白杖使用者の冒険ーバスの案内放送
バスの次の停留所などの案内放送、非常に聞こえ辛いことがある。
個人的に、実はこういう時は運転手の方も愛想がよろしくはなかったりすることが多い…と感じているのだが(つまり、運転手さんが放送の音量を調節できるが、そこまで気を回しておられないのではという気がする)、本日は運転手さんがホスピタリティある態度で空席を教えてくれたり、それでも遠くの席へ行く難易度を超える気にはならず運転席の真後ろ(前方扉の真ん前)に座っていたら、降車駅を聞いて「ではその〇〇駅で前方扉あけますので、前から出て下さい」などとまで声をかけて下さったのだが、…なぜか案内放送が聞き取りづらい。
なぜだろう、と聞き耳を立てていると、どうやら、信号などで停車しエンジン音が薄くなった時、かなりしっかりした音量で聞こえる。
これが、もっと大きな音で放送が鳴っていたら、停車時の度になかなかにびっくりしてしまう。
どうやら、これは空調の影響だと判断。
本日は特に暑い日だった。
その分、恐らく車内の冷房を強く効かせているのだろう。
冷房とエンジン音が相まって、案内放送が更に聞こえにくくなっていたのだ。
ホスピタリティある運転手さんは、放送以外にその時のご自身の声でも次の駅名を言ったりしてくれるが(今日の運転手さんなどは、私が降りると言った駅の前で「まもなく〇〇駅です……(大通りへの曲がり角で)すみません、今正面が少し混雑していて止まっております。………まもなく発車致します。」などとまで。停留所では前方扉を開けてくれただけでなく、降りる手伝いに運転席を降りようとまでしてくれた。)、
この、放送を聞き取ることができない、という事態が起こるとき、なかなか気付かれにくいが、実は我々にとっては、かなりの死活問題である。
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