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体幹を使う施術者とヨガクラス
マッサージ、鍼灸、フェイシャル、ヘアカット、ヨガコーチなど、どんな方にお願いしていますか?
体幹を使う施術者は、表面をこねくるのでなく、奥までじわじわずんずん力が伝わる施術で受け手のからだを修復したり至福に導きます。体幹を使う施術は一押しで全身の血液を流し、体幹を使わない施術は触れてるところにしか作用しないという効果の差は歴然です。施術者は、もっともっと知りたいとか、これをどうにかしたいという熱意で腕を上げることができます。スポーツも勉強も料理なんでも、突き詰めるとか、のめり込んで初めてスタート台に立て、その先はどんどん経験を積み上げてオリジナルを作り上げていきます。先がどんどん見えてくるから、もう投げ出すことができない、生涯続けられるようになるのだと思います。
ヨガのディプロマはお金で買うことができ、にわか勉強でインストラクターと名乗れます。インドに行ったからいい勉強をしてきたわけではありません。ディプロマをとってから、体幹を突き詰め、何を選び見て感じるかセンスの問題です。日本の雑誌でもよく見かけるタレントヨガイントラも、股上が三角に開いてO脚ですが、たくさんの生徒さんが東京ドームに集まっているようです。
たとえば、この写真の○で囲まれたひとだけが体幹を使っています。この見分けができるインストラクターはあまりいません。あなたさまは、ヨガのクラスに行きこの写真以上に全員が違うポーズをとっているのに気付いていますか?できてるつもりは体になんの効果もなく、お金を払ってクラスに参加しただけのひとです。まずは、技術の高いちゃんと教えてくださる商売ベースでない先生を探しましょう。
日本では、ヨガでよくいうお尻を開いてという「お尻」を間違えています。それは坐骨から太腿裏の上方までのことを指します。坐骨から尾骶骨までを床につけたら、股上は開いてO脚になります。人間が持ってるバランスや体の機能を知るのは、簡単ではありません。彼の坐骨と肩の位置、それぞれの関節を凝視して何度も見てみましょう。「からだ」がわかってきます。
【施術者やヨガクラスを選ぶとき】
施術者の人柄も大事ですが、効果が得られなければ施術やクラスを受ける意味がありません。お洒落だから、顔がかわいいからという判断基準もありますが。
経験値が高いかもポイントのひとつでクライアント数ということですが、受け手の多くが施術の良し悪しより保険が効くからぐらいの判断力です。では、体幹を使う施術者の見分けるポイントです。頭の先からうちくるぶしの下まで一直線に立っていることが肝心ですが、一般の方には一直線の判断は結構難しいので細かくあげてみましょう。
【ポイント】
上まぶたが上がって、目がぱっちり開いているか
涙袋がないか
口角が上がっているか
お顔が面長で、目や鼻、口がバランスよく配置されているか
お顔のエラが張ってないか
頭が鎖骨より前に出ていないか
上腕の脇が閉まっているか
肘が背中と同じ後ろ向きにか、脇に(横に)向いていないか
O脚や内股でないか
股上が開いていて筒抜けになっていないか
お尻が上向になっていて、足が長いか
この条件を満たしている施術者を選びましょう。いい腕の持ち主だと思います。
私は、長生きをされる方がよく話す「誰かの役に立つ」人生が送れていたらいいなと思います。誰かに頼りにされたいと思っています。
聖路加国際病院の故 日野原重明先生
「生きがいとは、自分の存在が誰かの役に立つということ」
人はどうしたら、いのちの最後の一瞬まで尊厳をもち、生きがいを感じながら、自分らしく生きられるのか。日野原先生は医師としてずっと考えていらっしゃいました。そしてたどり着いたのが「人間にとって生きている実感を味わえる一番充実した過ごし方は誰かの役に立つということ」という結論でした。だれかの役に立つということは、自分の存在そのものが生かされるということです。それがすなわち生きがいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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