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映画「ハリー・ポッター」 ~ホグワーツ・イン・ザ・スノーを楽しくする数秘術①

 映画「ハリー・ポッター」の舞台裏を再現したスタジオツアー東京で、11月9日からの期間限定イベント「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」が開催されます。あのホグワーツの幻想的なクリスマスシーンが再現されるなんて、これは見逃せませんよね~。そこで、ハリポタの世界を数倍楽しくする魔術師的視点をおさらいしましょう~😎


キングスクロス駅

 キングスクロス駅のプラットホーム9 3/4にまつわる情報を紹介しましょう。
 キングスクロス駅は、ロンドンでも最も利用客の多い駅。作者のローリングがここを選んだのは、両親がこの駅からスコットランドへ向う列車で出会ったからと語っています。この土地の伝承として、古代ブリテンの女王ブーディカ Boudicaが戦死したのがプラットホーム9番線あたりで、今でも亡霊が出るのだとか…。「ハリーポッター」初版の3年前に出版された児童文学「13番線ホームの秘密」でもキングスクロス駅は、異世界のポータルとして描かれています。特別なインスピレーションを与える場所のようですね。

 キングスクロス駅9番線からは、ケンブリッジ行きの列車が運行しています。20世紀初頭、オックスフォード大学やケンブリッジ大学の寄宿生のために、学期に合わせた特別列車が手配されることがありました。このような列車は「オックスブリッジ・エクスプレス」と呼ばれていたんですよ。

ホグワーツ・エクスプレス

ハリー・ポッター初版(1997年)

 ホグワーツ・エクスプレスは、新学期にあわせて1991年9月1日午前11時にキングスクロス駅を出発して、日没頃にホグスミード駅に到着したので、列車の旅はおおよそ9時間ではないかと言われています。数秘的な意味は9から10へ向う魔術完成へ向けた旅のはじまりで、ハリー・ポッター(11歳)の額の傷に象徴される救世主(99)としての役目を果たす宿命的な旅となります。
 
 列車番号の5972には意味はあるでしょうか。この車両はグレート・ウェスタン鉄道の機関車オルトンホールで、5972号のプレートは現役当時のまま使用されています。だからといって「意味はない」と言い切るのはつまらない。中央の「97」という数字は、ハリー・ポッター第1作めが出版された1997年に通じます。そして、初版本はホグワーツ・エクスプレスのイラストなんですよ。魔法のようなつながりを感じませんか?  そればかりか、きかんしゃトーマスとも不思議すぎるつながりがあるんですよ😉

魔法省のパスワード

 屋外にある電話ボックスを見逃さないでね。魔法省へ入る5ケタのパスワードを62442を入力しましょう。テンキーを見ると、電話の数字に対応するアルファベットがありますよね。62442は「マジック MAGIC」になります。これをフォンワード(Phoneword)といいます。児童文学だけにカワイイ暗号生成。でも、数秘的にはすべてを足すと18。獣の数字666に通じる数字でかわいくない~😈
 せっかくなんで、この方法を使って「ハロー HELLO」を数字に変換してみたり、自分の名前を数字にして遊んでみてね。

 ハリー・ポッターの考察記事を連載しています。映画記事委託も請け負っております😊


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