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幸せをもらたす居場所を見つける

赤の他人同士が共同生活をはじめる。
そのストーリーが何となく気になり、心惹かれ、映画『岬のマヨイガ』を観てきました。
どんなふうに絆を結んでいくのだろうと。

居場所を失ったユイとひよりは、岬の家でキワさんと一緒に暮らすうちに、自分の居場所を見つける。
血の繋がりはなくとも、心の繋がりで、人は家族になれる。そこに「故郷」がある。

「心の叫び」という言葉が私の印象に残りました。
人は感情を現わすことに迷いがある。
特に、ネガティブな感情には蓋をして、我慢して抑えることが多い。
私もその一人だと気づかされた。
それが心の叫びとなり、悲しみ、不安を増大させ、その人の心を支配していく。

迷いが、人を惑わすのだろうか。
迷いが、人をためらわせるのだろうか。
迷いが、人から勇気を奪うのだろうか。

心の叫びと向き合い、
本音を知り、
本音を選べたとき、
人は穏やかな心と平和な日常を取り戻すのだろう。
心が癒され、自分の大切な居場所を守れるのだろう。

遠野物語に出てくる不思議な存在たちに、私も会ってみたくなった。

迷った人を幸せにする伝説の家「マヨイガ」

誰にでも、
マヨイガは見つけられる。
自分の世界に招き入れることができる。
心からそれを望めば、現実になると思う。

自分の心に寄り添い、本音を選択し、
心地よい居場所で私も「いま」を生きたいと思う。


#エッセイ #映画感想文 #映画 #岬のマヨイガ #遠野物語 #居場所

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