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精神科カウンセリングメモ#1

中等症うつ病エピソードと社交不安障害の診断を受けてから4年目。通っている病院で初めてカウンセリングを受け始めたのでその覚書。適宜継ぎ足す。

2024/06/18 初回。50分。担当のカウンセラーは病院勤務の臨床心理士。仕事のことを中心に、直近のキャパシティオーバーで不安や抑うつが増悪したことや、グループチャットで発言できないこと。少し元気になっては活動量を増やすが、処理しきれなくなって動けなくなるのを繰り返していることなどを伝えた。またこれまで薬物療法しかしていなかったので、カウンセリングとデイケアの認知行動療法プログラムへの参加などを通して自らの考え方のクセを知ること、不安や抑うつのトリガー、不調になった時のコーピングを見つけるなど、総合して考えていることを整理して自分自身の理解を深める時間にできればと伝えた。

フリーランスでデザインの仕事をしているが、誰かに習いもせず、上司も同僚もいない中で手探りでやることがつらいと話した。それで6年もやっているのだから、我ながらそりゃつらいだろうと思った。一方で、経理補助などマニュアルのある仕事は負担が少ないことも確認できた。またバイトに応募するのが怖いという話もした。何か怖いのかと問われて、圧迫面接をされるのではないかとか、ハラスメントをされるのではないかとか、働けたとしてもまた症状が出て動けなくなるのではとか。そういった不安が過ぎると話したけれど、そこまで話してから加えて、今まで経験した仕事は9割が知人や知人の紹介などで、募集されている求人に応募して履歴書書いて面接して…という経験はほぼ無く、経験なくわからないから不安になるのかもとも話した。

その辺りまで話して、私の場合は「わからなさ」が不安のトリガーとなっているようだと思った。

少し冷静に考えると「わからなさ」に対処するなら確認、調べる、相談するなどがセオリーだとわかる。しかし私はこの不安が息つく間もなくビャッと来るので、フリーズしたり、逃避することが多い。それでも「わからなさ」は一瞬、遠のかせたり見ないようにすることができるのだけれど、消えはしないで残るので、後日またトリガーとなる。なんなら不安の要因は連日生み出されるので、セオリー通りに処理されなかった「わからなさ」は蓄積され、より強い不安が作られていく。Sustainable不安。やめてくれ。

デイケアでのソーシャルワーカーとのアセスメント面談、今回のカウンセリングを経験して、今まで自分のことを話す機会をしっかりとったことがなかった、話を聞いてもらいたかったのだなと思ったと伝えた。

心理士さんも相性の良し悪しがあることは知っていたけど、第一印象かなりいい感じで、期待し過ぎない程度に期待できそう…というか期待してもいいんだよね。適度適切な期待を。

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