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都道府県ごとの人口と新型コロナ死者数のまとめ(21/1/5版)

 1月3日に厚労省のサイトをのぞいたら"新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について"の報道発表は確かありませんでした。というか他の報道発表自体もあらず冬休みのようでした。それ自体は批判するつもりはありませんが、今日のぞいてみたらしれっと1月1日分から公表されています。そこで都道府県ごとの死者数を1/5発表分(1/4まで)まとめました。

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図自体は12/26に書いた"都道府県ごとの死者数と10万にあたりの死者数(12/26) "ものを更新したものになります。死者数は年齢別に区別してませんが65歳以上の人口に対する死者数は大きいところで北海道28.4人、沖縄25.8人、大阪25.1人です。ただ10万人あたりですので1万人あたりで1/10の2~3人、1000人あたりなら0.2~0.3人となります。現状は1000人に1人もいないのです。たぶん身の回りで新型コロナ(関連)で亡くなられた方はほとんどの方はいないのではないでしょうか。だから安全だ、気にせず出歩いていいとは全く言いませんが怖がりすぎる、過敏になるのはいけません。なんでマスゴミってあんな感じなんですかね。
 次は人口と死者数を散布図にしてみました。

210105図1

原点と東京を結んでいます。この線より大きければ東京より人口あたりの死者数が多いことになります。大阪、北海道はかなり外れてます。ほとんどの府県は東京より被害は少ないです。ただし、年齢構成の違いもありますけど他の府県も東京程度の死者数の割合になっても不思議ではありません(以前も書きました)。下の密集している部分を拡大しました。

210105図2

ちょっとビジーですけど府県の人口と死者数の関係がよくわかるのではないでしょうか。鳥取と島根は現状0ですので数値は消しています。これも前に指摘しましたけど石川県は人口当たりの死者数が東京都と同じくらいです(何故なのか検証すべきだと思うのですがね)。少し話が脱線します。話題にも多少なりましたが、石川県ではぜんそくを持たれた単身赴任の比較的若い方(42歳)が12月にコロナ関連で自宅で亡くなられています。この方はPCR検査が受けれませんでした。自宅で一人で養生していたようですけど苦しくなって県発熱患者等受診相談センターに電話したもののかかりつけ医の診断がないから検査を断られたそうです。病院の診察でインフル陰性だったようなのでそのこともおそらく電話で伝えているのではないでしょうか。仮定の話ですがもしそうならインフル陰性で高熱で苦しんでるなら十分新型コロナの可能性が考えられます。なのにPCR検査を受けさせないってのは杓子定規すぎませんか。春の混乱期なら(それでも酷いですけど)まだわかりますが12月です。いろんなことがわかり体制も整えられているはずです。ほんとどうかと思います。

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