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ヒロシ、和菓子が好き

ヒロシは、父です。
もうすぐ80歳になるおじいちゃんで、元左官職人、野球観戦と読書が好きです。

ちょっと詳しい話はこちらに。


今年の父の日、ヒロシに送った羊羹ギフトです。

父の日仕様のラッピングの商品でしたが、もうリンク切れだったので、代わりに。

久しぶりに、電話で話しました。
また、コロナが流行ってきてるいるため、入所している施設での面会は制限付きとのことでした。

さて、
ヒロシの父は和菓子屋でお団子や赤飯を作っていたそうです。

私にしたら祖父に当たる人で、千代松さん、です。
ものごころつく頃には、寝たきりで祖母のヤスさんが介護してました。

祖父は三男なのに家に残り、先祖代々の墓を管理したり親戚付き合いもそれなりにやっていました。
跡取りとは違っていたようで、住んでいる場所が祖父の土地になることはなく、結局はヒロシの兄が叔父である、祖父の長兄からご先祖様の土地を買い取るということになりました。

祖父の長兄は、小学校の先生をしていた人で、チエコが小学校の時に学校給食を始めた校長先生だったそうです。その後、教育長や市議会議員などもされたとか。

あ、チエコは私の母です。

祖父の長兄が亡くなった時、
ご先祖様のお墓は、その息子が住んでいる東京のどこかに丸ごと引っ越してゆきました。

そんな立派な先生の弟である和菓子屋の祖父の影響らしく、ヒロシは和菓子が好きなのだとチエコがよく言っています。

おじいさんとは関係ないんじゃないかなあ、とも思うけれど、チエコは親が和菓子屋で働いていたからだと信じているようです。

カレーや納豆以外は何でも食べると思っていて
娘としての肌感は全くないのです。

ちなみに、カレーが嫌いな話はこちらです。


他に良いものがあまり思いつかないので、好きなのなら、と手土産や誕生日祝いには和菓子を持参しているのです。

祖父の長兄校長先生は、ヒロシが、出稼ぎ先で怪我をして帰ってきた時に、家まで会いにきてくださいました。
私と妹に一万円ずつくださったので、当時、平成4年の春、中3だった私はウォークマンを買い、修学旅行に持って行きました。

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