プレイヤーとゲームマスター

たまに思うことを
久々につらつらと。
思い立って気ままに書かておかないと、
ホント下書きしても毎度として消しちゃうので、今日は書きなぐり。

TRPGで遊ぶ、となると、
一般的にはゲームマスター(GM)かプレイヤー(PL)で遊ぶ。
という形になると思う。
1人のGMと複数人のPL、というのが多いだろう。
オンラインのセッションが増えた今となっては、
オフラインで5は名前後が普通で、多い時は6人でも8人でもって感じだったと云われても、
オンならそんな多いと弊害が、と聞こえる事も増えた。
オンセことオンラインセッションならPL3~4人がプレイケース的には多いのではないだろうか。
さて、GMは?
というと、基本的に不変で1人、との話。
GMは一人、シナリオによりPLは1~5人程度、この状況下でTRPGを遊び続けようとする場合、メンバーが固定であると、一定数で同じ問題を聞く。

「俺しかGMしてない」
「俺もPLしたい」

って問題。

GMしてる人がこういう話を振る時は、すでに不満が溜まっているとかGM疲れが出てる状態なのかな、と思う。
この声を聞いたなら、そしてそのメンバーで遊び続けたいのなら、
積極的にGMしてた人の声をきいて、一辺GMしてた人の希望を叶える卓を他のPLしてた人がGMで立ててGMしてた人をPLで思う存分楽しませてあげて欲しい。

そうしない場合、まあ、GMしてた人は他のメンバーと遊びだすケース多いな、と思い返してた。
事実、私もそうなったしな。
と思った。

極端なケースで話すとして、
色んな意味で声の大きいA、逆に声の小さいB、事なかれで楽しめるCと、調整してくれるD、この四人いたとして、この四人でGMをしてるのは、十中八九「D」の人であると思う。
で、先ほど話した「たまにはCの俺もPLで楽しみたい」状態になり、A,B,Cが快くイイよ、といって、A,B,Cの中からDの希望を汲み取った卓をGMとして快諾している場合は問題化はしない。
だが、A,B,CがGMをしたがらないとか、Dの意見より他の者の意見を優先し続ける、となると、Dの不満は募る一方だろう。

何故だかわからないが、TRPGの話を見聞きしてると、上記のケースで前者ではなく後者の話が聞こえてくることが割合にすると多い気がする。
恐らくだが、不満が他にない場合は話にはでないから、不満が噴出して、というケースが拡大されている部分も多分にあると思う。
それでも、GMしてた人の不満ってのは、たまにでる「慢性化したGM不足」問題と直結するし、解決方法としても、上記のケースが非常に分かりやすい事例として捉えやすいと思う。

要は、「GMのPL欲求を満たせば、またその人はGMをする」という点と、「GMしてた人の代わりに他の人がGMして、GMの楽しみを知って行けば、GM人口は増大する」という話だ。

では何故、前者のA,B,CがGMしないケースが散見されるのか。
なぜD以外がGMしたがらないのか、なぜDの不満を払拭せずに現状が永遠と続くかのように錯覚してしまうのか。
ここに対して明確な解決方法があれば、とも思うが、ないからずっと続く問題点として存在し続けている、という話ではないだろうか。

なので、ふとした時、あ、こういう話あったな、となった時、
誰か一人でもいいので、「GMしてた人のPLしてない不満」を聞いたなら、「声の大きい、その人がいうと、そっちの話になっていく」という流れが出たとしても、その話は採用せず、GMしてた人の希望を最大限優先させてあげて欲しい。

ここで一つ加えるなら、卓を準備する迄で希望を叶えたからOK、と思わない事。
卓で、「楽しい、PLできて良かった。」とGMしてた人が感じれる状態になって、初めて叶えた状態だという事を念頭に卓を終えて欲しい。
希望の内容を叶える、という話に沿った内容が、単発でもキャンペーンでも。

得てして、中途半端に叶わないと、不満はあらゆる方面に激増する。
Dさんだけでなく、A,B,Cさんにも、である。

このメンツで遊ぶの楽しい
と思えるのであればなおさら、そのメンツで長々とGMしてる人が「PLしたい」といったら、次はGMしてた人への接待セッションと思う位の勢いでやりたいPLを遊べるようにしてあげて欲しい。

遊んでた年月だけは長い人間からのお願いだ。
GMしてくれてる人にPLさせてあげたいんだよね、って自分じゃGMできないから他のGMしてれる方を募ったり打診したりする方もいる。
その考え方を持つ方も素晴らしいし、GMしてる人への気遣いや心配りができる時点でスゴイ方であると思う。

大抵の場合、自分の楽しさに加えて、他の人の楽しさや不平不満を考えた時、協調性やバランスを考える事が多い。
だが、こういう「GMがPLしたいと話す」不平不満のとき、GMしてる人の不満解消を最優先ではなく、他の人の部分もあれこれ考慮しがちになり、その点を協調性というのであれば、協調性は、問題解決に良い結果をもたらさない。
かえって邪魔であるとさえいえる。
結果として、GMしてた人が離れれば、その環境下でTRPGでは遊べなくなるのだから。

だからこそ、PLで楽しんだのならば、GMした人が次もGMで遊びたいと言ってくれたのならば、さらに喜んでよく、隙あらばGMを持ち回りしたりGMの多い人を労ってみてあげて欲しい。

とりとめがなくなったが、楽しいTRPGライフを続けるってのは
「本当にお互いの楽しいを継続してこそ続く」もの
という点を忘れててはならないと思う。
自分の楽しみだけ考えている状態になってしまっていると
他の人の楽しみを考えていたつもり、で
実はそうじゃなかった。
他の人の「楽しい」って部分を違う方向で捉えていて
双方のズレを生んでいないか、親しき中にも礼儀あり、の精神で
思い返す一瞬を持ち続けてほしい。

わたしも、その心を持ち続けて
楽しさを永続させてゆきたい。

今回の戯言、終了。

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