国となる」とJAXA理事長の山川氏も述べており、宇宙開発において世界をリードする国となるために大きな意義を持つ打ち上げです。

コスモ女子が興味を持ったこと、当日レポート

衛星打上げ場の様子を上映

コスモ女子から発足した「コスモ女子アマチュア無線クラブ」は2024年に人工衛星を打ち上げます。
私たちの衛星打ち上げの前に、ロケットの打ち上げをリアルに体験してみたい!とコスモ女子副代表のあいさんは現地へ向かい、『パブリックビューイング会場にはコスモ女子アマチュア無線クラブの地上局を』と名乗りをあげました。

開催当日は、コスモ女子地上局からYoutubeを繋ぎながら参加者で応援しながら見ていました。
現地会場には5000人ほどの方がいらっしゃり、Youtubeの視聴者数も2万人ほどと、カイロスロケットの打ち上げへの注目度が高いことを実感しました。

打上げはロケットが着水する予定の海域に船が入ってしまったという理由で延期、13日に変更された打上げは、打上げ直後にロケットが爆発して民間初の打ち上げ場からの打上げは叶いませんでした。「失敗」という報道の文字を残念に感じることもありますが、次の成功に向けたデータが得られたということだと考えています。

まとめ

カイロスロケットPVをコスモ女子で撮影

今回の打ち上げでは日本初の成功とはなりませんでしたが、これまで以上にロケットの打ち上げを身近に感じることができました。
また、カイロスロケットに搭載された衛星にコスモ女子アマチュア無線クラブの人工衛星Emmaを重ね、「今年、宇宙に行くんだよな」と実感する時間にもなりました。

私たちコスモ女子は「宇宙業界へのキャリアを身近にすること」をテーマに、より多くの方が活躍できる場をつくるべく活動をしています。

女性中心のコミュニティが人工衛星を打ち上げることで、少しでも多くの方が宇宙を身近に感じるきっかけになればと、日々奮闘しています!

人工衛星打ち上げまでのストーリーは下記noteにもまとめているのでぜひご覧ください。
https://note.com/cosmosgirl_ham/m/m04fd0460c800

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