兼高貴也

大学時代、著書である長編小説『突然変異~mutation~』を執筆。同時期に「双極性障…

兼高貴也

大学時代、著書である長編小説『突然変異~mutation~』を執筆。同時期に「双極性障害Ⅱ型」を発病。小説サイトのランキング上位を獲得するなどの経歴を持つ。脚本・マンガ原案・ボーカロイドの作詞などマルチに活動。同じように苦しむ読者に「諦めないこと」を与えることを目標にしている。

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note支店リニューアル

夢見る書店note支店リニューアルです。 なにがリニューアルしたのかって? まず、私の書きたいものを書くことにしました。←ここ大事 有料エリアは削除。 行っていくことは主に二つ。 ・日記風ダイアリー(重複表現ですな) ・これまでの出版物の立ち読みコーナー(coro's note from 夢見る書店 at NEFNEと連携) 主軸を二つに絞って更新していきます。 プライベートなことも発言していくかも(?)しれないですよ?←誰も期待してない 基本的には愛用のi

    • 睡眠

      睡眠は本当に大切だと感じます。 私の場合は睡眠導入剤を服用して眠るのが日常なんです。 でも、睡眠のバランスは不規則になりがち。睡眠時間はしっかり確保しているんですけどね。 時間は長くても睡眠の質が悪いというか。あまり寝た気がしない時もしばしば。その影響もあって薬を飲んで対応しているという感じです。 とはいえ、薬を飲んでもバランスが悪いのは、いかがなものか。 睡眠バランスを測るために腕にスマートウォッチをつけて寝ています。今は優秀なアプリが揃っていますね。見ることで自分の睡

      • 雨の日の憂鬱

        雨の日が好きな人はどれくらいいるのでしょうか。 ふとした疑問です。 かくいう私は雨の日が好きではありません。理由は結構たくさんあって。 ジメジメしませんか? 「除湿すればいいじゃないか」という人もいるかもしれませんが、除湿って効いてるかどうか疑問なんです。 湿度計では確かに数値は下がってます。でも、実感できないというか。多分、「雨の日」という固定概念がそうさせるのだと思います。 そもそも数字なんて当てにならないんですよ! ルートなんていつ使うんですか! あ、これは別問題

        • 言葉の罠にハマってしまった

          突然ですが……。 私は作文を書くのがとても好きだったんです。小学校の時から。 でも、別に国語が好きだったとかではなくて、むしろ算数の計算のほうが好きでした。本の音読とか緊張するし、大嫌いで手を挙げるなんてもってのほか。何が嬉しくて、みんなの前で大きな声で本を読み上げるのか不思議で仕方なかったです。(大勢の前でスピーチするのが好きな人がいましたら、すいません) ですが、作文の時間だけは楽しかったんですよね。自分の思う通りに書いていいのが嬉しくて「自由に書ける! 夢みたい!」

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          短編小説(3)モバイルバッテリー

          「まただ」  気がつくと、73%。私のスマホはすぐに充電が減る。まだ使い始めて、1年も経っていないというのに。機種変更するにはまだ1年以上残っている。食堂でランチを食べながら「うー」と言葉にならない感情がそのまま口から出てしまう。 「よ!」  カレーライスの皿が乗ったお盆を持ちながら、翔吾が私を見つけて近づいてきた。スマホを見つめて眉間にシワを寄せた私が気になったようだ。 「なんかあったのか? まさか面接落ち?」  翔吾は着ていたスーツの襟を整えて、持っていた黒のバ

          短編小説(3)モバイルバッテリー

          短編小説(2)不思議

           今年も今日という日を迎えた。生まれてきたことを感謝する日。世間では、それを「誕生日」と呼ぶ。 「おめでとうございます」  ネット上でもこの日を祝う言葉が飛ぶ。顔も性別も分からない文字だけの世界で、まさに文字だけが流れていく。僕が生まれた頃はお父さんもお母さんもこんなお祝いの形を想像できなかっただろう。きっと、それは時代の流れなのだ。そう考えると、不思議だと思うが、現実世界に一つ目を向ければ、それは何も不思議ではなく、ごくごく当たり前のことで何一つ不思議なことではなくなる

          短編小説(2)不思議

          日記7

          いよいよ年の瀬ですね。 今日という日までnoteの更新をサボってしまってたのには、深い理由が…。 まず、前回お話していた長編小説が完結し、文庫本・電子書籍が発売になりました! 単行本は来年1月3日発売でAmazon、そして全国書店注文が可能になりました。 タイトルは『Legend of...』です! 特設サイトや特報動画などもすでに出来ており、そちらをご覧になられた方もいらっしゃるかな? 一応、この記事の最後にURL貼っておきますが。 そして、勉強関連ですが、簿

          日記6

          久々の日記です。 去る9月1日に私もとうとうポメラDM100を購入いたしました!!!! 今はポメラニアンです。 すでに新しい小説を執筆中で文字数は44000字程度。一応、10万字を超える作品に仕上がるように考えています。 いやー、実は甘く見てたんですよ。そんなにポメラ、ポメラと周りは言っているけれど、そこまでだろーと。 でも、家に来て打ち始めたら、すごいわ、これってなりました。 余計なものが一切ない。 付いているのは国語辞典と英語の辞書のみ。 ネット検索とか音

