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【宇宙法則】新イデア論とは?

四柱推命鑑定士Yです。

僕の鑑定では、新イデア論という考え方を採用しています。
プラトンのイデア論をベースに独自解釈したオリジナルの理論です。
なので、プラトンのイデア論とは言ってる事が異なってる部分がありますがご了承ください。

プラトンのイデア論について簡単に説明します。
よくある三角形の例え話です。

三角形とは内角の和が180度の図形です。
現実世界の三角形は一見、完全なものに見えますが、拡大すると原子レベルでは丸みをおびていて角ではなくなっています。

ただ、想像が出来るということは雛形があるはずだ。とプラトンは考えたのです。
その雛形が存在する世界をイデア界とし、雛形をイデアと呼んだのです。

整理すると、プラトンのイデア論は、現実世界は雛形であるイデアの写しであると言うことです。
建物や山や川にもイデアがあります。
また、正義や勇気や尊敬といった概念にもイデアがあります。

現実世界で認識できるものには全てイデアが存在しているからこそ、完璧な形ではなくても僕らは認識する際に「この形だ」とわかるのです。
下の図でも、不完全な三角形が並んでいますがこれらを「三角形」と認識できるのは、三角形のイデアがあるから。という考え方ですね。

僕の鑑定で使う新イデア論は、プラトンのイデア論とほぼ同じなのですが、現実世界の高いレイヤー(深いレイヤー)にイデアがあると捉えています。

現実世界を3次元(3D)
精神世界を4次元(4D)
(精神世界は切り分けると階層が細分化されるのでエーテル体〜コーザル体まで含む省略方式だと考えてください)
イデアを5次元(5D)
と設定しています。

りんごを見た時に、普通のりんごもかけたりんごも色違いのりんごも切ったりんごも「りんご」として捉えられるのは、そのリンゴ達を通して高い次元(深いレイヤー)にイデアのりんごを認識するからだと考えます。

そして、新イデア論ではイデアは「感性」でしか捉えられないとしています。
プラトンのイデア論とはここに差異がありますね。

イデアとは、雛形の元々の形のこと。
同じものを描いた作品でも胸を打たれるものとそうでないものとで違いが出てくるのは、美のイデアを捉えているレベルの差だと、新イデア論では認識します。
その「美しい」という感覚は感性のみでしか捉えられないと僕は思っています。

では美のイデアはどんな時に感じるのでしょうか?
僕は10年間本気でセールスマン・ビジネスマンとして、鬼になる為の努力をしてきました。
頑張りすぎた挙句疲弊してしまい、どうにもならなくなってしまった僕は、鬼になる為の修行をやめる決断をしました。

そして、大自然に触れる小旅行を友人とすることにしました。
その中で触れた大自然の完全調和した美しさに何度も言葉を失いました。
この感覚は社会人になる前のEarth感覚のみで生きていた時と同じような感動でした。

キャンプの帰りに寄った栃木県の滝近くにある森で、落雷で倒れた老いた大木の表面に沢山の新芽が芽吹いてました。
大木が場所を譲った為に、これまで影だった場所にいた草木に太陽が当たり木々が育ち始め、大木に芽吹く新芽達は大木のエネルギーを源にして新しい数百年後の大木になろうと生命を輝かせていました。

また、尾瀬では、湿地の水中に無数の生命が生態系を営んでいて、水と風と太陽の光を源にして、とてつもないパワーの景観を生み出していました。

自然界の完全調和の美しさが持つパワーは人間では表しきれないと身体に刻まれました。
そして感じた事は、「美しい」という事は「宇宙のイデア(完全調和のエネルギー)に近い」という事です。

詳しくはまた別で書きますが、このイデアを捉える力が養われていくと、一つの物事から汲み取れる情報量が膨大になります。
そして、自分にとって本当は不必要な情報もわかってきます。

僕たちは広告主のマーケティング戦略により、不必要な物を大量に買わされています。
「欲しい」と思わせる膨大なノイズに世界は満ち溢れていると言えます。

情報の精査ができるだけで、人生の回り道を避けることができます。
同じ景色が全く違う世界になる感覚ですので、是非必要な人に身につけてもらいたいと思っています。

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