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家を建てるということ⑴



こんにちは。 お掃除&お片付けアドバイザーのKYOUKOです。 私は1人で美装工事の職人をしながら、 新築のアドバイスをしたり、 整理収納アドバイザーや片付けの仕事をしたりしています。


家を建てるということ。それは、

●責任を持ってメンテナンスしていくこと
●長く住めるように設計すること
●そこに住む人のことを考えるということ

だと私は考えます。

工務店を選ぶのも、土地を決めるのも、間取りを決めるのも結局は自分。

では、建てた後は?そう、自分で維持していかなきゃいけない。



例えばメンテナンス。

え?こんなことまで?と思う人がいるかもしれないので一部ご紹介しておこう。


水切りの掃除

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この銀色の部分、ほとんどの家に見られるこの銀色の名前は、「水切り」という。

これ、けっこう大事で、蜘蛛の巣ができやすい場所は要注意。

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下から覗くとこんな風になっている。

このアミアミは非常に大事で、家を長持ちするために、床下の風通しをよくしている。

風通しが悪くなり、湿気がたまると、お察しのとおり、「シロアリ」が発生する。

もちろん新築時は最近どこでもシロアリ補償などついているし、建てた時に防虫工事もしている。

ちなみにシロアリ工事も掃除屋さんがやっていたりするのと、

シロアリの薬はめっっちゃ高い。参考までに知っておくと1ミリぐらいは役に立つかな?


なので、「水切り」の上だけではなく、裏っ側も年に一回掃除してあげてほしい。

今みたいな時期がちょうどいい。その年にもよるが、だいたいこの時期にクモの巣対策をしておくと、夏場がラクである。

それ以外にも、葉っぱや枯れ木などもこまめにはいてあげてほしい↓

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細かい場所はドライバーなどで↑土間に水はまくが、下からホースは当てないほうがいい。


あと、よく見られるのが「モノ」の置き場所。

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エアコンの室外機が離れているように、「水切り」から10センチ離れた場所にモノを置くようにすると、風通しがよくなり、床下環境に効果的。

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水切りメンテナンスまとめ
●クモの巣をとる
●葉っぱはく
●モノを10センチ離して置く


ぜひ暖かい日にやってみてくださいね!


このように、お金をかけなくても自分でメンテナンスすることができます。

住宅は、たとえ自分が建てたとしても、「お借りしている」ように暮らすといいとおもいます。

何言ってんだ!自分の金なのに!と思うかもしれませんが、「不動産」に住むには変わりないですよね。

もしかしたらローンが払えなくなるかもしれない。

実家に帰ることになった。など、人の移動の理由は様々です。

私たちが入る物件で、新しめの家があると、別の業者から聞きたくなくてもその理由を聞きます。離婚、転勤、死去、飽きたらしい←稀にある…実に様々。

きれいに住んでいた家は、直す箇所が少なくて済みます。

反対に、修繕費やモノ入れ替えにはお金がかかります。

「きれいに住む」のは、建てても借りても、自分のためになります。

毎日毎日掃除しないといけないわけではなく、水で濡れてそのままにしたり、モノだらけにして室内環境を悪化させたり、カビを放置したりせず、汚くなってしまったその時に必要な対処をしていくことが大事だと掃除屋は思っています。

…とかいってこんな記事を書いてる側から早速ドリンクをこぼしました。あちゃちゃちゃ…すぐ拭きます。

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あ、それ以前に汚くならないように暮らすコツを身に付けることも重要です。また細かく記事にしていきますね!

ではまた!



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