          イマジナリーフレンドからプレシャスパーソンへ

           過去のことなんて、書きたくなかった。だけど、今ならなんだか書けそうな気がするから少しだけ書いてみることにする。  今から書く「イマジナリーフレンド」の「エミ」と「トオル」についてより深く知りたい方は、私が入賞した文芸社様主催、『闘病記Ⅳ〜日々是好日〜』と『第2回人生十人十色大賞』の書籍を読んで頂けるとより詳しく分かるかと思います。 『闘病記Ⅳ〜日々是好日〜』の方は文芸社様に問い合わせをしたところAmazonでは入荷未定となっていますが、僅少ではありますが、在庫があるよう

          イマジナリーフレンドからプレシャスパーソンへ

          小説立ち読みボード(2)

          『突然変異~mutation~』 2017年12月25日刊行(電子書籍¥440 文庫本¥1221) 兼高貴也本格作家デビュー作品です。 筆者のヒューマンドラマの作品執筆の出発点になった作品になっています。 【ここで少し、立ち読みで本編を公開です!】  一人の女性が研究室にこもり、パソコンを触っている。部屋の中は薬品のビンやフラスコ、試験管といった理科室を思い出させるような器具であふれている。彼女の名前は新山愛。科学者であり、整形外科医としての資格も持っている。年

          小説立ち読みボード(2)

          パソコン

           この小さな箱の中には得体の知れないものが住んでいるのかもしれない。いまやこの箱一つで何でもできてしまう。  不思議な箱の中にはいったい何が存在しているのだろうか。  私はそれを覗いてみたくなった。  中に入ってみると薄暗い中でカリカリと音を立てているものがいた。  この小さな箱にすむ住民だった。私は彼に話を聞いた。 「どうしてこんな小さな箱の中で暮らしてるのさ?」 「ここも君たちの住む村や町と一緒さ。僕は市役所の役人。色々なデータを管理しているんだ」 「不自由

          日記5

          またまた更新があいてしまいました。 前回、勉強のお話をしましたが、テキストとにらめっこの毎日を送っています。 もちろん、iPadとgoodnotes5のお力を借りながらですが。 小説もろくに書けていないですし、noteもこんな状況なので、物書きからは遠のいていますが、今は自分磨き。 イラストは少し描いてます。 ただ、私のイラストは人に見せれるようなものではないので、ひっそりとです。 一昨日、コロナのワクチン一回目を打ってきました。 二日目である昨日は腕が上がらな

          日記4

          久々のnote更新です。 ▼goodnotes5について▼ ここ数日、何か変わったことがあったかというと、資格試験勉強のため持っていたiPad第八世代にgoodnotes5を投入。 youtubeなどではかなり勉強にはもってこいのアプリではあると聞いていたのですが、有料で少しためらっていました。 何がきっかけで購入に至ったかというとapplepencilの購入、いや、そこまでのお金はなかったので、普通のスタイラスペンを購入しました。 applepencilほどの使い

          連載小説 バーチャル(2)

          ▼前回のおはなしはこちら▼  第五ステージには良太も初めて来た。そのため非常に感情が高ぶる。第五ステージからは何度もデモニオを攻撃しないと倒せない。その上、デモニオの攻撃も強力になっている。 「うわ! 強いな。厄介だな」  ブツブツと独り言を言いながらゲームを進める。しかし、ここまで来て誤って人を斬ってしまった。ゲームオーバーという文字が画面上に映し出された。 「えー!? あいつデモニオじゃなかったのかよ!」  不平を言いながらコンティニューボタンを押す。しかし、何

          連載小説 バーチャル(2)

          連載小説 バーチャル(1)

           ゲームが大好きな男性がいる。男性の名は斉藤良太。年は二十二歳。見た目はごく普通の青年。特に太っているわけでもなく、眼鏡をかけているわけでもない。自分の部屋にたくさんのフィギュアがあるわけでもない。至って普通のどこにでもいる若者だ。彼は今日も大好きなゲームで遊ぶためゲームセンターにやって来ていた。 「ラッキー! 今日は空いてるじゃん」  目当てのゲームを見つけるとゲーム機の前に腰掛けた。彼が今ハマっているゲーム「ハンター」は街に潜んでいる「デモニオ」と呼ばれる悪魔に似たモ

          連載小説 バーチャル(1)

          日記3

          こんにちは。 今日は短編小説を初めてnoteにアップしました! 三題噺「挟み打ち 酒 砂糖」というお題で書いたという裏話があったのですが、なかなか難しかったです。 ネタバレはしたくないので、あまり触れないようにします。 さて、何の話をしようかな? と思ったのですが、昨晩、体がだるくて熱を測ったら37.4℃も出ていてそりゃしんどいな。早く寝ようとなりました。 早く寝たので熱は下がったのですが、11時まで寝てしまいました。←安眠(笑) 今日はご飯も食べる気もなくて、キ