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グランハート(151~156)『「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!』


151.「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!①

並木良和さんをご存じでしょうか?
動画、雑誌、書籍、イベントなど、大活躍の方ですので、ファンの方々はもちろん、顔や名前を知っているという方々もたくさんいらっしゃると思います。
今回、noteの企画「人生を変えた一冊」で並木良和さんの「最適化の世界」をご紹介させていただきます。
後々ネタバレを含みます。小説ではないので大丈夫だと思いますが、フレッシュな気持ちで読んでみたいという方は、ここで一旦お別れです。
ぜひぜひ「最適化の世界」を読まれてくださいませ。ご本の中では「最適化とは何か」「最適化へとつながるコツ」などが丁寧に説明されています。
もう何かを探す必要はない!私は安心して日々を過ごせるようになりました。2023年、穏やかに健やかに。いい年になりそうです。

余談ですが、今回初めて出版書籍をご紹介させていただくに当たって著作権の侵害について調べたところ、大まかには「相手の利益になれば大丈夫」だそうです。(会社によっては厳しい所もあるので、注意は必要なようですが。)素敵な考え方ですよね。去年からブログを始めたのですが、相手を思いやるというのはブログでも同じなんだ、本当に大切なんだと、とても勉強になりました。そのため、表紙をきずな出版様からお借りしました。
よかったらお手に取ってみてくださいね。


152.「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!②

去年の10月、吉報が舞い込んできました。「ついに理想の家が見つかった!」
その方が以前、ゆくゆくはこういうお家に住みたい、というのを話してくださっていたので、その通りのお家が好条件で決まりそうだとお聞きして、なんだかワクワクしました!やはり思いは現実化するのだと!
そしてそういうお話を耳にするということは、自分にとってもいい流れに乗るお知らせだったりするので、ものすごくウキウキしました!

うちは現在借家に住んでいます。夫は転勤族のため、社宅や借り上げ社宅の制度を利用しています。家を買った後に転勤があると、単身赴任になったり、ピカピカのマイホームを借り上げ社宅として貸し出すことになったりするのを見て、それはちょっと‥‥どちらにも抵抗がありました。
だから転勤があれば気軽にどこへでも付いて行けるように、住まいは賃貸と決めていました。そのせいか、いつも赴任先の土地には「ちょっとお邪魔します」という気持ちでした。そして赴任した直後はバカンス気分で、観光客のように方言や気候、食文化の違いなどを楽しんでいました。めったに旅行に行くことのない私にとって、「観光地に住む」こと自体が非日常だったのです。
ところが、子供が大きくなるにつれて学校問題が出てきました。時期によっては単身赴任もせざるを得ないかもしれません。
そしてさらには同居問題。12年前、現在の場所への転勤が決まった時に、同時にこの二つの問題が重なってしまいました。幸い義父は自由な発想の人なので、早々に家を処分してこちらに付いて来てくれました。

こうなると私の願いはただ二つ。
「単身赴任がありませんように。」「スピリチュアルを探究し、物作りができますように。」  
もちろん、「家族の幸せ」といったベースがあってこそですが、私自身の正直な願いはこの二つでした。
あれから12年。何かしらはありましたが、おかげさまで無事に過ごすことができました。本当にありがたいことだと思います。
そしてそろそろ先が見えてきたこの時期に、あの吉報です。
「ついに理想の家が見つかった」
わあ、夢って叶うんだ!理想は現実になる!

