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自閉症スペクトラムと鬱

昨年の11月に鬱と診断されて(ほかの精神科では統合失調症と診断された)で学校(在籍校ではなく区のフリースクール)を休ませることにしたのだが、2月の中旬頃より学校再開。2週間が過ぎたころに鬱の症状発動。。
「なにもしたくない」
「すべてがいや」
「誰とも話したくない」
「誰にも話しかけられたくない」

いままで鬱状態になってもフリースクールには義務感だったのか通っており、行きたくないということは体調不良のときでも一回も言ったことがなかったので、なにかいじめでもあったのか、人間関係のトラブルか?と勘ぐってしまったが送迎のときにお友達と話したり一緒に帰る様子があったのでそれはきっと違い、本人の心(脳疲労)の状態だと勝手に母診断。
それでもきっとなにか嫌なことがあっただけかもしれないと思い、
「いま、嫌なこと全部紙に書きだしてごらん」と紙に書いてもらった、やりやすい雰囲気にしたかったので私も同じように自分の最近の生活で嫌なことを書き出した。書き出したらそれらの反対のことを横に書いていく。
例えば、「学校にいくのがいや」➡「学校にいかない」
「手に出来た湿疹がいや」➡「湿疹を治すために保湿と薬を塗る」こんな要領で書いていく。この反対の文章は今の目標、日々のタスクとしてこなしていくことで嫌な気分が減るという寸法だ。
だがここですごいのがでてきたのだ。。。。

「寝るのが嫌」
「お風呂に入るのが嫌」

うーん。。。。

でもここまで始めてしまったからにはこれはだめじゃない?といえば興ざめで前向きになってくれない気がして私は「命にかかわることは目標にしないようにしてもいい?たぶん寝ないと体が疲れて病気になっちゃうし、お風呂入らないと湿疹も治りにくいと思うんだよね、、でも嫌なことはしてほしくないから、寝ないでほしいし、お風呂も入らないでほしい」

いつもなら「はやくおふろにはいりなさい」「はやくねなさい」と言っている私がこの文章を言葉にするなんて、自分で言っててすごいこと言ってるなとむずがゆいまま話した。

すると「うん、、おふろははいらなきゃいけないとおもう、、睡眠は、、一時間だけ寝る」と答えた。。!

それが2日前のことでそれ以来私は、朝起こすときに
「起きて!一時間以上寝ちゃってるよ!嫌な気持ちになっちゃうから寝ないで( ;∀;)」といって起こしている。いつもまだ寝たいとふとんにしがみつき、大人並みの体重の中学生を抱き起して起こすあの重労働から解放され、「あ!そうだった、わたし一時間だけ寝るって決めたんだった」という表情でサクッと起きてくれるようになった。

なんとも逆転の発想で、なんか逆方向に進んでいるような気がしていたが、この【嫌なことの反対をして嫌を少なくする作戦】はいまのところ価値があったと思った。

ちなみに私の嫌なことは
「あとまわしにする自分がいや」
「仕事が安定してないからいや」というものたちでした。
「すぐやる、考えないで行動。」
「はやくフリーランスとして自立できるように、怠けず努力して手あたり次第使えるもんは全部使いつくす」
という目標を掲げ今週を乗り切りたいと思います。

もしなにか今イヤな気持ちで悩んでいたら是非反対のことを全力でやってみてください、やらないよりは少しは気持ちが晴れるかもしれません。ものはためしでだまされたと思って!
私の好きな言葉は
Better than Nothing.
やらないよりマシ。


いま、娘は父親とブレインクリニックに行っていて家で仕事しながら待っているところです。治療で少しは気持ちが軽くなって帰ってきますように。

次の記事は「年末に起こった大事件」と「ブレインクリニックの最新治療」について書きたいと思います。
最後までよんでくださりありがとうございました。
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