発達障害の診断が下りるきっかけになった大事件①
やっと、書ける精神状態とタイミングになったので記そうと思います。
このブログにも何度か「昨年末の事件がきっかけで・・」と内容に触れることができないままでしたが、それは私自身もとてもショックで、今も思い出すだけで苦しくなり泣きそうになってしまうからでっした、一種のトラウマになってしまったのだと思います。。
もし繊細(HSP)な方は驚き悲しむ内容かもしれませんのでご注意ください。
私は必ず定時で帰る(無理にでも帰らせられる)仕事をしているので、買い物をして帰らなければほぼ同じ時間18:40に帰宅できます。
娘はフリースクールを15:00に終わりだいたい帰宅が16:00です。
残念ながら友達とでかけることもほぼなく(約束をとりつけるまでのコミュニケーションがむずかしいのかもしれません、かといって強引に誘うこともあると思います。。)だいたい彼女はおやつを食べたり本を読んだり、お風呂を済ませたり、たまに家事(食器洗ったり)をして、つかの間の一人の自由時間を過ごしています。その日も、お風呂を済ませてパジャマ姿で待っていてくれました。
私は最寄り駅について歩きながら電話をかけました。今日は疲れてるかな、何食べたいかな、、と想いながらなんとなくふざけて
「株式会社おかあさんの〇〇と申します、いつもお世話になっております~」と電話してみると、、
「あぁ!いつもおせわになっております~」
「お忙しい所恐縮ですが、一点確認したいことがございまして・・」
「ああ、今トイレですがだいじょうぶでございます」
となぞの敬語で、すごいのってくれて、驚いて思わず爆笑してしまいました。普段なら低いトーンで「はいはい、なに?」とか「いまどこ?」そっけないか疲れてダルそうなのに。。
ポジティブな私は、てっきり今日きっと良いことがあってテンション高いのかな?なんか普通のコミュニケーションとれて嬉しくて、おもしろくて、
「ああ、私の娘最高かよ!」って、本当に喜んでいた。(能天気だったな涙)
「なにか買ってくー?何食べたいー?」
「なんでもいいよ!あるもので!」
なんと親孝行で優しい娘なんだ。幸せルンルンで帰宅。
すぐにごはんの用意を始めて
「パスタとかでいい~?」
「いいよ~♪」
本当ご機嫌だなあ、、なにかあったのか聞きたいなあ・・
「今日学校どうたったー?」
「おもしろかったよ!〇〇が〇〇で・・・」
めずらしくポジティブな受け答え!!それだけで嬉しかった。
「そっか楽しそうでよかったじゃん、次はさあ、〇〇を〇〇しちゃったりして~笑」めずらしく会話がいいリズムでキャッチボールした。
「そろそろパスタできるよー、机の上だいじょうぶ?」
ガタン!!!!
なにかがぶつかった音がしたけど、いつも娘は小さいころから電信柱にアニメのようにぶつかったり、毎日最低一回はどこかしらぶつける(とくに部屋が狭いのもあり)ので、またぶつかったかなあ・・と思い
「だいじょうぶそう~?」と換気扇がうるさい中、大き目な声で声をかけました。いつも直後に声をかけても痛すぎて悶絶して返事がないことが通常なので、『ああ、またタンスに小指的な痛いとこあたっちゃったかなー』なんてそのままパスタをお皿によそって、飲み物とフォークを用意して、机に運んだら、まだ机の横で死んだふり状態で横になっていました。
「パスタできたよーだいじょうぶ?どこかぶつけたのー?」
と机の上にパスタを置きました。
いまだにたまにある甘えん坊状態の『ママ―起こしてー』な空気が出てた気がしたので、
「ほら起きてー」と手を貸して起こしてあげたら
「え??うん。。」とじぶんでも驚いたように起き上がって椅子に座った。
私の分のお皿を取りに行ったり、フライパン洗っちゃってから食べよ。と洗っていたら今度は
バターン!ガシャ―――ン!!
『えー何事?なんか割れた?』
「ねえ大丈夫?なに割れたー?」と声をかけても返事なしおかしいと思って見に行くと床にパスタが散乱、また床に倒れていた。
「え?????なに??どうしたの??」理解不能で「??」
でも返事がない。
「え?なに?ふざけないで、どうしたの?」
え?返事ない
え??
