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詩的私的ーcosmic perfume「今に存在」

詩的私的ー「今に存在」

それらこれら

今に全て存在する

加害が生じるのは犠牲があり

犠牲がなければ加害は存在しない

加害したものが訪ねて

「なんでもないよ」と言える場所に癒える


やられたことだけじゃなくて

やったかもしれないという位置

そこにたどり着くことを

「禊(みそぎ)」という

そして静寂な統合の場所に値する

永遠に犠牲者ではない

永遠に加害者ではない

それが君がいつかの世界に入り込もうとも

それはある意味一種の例え話であり

今にそれは存在しているのだから

そうだね

一緒にその傷になった場所まで泳ごう

そしてちゃんと「傷にした場所」をみつけよう

もしくは

現時点で

私も同じことをしたかもしれないと

したくなる気持ちをどこかで想像してみよう

そして


その加害とした場所は

自ら気づくために発生させたものかもしれないし

同じ傷の元主だったかもしれない

そんな時

肚のそこから「優しいにおい」が上がってくるのを

君は今感じてる

過去世と君はいった

過ぎ去ったことにせずに今もなお

今こそ君にそれが存在していることを

逃げずにそこにいさせてくれた時

世界がまた広がる

世界は宇宙はずっとずっと広い そして深い

暗闇に埋まる星たちへ

ぶつかり合う星たちへ


photo @ _____onemu

@necco1221





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