でもなんだか・・あれ?私の夢って・・・?この先どこに住むの・・?
急に不安になってしまったのです。


153.「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!③

この12年、「単身赴任がありませんように。」「スピリチュアルを探究し、物作りができますように。」という思いでやってきました。幸い転勤はなく、スピリチュアルの探究もぼちぼち続けてこれました。
また、同居して10年位経った頃から、少しずつ義父の存在を受け入れることが出来るようになりました。自分でも驚きつつ、ホッとしています。

そしてそろそろ子育てもひと段落、この先夫婦二人の生活を考える時期にさしかかりました。これから残りの人生をどう暮らしていくのか・・・
その時期に舞い込んだ吉報です!私にもその流れが来ているというお知らせだと思いました。でもいざ考えてみると、自分の中は空っぽでした。
「・・・はて、私にとっての理想の家とは・・・?」
決して欲がないわけではありません。むしろ強欲です。でもその欲は「宇宙の真理を知りたい」「高次の波動を形にしたい」だとか、ちょっとズレたものばかりで・・

正直、焦りました。去年の9月の終わりから11月の初めの頃、ちょうどゴタゴタがいくつも重なっていた時期でした。そのどれもこれもが今までの自分を振り返るのにいい機会になって。
また落ち込んだ時に、今住んでいる町にもとても救われたので、「ここで地に足をつけて活動し、恩返しをしたい」と初めて今住んでいる土地に愛着を感じていました。
そうしたことが重なって、思い切ってあれこれやってみようと計画していた頃でした。
そうだ、私は私の最適解をこれから見つけよう!
やりたいことをやっていれば、きっと見つかるはずだ!

この時にはまだ「最適化とは何か」を本当にわかっていなかったのです・・


154.「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!④

並木良和さんの並木チャンネル(並木良和 / Namiki Channel - YouTube)でも「最適化」という言葉がよく出てきます。

私は聞き違えて「最適解」だと思っていました。だから、今年とにかくやりたいことをいろいろやっていれば、きっと自分がどうしたいのかわかるに違いない、「自分にとっての最適解を探そう!」と思い立ったのです。

なんとか無事に年越しできて、心にゆとりができた時に「そうだ、並木さんのご本を読んで、一度きちんと「最適解」を理解したい!」と思い立ちました。それが今回ご紹介させていただく『最適化の世界(きずな出版)』です。ものすごくわかりやすくて一気に読んでしまい、以前からの漠然とした疑問やモヤモヤがすっきりとしました。すごーい!!思いきって皆様にもご紹介したいと奮い立ちました。もしよかったら、ご一緒に!


※『』は引用文です。

まず、引き寄せの法則について説明されています。それがうまくいかない理由・・・イメージワークでも言えることなのですが、「果たして願望が本当に自分にとって適切に設定されているかどうか」という大問題について。
一方最適化の場合、真の願望はすでに潜在意識が知っているため、設定する必要がないのです!!これが一番の衝撃でした!

この「願望が適切に設定されているかどうか」というのが、とても結果を左右するのです。その願望が自分の真の願いでない場合、あるいは自分にとってあまり良くない場合も、叶わないことがあるのです。本書でも詳しく書かれていますが、実はイメージトレーニングのセミナーでも言われていたことでした。「もしワークをしても叶わないのなら、その方がいい場合がある」というのです。
本書の言葉では『ある意味では、それこそが「最適化」の結果だということもあります。』とあります。

もちろん、無理やりに実現させるということも可能なのでしょうが、私の場合、莫大な労力を費やして成果はちょっぴり。あるいは、これじゃなかった・・という徒労に終わることも。
自分が引き寄せるんだという、やりがいや面白さ、達成感はとてもあるのでつい夢中になるのですが、幸せに結び付くかといえばそうとは限らず、結局また次を探すの繰り返し。そうして私はある時期、迷い込んでしまったことがあります。

『人生で大切なのは、いまを楽しむことです。』という一文にハッとさせられました。私はついつい見たイメージに囚われ、いつも何かを探して心ここにあらず・・・先先探してばかりで、今を生きていなかったのではないかと思い当たったのです・・・言葉やイメージ、形を受け取るようになってからも、メモしては次の言葉やイメージ、作っては次の形と、まるで滝行のように流れてくるものを流している時期がありました。(いえ、何度か繰り返してきました・・)私個人としては面白くて夢中になりましたが、家族にとってそんな私はどうだったんだろう・・・
去年の9月の終わりから11月まで、ちょっと立ち止まることができて本当によかったです。

