【マイナポイント】実際の申請方法(Android編)
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
この記事では、マイナポイントの申請の流れを解説します。
Android編ですが、iPhoneユーザの方にも部分的に参考となれば幸いです。
自分は、今日の昼頃にマイナポイントの申請をしていました。
マイナポイントとは…
メリット : お買い物や交通費など利用額の25%が還元
対象者 : マイナンバーカードを所持している方
利用用途 : 交通系ICカードやQRコード決済、クレジットカードなど
例えば、1万円分の買い物をしたら2,500円分のポイントが還元されます。
ポイントの上限は、5,000円分(2万円以上を利用した場合)です。
「これはお得だ」
と思い、話を聞いてすぐに申請をしました。
しかし、案内通りにいかない部分が何箇所かあり、イラっとしました。
同じような箇所でつまづき、同じくイラっとしてしまう方がこれからも増加してしまうかもしれません。
この記事では、みなさんの未来の「イラっと」を少しでも低減するために、自分が実際に申請をして成功した方法を共有します。
この記事は、マイナンバーカードを既に所持している方を対象とします。
マイナンバーカードの申請方法は、他のサイトや記事をご覧ください。
はじめに
今回の条件は、以下の通りです。
申請に使う端末 : Xperia XZ Premium SO-04J
ポイントを利用するサービス : Suica × JRE POINT
自分が試したのは上記の1通りのみです。
端末やサービスは多種多様なので、この記事が完璧な形で参考になることは少ないと思います。
部分的であれ、この記事がみなさんの参考となれば幸いです。
この記事は、マイナポイントの申請をする際にストレスなく事が運ぶように手助けすることが主な目的です。
公式の案内通りに申請が上手くいけば、それが一番良いです。
自分のように、公式の案内通りでは上手くいかなかった方は、本記事を見て少しでも参考になれば幸いです。
今回、写真の右側に写っている、上部が青いパンフレットを参考にして申請しました。
恐らく、みなさんがお住まいの地域の役所などでも配布しているはずです。
同じパンフレットが、静岡市のホームページに掲載されていました。
iPhone版のパンフレットは、千葉市のホームページに掲載されていました。
これらを添付させていただきます。
Android版(掲載元:静岡市)
iOS(iPhone)版(掲載元:千葉市)
以降の記述内容は、このパンフレットの「補助資料」として見ていただけると助かります。
申請の流れ自体は、パンフレットを参照していただけるとありがたいです。
以降は、申請中につまづきそうなポイントに重点を置いて説明します。
NFCの設定
まず、パンフレットの案内に従って、マイナポイントアプリをインストールします。
マイナポイントの申請では、申請開始時と申請終了時の2回のタイミングでマイナンバーカードを読み取る必要があります。
スマートフォンでマイナンバーカードを読み取るには、NFCを使います。
NFCについての詳しい説明は割愛しますが、BluetoothやSuicaなどのようにかざすだけで通信が行える仕組みです。
マイナポイントの申請画面に行き、マイナンバーカード申込時に設定をした4桁のパスワードを入力して、読み取り画面に遷移します。
自分はパンフレットだけを見て申請しているので、ここで1つ目のトラブルが起きます。
「NFCの起動に失敗しました」
パスワードを入力して読み取り画面に遷移しようとしても、ポップアップでこのエラーメッセージが表示されて、遷移できません。
この場合は、端末のNFCリーダが無効となっている可能性が高いです。
Xperia XZ Premium SO-04Jの場合限定となりますが、画面付きでNFCリーダを有効にする手順をご案内します。
他の機種をご利用の方は、お手数ですがお使いの機種に沿ったNFCリーダの有効化の手順でお試しください。
1. ホーム画面を下方向にスライド、[設定]をタップ(写真:左)
2. [機器設定]をタップ(写真:中)
3. [接続の設定]をタップ(写真:右)
4. 下方向にスライドし、[NFC / おサイフケータイ設定]をタップ(写真:左)
5. [Reader/Writer, P2P]のボタンをタップし、有効にする(写真:中)
6. 画面上部に「N」のようなマークが表示されたら、設定完了(写真:右)
※[NFC / おサイフケータイ ロック]は、無効のままにしてください。
スマホの画面上部に「N」のようなマークが表示されていることを確認し、再度パスワードを入力すると成功しました!
