就労移行支援を通うメリット・デメリット
こんにちは、コルクです。
突然ですが就労移行支援はどういうサービスであるかご存じでしょうか?
就労移行支援を使ってみたいけど何をするかわからない、どういうことをするのか知りたい、そんな方に向けて就労移行支援のメリット・デメリットについて解説しようと思います。
本記事では就労移行支援について紹介していきます。
私も就労移行支援を受けて現在就活をしています。
私が経験した2種類の就労移行支援についての記事を張っておきます。
メリット
サポートを受けながら就活が出来る
就労移行支援では履歴書や職務経歴書といった就活に必要な書類を添削してもらえます。
自信満々に作成した志望動機でも第3者の目線があるかないかは大きな違いになると思います。
またスタッフさんに就活に関する悩みを気軽に相談できます。
ここまでならエージェントのサービスとそこまで変わらないですが、就労移行支援ならでは特徴があります。
それは定着支援です。
定着支援とは就職後に就労移行支援と定期的な面談を受けれる制度です。
就職後に職場には相談できないようなことでも就労移行支援なら気軽相談できるのが強みですね。
また障害者雇用なら企業と通所者の間に入って就職後の困りごとを解決する手伝いもしてくれます。
スキルを磨くことが出来る
これは就労移行支援によって大きく変わりますが、就職した時に必要なスキルを得ることが出来ます。
私が通っていた就労移行支援ではストレスコントロールやアサーションといったセルフコントロールや郵便の仕分け、ピッキングといった作業訓練を受けました。
最近の就労移行支援にはPCスキル特化のところもあるそうですね。
似た境遇の人と知り合える
これは一人で就活していたらなかなか得られない機会だと思いますが就労移行支援に通うと同じ就活仲間や訓練仲間が得られます。
就労移行支援に通っていると似たような悩みを抱えている人が多いので一人で就活するより心強い仲間が得られます。
また数カ月から2年間にわたって通所するのでコミュニケーションの場も得られるのも大きいですね。
生活リズムが整えられる
一人で就活をしていたら朝遅く起きて、夜も遅く寝るといった生活リズムが崩れがちですよね。
就労移行支援では開始時間と終了時間が決まっているので生活リズムを整えられる機会になります。
私も就労移行支援に通う前は生活リズムがめちゃくちゃで昼に起きるのは当たり前な生活でした。
就労移行支援に通い始めてから生活リズムが整い始め、朝起きるようになりました。
デメリット
すぐに就活を行えない
就労移行支援に通うとすぐに就活は行えず訓練を積んでから就活を行います。
就活できるタイミングは人それぞれなので一概には言えませんが、最低でも数カ月訓練を受けてから就活をします。
なので今すぐ就活したい人が就労移行支援は向いていないと思います。
利用料が発生する
就労移行支援は前年の世帯収入によって利用料が決まります。
収入が多い人ほど利用料も高くなりますが原則1割以上の負担は生じないので低額で利用できます。
生活保護受給世帯や市町村民税非課税世帯は無料で利用できます。
入所する手続きが少しめんどくさい
就労移行支援は日本の福祉サービスの一環なので、入所する際には役所の手続きが必要です。
役所の手続きも市町村によって異なると思うので一概には言えないですが、私の場合は役所の人と30分ほどの面談を行いました。
面談内容は普段の生活はどう過ごしているか、どのような病気があるかなど聞かれました。
あと就労移行支援を利用できる条件である「就労が可能なのか」とも聞かれました。
就労移行支援は誰でも簡単に使えるわけではなくて一定の条件があります。
原則18歳以上65歳未満の人
障害や難病のある人
一般企業への就労を希望し、就労が可能と見込まれる人
これらの条件を満たしていないと基本的には就労移行支援は使えないと思います。
終わりに
私個人的に意見ですが就労移行支援を通うデメリットよりメリットの方が大きいと思います。
メリット・デメリットを理解したうえで就労移行支援をうまく使うといいと思います。
あとは自分に合った就労移行支援を選ぶことです。
世の中にはいろんな種類の就労移行支援があるので見学しながら選んでいくことが大切です。
一つずつ就労移行支援施設を調べながら自分に合いそうな施設を見つけて積極的に見学をしていきましょう
場所によっては数日間見学出来るのでじっくり選びましょう
ここまで読んでくださってありがとうございました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。 頂いたサポートは記事を作成する際に飲むコーヒー代として活用させて頂きます。( *´艸`)