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【コメント頂きました!】20代の最初は貯金が先?投資が先?

20代の最初は貯金が先?投資が先?
動画は以下リンクより
https://www.youtube.com/watch?v=ykYN15vtj2A

貯金が先か、投資が先か

ー20代の経済的余裕がない時期は、まずは貯蓄した方が良いのでしょうか、それとも少額でも投資をすべきでしょうか?
 一番最初は「地道にコツコツ、支出を抑えて貯金する」というのは間違いありません。ただし、問題は資産を蓄積するスピードです。10万円を1年間貯蓄しても、120万円にしかなりません。一方、5万円は貯金、5万円はリスクがあっても積立投資などをすると、身銭を切っている分、自然と経済の動向に敏感になる上投資の勉強にもなるので、結果的に得られるものが多くなります。実際に投資して、まずは実体経済に触れることが20代は大切です。
 もう少し詳しく説明すると、月に10万円の貯蓄をした場合、1000万円に到達するには8年以上かかりますし、ただお金が貯まるだけです。しかし、その内5万円を投資した場合、もしかしたら5年で貯められるかもしれないし、マイナスになるかもしれません。損をする可能性もありますが、それも含めてその経験が投資の勉強になります。
 失敗も経験してみないといけません。1000万円を貯めてから投資をし、そこで初めてマイナスを経験するようだとダメージが大きいです。恋愛と同じようなもので、初恋の時は免疫がないからダメージが大きかったですよね(笑)。投資ではそれをやってはいけません。
 投資する5万円は「マイナスにならなければ儲けもの」という気持ちで始めるといいでしょう。「誰かが言ってたから儲かりそうだ」という考え方ではなく、それを聞いたとしても自分で調べて、自分なりにどういう仮説で理由づけをして銘柄を買うのかを考えて投資の練習をしましょう。

ー例として、株価の変動に対して、穴澤社長ならどのような仮説を立てるのかお聞きしたいです。
 例えば、今なら(※2021年3月)コロナのワクチン摂取が始まっています。航空機などの株価が軒並み下がっていますが、これからワクチンが打たれて経済が回復すると、航空機の株価もまた上がるでしょう。JALやANAがありますが、JALの方が財務状況としては現金が潤沢にあるため、JALに投資します。その後恐らく1年くらいで世界経済が元に戻り、その時に利益を出せる、というような仮定を立てますね。
 このように自分で仮説を考えられるようになれば、5万円を投資した結果、4万円になってしまったとしてもすごくいい勉強になります。仮説を立てて「理由づけ」をすることで、もし負けた時も「なぜ負けたか」を分析できるからです。複利で回しやすいのが不動産投資というだけなので、幅広く投資について学ぶとよいでしょう。貯蓄の積み重ねでも資産形成はできますが、それは倹約家でしかありません。投資をしないと、投資家にはなれないのです。本だけ買って「ココが買い!」を鵜呑みにしたり、「Youtubeで見たから」「誰かがオススメしてるから」という根拠で株を買って、理由もわからずに失敗することのないように、自分で考えて投資をして学んでいきましょう。

1ヶ月1万円を◯に投資する

ー他に、自己投資をするなら何がよいでしょうか?
 書籍の購入をおすすめしますね。1ヶ月に1万円分ずつ買えば、相当知識が身につくでしょう。株に限らず、経済関係で興味のある範囲で構いません。私は今も月に5万円分ほど購入しています。ネットでも様々な情報を得られますがあやふやな情報も多いので、書籍にも投資をすることは大切です。

ー穴澤社長は若い頃から書籍に投資していたのですか?
 給料の低い19歳の頃から毎月3万円分の書籍を買っていました。そうするとばらばらだった知識が繋がり、どんどん理解できて物事がわかるようになっていくので、月3万円で得られる知識量を利回りとして考えたら、かなり良いと思います。一つのことを学ぶだけでは知識が偏ってしまいます。そのため、日本経済も世界経済も歴史も、様々なものを学びました。自分が興味をもったときにする勉強こそが本当の勉強です。少額で投資を始める、貯蓄もする、そして勉強もする。他の人より勉強をしないと、財は為せません。

動画版はこちら!
「穴澤勇人のMIQTV」
【コメント頂きました!】20代の最初は貯金が先?投資が先?
https://www.youtube.com/watch?v=ykYN15vtj2A

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