これで無事、読み取り画面に遷移することができました。
カードの読み取り位置
読み取り画面に遷移できましたので、実際にカードを読み取ります。
公式のホームページによると、以下の通りに読み取ることがおススメされています。
また、トラブルが起きます。
「何度やってもカードが読み取れない」
少なくとも自分は、上記の案内通りでは上手くいきませんでした。
自分は位置をズラしながら試行錯誤した結果、端末の上部にカードを当てると反応することが分かりました。
自分は厚めのスマホカバーを使っているので、カバーを外してから読み取りをしました。
もしかしたら、外さなくても反応するかもしれません。
読み取り時の状況をパワポの簡素な図で表すと、以下のような形です。
公式ホームページの案内に従うと、左図の状態となります。
この状態では、何回やっても読み取りが成功しませんでした。
右図の状態にすると、バイブレーションが鳴って読み取りが成功しました。
マイナンバーカードは、表を上にした状態で読み込みました。
ちなみに、表は顔写真が見えている面です。
読み取りも成功したので、この後はパンフレットの案内に従ってポイントの予約を完了させます。
この手順では、恐らくトラブルは起こらないかと思います。
セキュリティコード1の入力
ここまででマイナポイントの予約が完了していますので、続いてポイントの申込に移ります。
マイナポイントを申し込みたい決済サービスを選択します。
自分の場合は「Suica × JRE POINT」を選択したいので、
キーワード : JR
決済サービス区分 : 電子マネー
の条件で検索しました。
サービスを選択したら、案内に従って利用規約のチェックも行って申込情報の入力画面へと移ります。
ここで、自分は例によってパンフレットだけを見ているので、再びトラブルが起きます。
「セキュリティコード1って何?」
パンフレットには例として7桁のコードが書かれていますが、そんなものを設定した覚えはありません。
自分が過去に設定したコードなのか、これから誰かから教えて貰えるコードなのか、この時点では分かりません。
とりあえず、「決済サービスID」はJRE POINTの会員サイトで確認するよう案内がされていました。
なので、セキュリティコード1は一旦保留として、JRE POINTの会員サイトにアクセスすることにしました。
そうすると、先程の疑問点も同時に解決しました。
JRE POINTの会員サイトには、マイナポイントに関するPDFがあります。
そのPDFには、以下のように案内されていました。
JRE POINTの場合、セキュリティコード1は7桁の数字ではなくて氏名です。
恐らく、セキュリティコード1~4の欄ではサービスを担当する事業者ごとに異なる内容の入力が要求されるものと思います。
例えば、他のクレジットカードを決済サービスとして選択をした場合には、セキュリティコード3にカードの有効期限などを入力するかもしれません。
申込情報の段階になりましたら、とりあえず決済サービスを担当する事業者のページを参照することをおススメします。
恐らく、どの事業者でもセキュリティコードに関して指示があるはずです。
まとめ
最後に、もう1度NFCでマイナンバーカードを読み取り、申請完了です。
ポイント付与対象となる買い物期間は、2020/9/1~2021/3/31だそうです。
自分がつまづいたポイントをまとめますと、
「NFCの起動に失敗しました」
→ NFCリーダが有効になっているかを確認しましょう!
「何度やってもカードが読み取れない」
→ 読み取り位置を試行錯誤してみましょう!
「セキュリティコード1って何?」
→ 決済サービスの事業者が提供する情報を確認しましょう!
となります。
最後に、もう一度ポイントの内容についておさらいします。
メリット : お買い物や交通費など利用額の25%が還元
対象者 : マイナンバーカードを所持している方
利用用途 : 交通系ICカードやQRコード決済、クレジットカードなど
無条件に5,000円分のポイントが貰えるわけではなく、所定の期間中に買い物などで利用した額の25%が還元される仕組みです。
自分はSuicaを選択したので、Suicaで2万円以上利用すると上限の5,000円分のJRE POINTが貰えます。
Suicaはただの乗車券ではなく、エキナカの店舗や駅周辺の店舗での決済や、一部のゲームセンターでは音ゲーなどを遊んだ際には交通系ICカード決済が可能です。
自分はSuicaで支払えるものはSuicaで払うようにしているので、所定の期間で2万円の利用はすぐに達成するかなと思います。
JRE POINTの利用用途には、「Suicaグリーン券」があります。
Suicaグリーン券が利用できるグリーン車は、東海道線・横須賀線・高崎線・宇都宮線・常磐線などで見られる2階建ての車両です。
通常は600ポイントでSuicaグリーン券1枚と交換できるので、5,000円分のJRE POINTを使用すると、グリーン車に8回分乗れることになります。
マイナポイントのお陰で、在来線の旅をより快適に楽しめそうです。
ちなみに、ここまで何度も登場したJREは、JR東日本のことです。
下記の座席ではSuicaグリーン券が利用できませんので、ご注意ください。
・新快速にあるAシート(JR西日本)
・快速マリンライナーにあるグリーン席・パノラマグリーン席(JR西日本・JR四国)
・JR東日本の特急にあるグリーン席(あずさ・踊り子など)
・JR東日本の新幹線にあるグリーン席(はやぶさ・ときなど)
・プレミアムグリーン車(サフィール踊り子)
・グランクラス(E5系・H5系・E7系・W7系で運行される一部の列車)
この他にも、HIGH RAIL 1375の指定券や小田急ロマンスカーの特急券など、利用できないケースを羅列すると枚挙に暇がありません。
(列車を紹介したかっただけでは?というツッコミは無しでお願いします)
Suicaグリーン券を利用できるのは、JR東日本の在来線で運用されるグリーン車自由席のみです。
この記事を読んで、Suicaグリーン券の利用範囲を誤解してマイナポイントの申し込みをしてしまったらいけないと思ったので、補足いたしました。
以上となります。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
マイナポイントの申請方法や使い道などがみなさんの参考となりましたら、幸いです。
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