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都道府県ごとの人口と新型コロナ死者数のまとめ(21/1/16版)

 新型コロナの厚労省発表データをまとめたものになります。前回は1/5の"
都道府県ごとの人口と新型コロナ死者数のまとめ(21/1/5版)"になります。まずは更新したテーブル。

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前回は散布図を書きましたが今回は週ごとの死者数の棒グラフ(このnoteではたびたび書いています)を示します。最近の数値が高止まりしている埼玉県、神奈川県、愛知県、兵庫県も新たに色分けに追加しました。

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グラフにするとよくわかりますがこのところ愛知県や兵庫県の割合が多いようです。愛知県などはこれから中部地方の拡大地になるかもしれませんし、兵庫県などは大阪を悪く言うわけではありませんけどじわじわもれ広がっているのかもしれません(大阪府(市)は通勤圏などもふくめた生活圏でしょうし)。最後に散布図を。

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今回はつぶれたところの拡大図はのせません。色付けした7都道府県は単純に人口の多い県ですね(東京(1)、大阪(2)、北海道(3)、埼玉(6)、神奈川(4)、愛知(5)、兵庫(7))。兵庫県などは東京都を(線、つまり10万人あたりの死者数)越えてきており今後が気になります。北海道などは面積が広いので人口密度は低い、密にならないのではとも思います。詳しくフォローしてませんが札幌などが中心であれば結局は単純に人が多いところが感染被害が大きいってことなのでしょうね。
 ところで全国最多になった大阪府、ニュースで老人施設が全国一多く東京都よりも多いそうです。これが死者数の一因ではというのをみました。しっかり調査すればすぐわかるでしょうけどなら施設内感染が多いってことになりますね。こういうのこそ地元の医学部が疫学的に調べればいいのではと思います。たぶんですけど日本の医学部は医者を作るのにはよくても臨床研究は不得意なのでしょうね(ほんとに価値あることって意外に地味で平時にお金もつかないでしょうしね)。
 あと1/9の"発生日ベースで考えるべき"で全国の死者53W(12/28~1/3)で峠を越したとみていましたが私のデータの傾向に対する分析力がなく、1/10と1/11発表の1/9~10分で大幅な積み上げがあり結局ピークアウトしてませんでした(差と1日あたりの人数を考えれば容易に想像できることでした)。1Wと2Wで現在109人の差ですけど、2Wは(1/11~1/17)ですので明日(1/17)明後日(1/18)と2日間あります。ピークアウトは厳しそうですね。ただ報道日でなく死亡日だとひょっとするとこの近辺でいったんピークアウトの可能性はあるのではともまだ考えています。また大阪府の死者数も一旦のピークアウトの可能性を指摘しましたがこれも見通しが甘かったようです。

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