155.「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!⑤

『「引き寄せの法則」も「最適化」も宇宙の法則で、それは、厳然たる真実として、常に機能してきました。』とあります。
そういえば!!今までにも最適化していたことがありました!でもそれは労せずして手に入っていたり実現しているため、当たり前のように、また気づいてさえいなくて、ありがたみも感じていなかったりするのです・・

実は12年前、この借家との出会いもそうでした。下見の直前にちょうどいい物件が出たということで、案内する候補に急遽加えてくださったとの事でした。お家の中はリフォームしたばかりで、想定外の2階にもトイレがあって、スーパーやバス停にも近く、町内にはたくさん公園がありました。
単にラッキーと思っていただけでしたが、このお家のおかげで無事に12年間過ごすことができたのだと考えると、すでに12年前、同居と子育てに最適化していたことになります!

『ではなぜ今「最適化」なのかと言えば、それを僕たちが意識できるようになるのが今だからなのです。』という一文が心に刺さりました。
思い返してみると、けっこうその他にも大小ちょこちょこ最適化が身の回りに起きていました。ただ他のいろんなことに目を奪われ、気を取られて気づいておらず、または当たり前になっていました。でも、一つ気づくとあれもこれも・・・それこそ、叶わなかったことも、です!
ここに気づいた時、過去が一気に報われました。そして今こうしていられることにしみじみと感謝が湧いてきたのです。
吉報を知らせてくださった方に大感謝です!人生の後半を目前に、このことに向き合えて本当によかったです。
「ああ、よかった~ セーフ!」これでようやく、心置きなく人生の後半へと進んで行けます!


朝の散歩道、振り向くと散った花弁が道をピンクに染めて。咲いている山茶花や葉の繁った木にばかり目をとられていましたが、その足元にはもう散ったけれど、確かにかつては咲いていた証が。なんだか、過去に起きていた最適化を視覚化したかのようで、嬉しくなりました!


156.「最適化の世界」を読んだら気が楽になりました!⑥

では、より最適化の世界へと進んで行きましょう!

「最適化」は誰にでも起こるそうです!
『宇宙の法則に例外はないということです。』しびれますね!
また、とても大切な一文がこちらです。
『「最適化」は誰にでも起こるものですが、それには、そういう意識を、最適化の意識状態に変えていく必要があります。』
ここです!まずここを押さえておかないと、ただ夢想して待ち続けてしまうということになってしまいそうです。
『大事なのは「自分自身」とともにいること。自分自身と一致して存在する。リラックスしてそこに存在するだけ。これで、必要なことはすべて、形になっていきます。』ということです。

「最適化」の仕組み自体はとてもシンプルです。でも、自分自身がありのままの自分でいるかというと、これが意外とそうではない。ありのままの自分の上に、古い価値観や思い込み、トラウマなどがこびりついていたりします。それでちょっとこんがらがって、自分でややこしくしてしまっているんですよね・・・
本書では、並木さんが気の持ちよう、心のあり方、また最適化が起こり始めてからの行動などを丁寧に説明してくださっています。そしてその後に、「最適化」の意識状態になるためのエネルギーワークを教えてくださいます。

丁寧な説明を読んでいると、まるで並木さんと対話しているみたいです。
でも、並木さんは決して私達に無理強いするわけではありません。
『僕の言っていることを信じてくださいね、というのは一切ありません。だって信じるも信じないも、その人の自由ですから。そして、変わるも変わらないも、その人の自由なんです。』とおっしゃっています。
私は楽な方がいいので、最適化の世界へ行きたいです!
本当に素敵なご本でした。まさに私の人生を変えてくれた一冊です。
ありがとうございました。

駆け足で私が気になったポイントをご紹介してまいりましたが、言葉不足だらけです。つたない説明ですみません。
気になった方はぜひとも本書をお手に取ってみてくださいね。





























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