顔は目をつぶってる、どこも怪我してない
え??
息してる?
してる。
肩をたたいて「〇〇ー(なまえ)??どうしたーー??」
こどものころに習った救急のやつ、肩を叩いて意識確認しなきゃととっさに思いだしやってみたけど返事なし。
『おいおいこれふざけてないやつだ。。』
急に母なる緊急モードになり(どうしようこんなの赤ちゃんのときぶりで、成長とともにこのモード発動しなくていいと思ってたのにと焦る)
「きもちわるいの?はきそう?」
ーー応答なし
どうしよう
もしかしたらご飯食べてつまったのかも。
赤ちゃんだったらひょいっと抱えて逆さまにできるけど、大人ってたしか抱きかかえてギュっておなか圧迫するんだっけ?(パニック)
とりあえず抱きかかえてみる、ぐにゃんと脱力、重いどうしようかかえきれない。トイレにつれていってみたら吐けるかな
どうしよう。
とりあえず移動してみたけど意識なさそう。
救急相談に電話。
そのまま救急車要請。
この間何分だったんだろう
「〇〇きこえる?」
「・・・う・・」
たまにうめき声のような声にならない音を発する。
大丈夫意識あるかないかのところだきっと大丈夫
「救急車よんだから、くるからね、だいじょうぶだから」
その間声をかけつづけた。。
5分もたたずに救急隊員到着
状況を説明。冷静にいようとしていたけど軽くパニックだったと思う。救急隊員さんの質問にひとつひとつ答えるのと思い出すのに精いっぱい。何時から意識ないか、何時にどうなったかと言われても時計見てなかったと思うし、みてたとしても覚えてない( ;;)
家が狭く、トイレのところまで担架が入らない。救急隊員さんが「〇〇さーん、救急隊員です、今から体かかえて担架まではこびますねー」といって二人がかりで運ばれていった。
とっさに、娘がパジャマなことに心配し、上着(パーカーとコート)と靴を用意した。そのとき娘のタンスの中に、見たこともないもの が入っていて「なんだこれは・・」と確認したかったがゆっくり見る時間もなく、でもとにかくこれはここに入れて置いたらだめだという思いが、瞬時に働き、それらを娘が絶対に見ない場所に隠した。
エレベーターでさがり外の空気を音で気づいたのか目が開いて
「え、、」と混乱していた
救急車の中で隊員さんと娘とのやりとりになった。
「きこえるー?なまえ言えるー?」
「え、ここなに」
「いまねえ、〇〇さん倒れてお母さんが救急車呼んできたんだよ、自分の名前言える?」
「〇〇〇〇です」(ろれつがまわってないが言えていた)
よかった( ;;)
安心と同時に救急車呼んですみませんと思いつつ、救急隊の方は意識は戻ってるけど念のためそのまま病院に運んだ方がいいという判断でそのまま病院へ。。近くの病院が満員で、隣の区の病院へ向かった。その間娘はパニックというか気まずそうな、もうしわけなさそうな表情と声で
「ママ・・なに・・どうしたの。。ママだいじょうぶ?」と私を心配したり
「ここなに?」と急に驚いていたり、意識が戻って安心したが様子がおかしくて頭でも打ったのかなととても心配だった。。
そのまま病室へと行ってしまい、ご家族の方はこちらでお待ちくださいと言われそのまま1時間くらい待合室で待った。その間、元夫に経緯を説明しながら冷静に戻ろうとした。。
『なかなか呼ばれない、何時からここにいるんだっけ。』
「すみません〇〇の家族のものですが、気づかなかっただけで呼ばれてたりしませんか?。。」
「えーっと。。まだ特に呼ばれてないですのでもうしばらくお待ちください。」
夜の救急で、家族の治療や診察を待つ人たち。。そのなかには赤ちゃん連れのお母さんもいて、『娘と救急にくるのは何回目だろう、、乳幼児の時に1回熱性けいれん、あとは小学生の時に2回か。。どれもいつも私一人で心配して待ってるなあ。。心細いのにも慣れたけど今夜のは本当に不意打ちだ。。』
そして呼ばれた。
「〇〇さん」
・・・②へ
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