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久々にナースの夢を見た

こんにちは
ママのための「片付けなくてもいいお家」づくりをお手伝い Correct神戸のユカです。

私は元々看護師をしていて、その合間に整理収納アドバイザーの資格をとった。
今日は朝起きたら、久しぶりにナースの夢を見たなとぼんやり思い出したので記しておきます。


1夢の話
2現場の話


超忙しい急性期病院の救急の現場を離れて早3年。
今はゆるーい診療所で子育てメインで仕事できるように調整している。

初就職がその病院で、以降丸11年属していた。
急性期病院にいたときは、SARSを経験したり、とにかく忙しかった。
最後の4年間は救急にいて、その時は忙しすぎてあまり記憶がない。

今日夢に出てきたのは新人時代の消化器センターでの話。

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※イメージ図 本人ではありません笑

消化器センターの特徴は、消化器官に疾患を持つ人がほとんどなので(それ以外の人もたまに入る)、絶食が治療の一つになる。そのため、栄養は点滴で補うことになり、点滴がとにかく多い。

点滴の指示を出すのは医者だけど、点滴を投与するのはナースの仕事で、一人の患者につき、朝から抗生剤・メイン点滴・ビタミン剤・大豆由来の油などなど次々と点滴を交換して行く必要があった。看護師一人につき、日中は8人の患者を受け持つのが常で、8人✖️朝の点滴交換3回としても24回も交換していたのか。患者全員が3回も交換しないとしても、少なくとも12回ぐらいは交換してたと思う。

ナースは点滴の管理がメインになってくるので、点滴を交換する時間を調整し、その間に患者さんの検温したり清潔の援助を行ったり、と点滴の交換スケジュールの合間を縫って仕事をするのが流儀だった。

点滴がなくなったとナースコールを押されるのは、ダメナースの烙印を押されるのと同義語で、自分の担当部屋の患者さんにナースコールを押されなくとも、点滴の終了直前に訪室し、点滴を交換する。点滴管理と時間管理ができるのが「できるナース」の条件だった。

ある先輩は、患者にも点滴がなくなったらナースコールを押させて、教えてもらうのがルールだなどと言っている人もいて、その先輩の部屋ばかりナースコールが鳴っていた。そういう人に限って自分のペースで仕事をしたいようで、コールが鳴ると邪魔されたと怒っていらっしゃったな。


私が今日見た夢は、そんな点滴がキモな病棟で、点滴をすべてすっぽかして他のナースに全て交換してもらっていた。
4人部屋なのに呼吸器にのった患者もいて、そんな状況で点滴忘れて、しかも違う患者の点滴を作ろうとしていたところを先輩に発見されるという夢だった。

こりゃもう現役時代ならヒヤリハットで冷や汗もの。

そこで目が覚めたので、今でも十分ドキドキしちゃう。ひやっとしたのと自分でも何やってんだ?と思って目が覚めた。その後は律儀に(なのか?)病棟での仕事の順序やスケジュールを確認してから再度眠りについた。

3年も点滴も採血もしてなかったら、もう鈍っているやろな。


今現場は看護師もコロナが発生して大変なことになっていると聞いているけど、子どもと一緒に家にいてゆっくりしてて申し訳なくも思う。

3年前なら救急車や発熱患者の対応をしていたから、今現場にいたらどうしていたかなと思うこともある。

子どもがいて、自分が感染の可能性を拭いきれないなら、病院の仮眠室に寝泊りして、家に帰らなかったかもしれない。家に帰ったとしても子どもとは触れ合わないってことは無理だから、帰ってすぐにシャワーするか服着替えるかして過ごすかな。

でも髪の毛とか顔が一番暴露されているから、服着替えるだけでも気持ち悪い。帰ったらすぐシャワーするに限る。

子どもがいるからと今の職場のように休ませてもらえるわけじゃないだろうし、休ませてと言えるような状況にないのが現実。

このままの状態が続けば医療崩壊と思う。救急にいた時は常時でも疲弊していた。(少なくとも私は)

コロナが早く収束して、日常を取り戻せるように祈るしかないのかな。

Stay home.

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