#17 太田愛さんの『幻夏』をネタバレなしでご紹介📖

2021年7月28日 18:24

#17 太田愛さんの『幻夏』をネタバレなしでご紹介📖 - REC
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【オープニング】

　みなさん、こんばんは。
　好きな時間に、好きな場所で、寝転んで読書するクラブ活動、「寝読部」部長のコーギーです。
　ここ3年ほど、Twitterで読んだ本を紹介するツイート、いわゆる読了ツイートをしているのですが、こちらのREC.の方でも読んだ本の紹介を始めてみました。
　今のところ、毎週木曜日の夜7時に、僕がこれまでに読んだ本をご紹介する10分程度の音声をアップロードしていきます。

　毎回のお話の流れは、
　まず、ご紹介する作品を読もうと思ったきっかけについてお話をします。
　次に、ネタバレなしで内容のご紹介をします。こちらは裏表紙や帯に書かれている紹介文をそのまま読み上げる形をとります。
　そして最後に、僕の感想をこちらもネタバレなしでお話をします。

　今回も一発録りでお届けします！嚙んじゃったり、言い間違いとか、お聞き苦しい点が多くなっちゃいますが、その点はどうかご容赦ください。

　この前ですね、リアルの知り合いの方とお会いした際に、毎週木曜日の19時に放送している僕のこのREC.ラジオについて、「毎週楽しみに聴いてます。めっちゃファンなんです。」って面と向かって言っていただきました。びっくりしたんですけど、もうめちゃくちゃ嬉しくて、その場できちんとお礼の言葉を伝えさせていただきました。
　さらに、その人が言うには、自分が勤める会社のプロモーション用の動画だかアニメーションだかのナレーションを、僕に、しかも報酬を払って頼もうという話にまでなっていたようで、それを聞いてね、もうホントに驚きました。
　結局はね、諸事情でその話は流れてしまったんですけど、思いもよらない展開にいやぁ面白いなって思いました。何だかその気になっちゃったので、機会をいただけるなら何かしら声のお仕事を経験してみたいです。お仕事お待ちしておりまーす。

【本日紹介する本】

　えーそんなこんなで、ここから本題に入らせていただきますね。
　本日ご紹介する作品は、太田愛さんの『幻夏』です。

【読むきっかけ】

　「幻」の「夏」と書いて幻夏です。
　この作品を読もうと思ったきっかけは、この作品はシリーズものの二作目ですので、シリーズ一作目の、上下巻で構成された『犯罪者　クリミナル』という作品を読もうと思ったきっかけになってきますが、作者の太田愛さんの経歴です。もともと脚本家さんなんですよ。かなり人気のある刑事ドラマとかの。

　僕はですね、昔ながらの３つのジャパニーズヒーローシリーズ、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊の中だと、断然ウルトラマン派なんですね。今でも最新のシリーズを見てたりします。
　突然どうしたってお思いでしょうが、ちゃんと繋がりますのでご安心ください。ウルトラマンの何がいいかっていうとお話の内容なんですね。基本的には一話完結なんですけど、子供の頃よりもいい大人になった今の方がグッとくるお話が多い。

　で、シリーズ一作目の『犯罪者　クリミナル』を読もうと思ったきっかけなんですけど、作品自体の評判のよさに加えて、作者の、脚本家である太田愛さんの脚本家デビュー作が「ウルトラマンティガ」だったんです。
　はい。繋がりましたね。具体的にどのお話の脚本を書かれたかまでは知りませんでしたが、この経歴を目にした瞬間に勝手に太田愛さんに親近感を覚えて、作品の読みたい度が一気に上がりました。

　ちょっと変化球ですけど、こういうきっかけもありですよね。本を読むきっかけなんて人それぞれですし、自分が読みたければそれでOKです。

【ネタバレなしの内容紹介】

　そして、この『幻夏』がどんな作品かといいますと、裏表紙に書かれている紹介文をそのまま読み上げさせていただきます。

～紹介文の読み上げ～

　ということで、シリーズ二作目の本作では、23年前に起こった事件と現在の事件とがリンクしながらストーリーが展開されていきます。

【ネタバレなしの感想】

　続きましては、この作品を読んだ僕の感想をネタバレなしでお話しします。
　まず、先ほども触れましたが、本作はシリーズものの二作目ですので、最大限に楽しむためには順番通り一作目の『犯罪者　クリミナル』から読まれることをおすすめしておきます。

　で、感想なんですけど、夏という季節って、明るくて元気なワクワクする陽の面と、陰までいかなくてもどこか物悲しいセンチメンタル面があると思いませんか？子どもの頃の夏休みが終わっちゃう感じとか、何か切ないですよね。本作で感じる夏は後者の方です。
　23年前のある事件がとってもノスタルジックな情景とともに描かれていくので楽しい気持ちにもなるんですけど、そこには常に切なさがついて回ってくる。何かね、読んでいる間中ずっと、ちょっと泣きそうになってました。
じゃー読まない方がよかったのかというそんなことはありません。こちらでご紹介していることからもおわかりいただけると思いますが、読み終えた後も切なさと共に思い出してしまうような、そんな素敵な作品です。

　ちなみに、このシリーズには三作目の、『天上の葦』という、これまた上下巻で構成された作品があるんですけど、えーわたくしですね、上下巻同時に購入して一年半以上、積んだままにしておりました。
　この機会に、今読んでいる本を読み終えたら『天上の葦　上』を読み始めます。Twitterで読了ツイートしますので、僕が本当に読んだかチェックしてみてください。
　それにしても、お聴きいただいている方ではなくて、話している僕の積んでいた本を読むきっかけになるというのは嬉しい誤算ですね。こういうのいいな。

【エンディング】

　というわけで、本日ご紹介したのは、太田愛さんの『幻夏』でした。
　さっき言い忘れたんですけど、本編を読み終えた後、本を閉じて表紙を見てみてください。きっと読後の感情の動きが大きくなります。

　さて、最後はご案内です。
　僕が部長を務めているTwitter上のクラブ活動、「寝読部」には、寝転んで本を読むのが好きな人であればどなたでも入部できます。
　寝読部の基本的な活動内容は、それぞれの部員さんが、好きな時間に、好きな場所で、寝転んで本を読んで、そのことをハッシュタグ寝読部をつけてツイートするだけ。
　入部を希望される方は、僕のTwitterアカウントをフォローしていただいて、どれでもいいので、僕の過去のツイートへのリプライかDMで寝読部に入部を希望する旨を知らせてください。そうしましたら、Twitterの寝読部のリストに入れさせていただきます。
　ちなみにこの収録をしている時点では、寝読部員さんは部長の僕を入れて総勢１８０名です。ぜひ一緒に寝転んで読書、寝読をしましょう。

★Twitter：https://twitter.com/CorgiOta

　そして、今お聴きいただいているこのREC.の方もフォロー、いいねをしていただけたらとっても励みになります。
　ちなみに、REC.はいいねを何回でも押せますので、聴いたよサインの代わりにポチッとお願いします。

★REC.：https://rec.audio/@corgi_ota

　さらに、こちらのREC.でお話した本の紹介を文字に起こして投稿するnoteもはじめました。ブログみたいなやつですね。
　noteはですね、毎週木曜日に公開したREC.ラジオのお話を、次の週の水曜日に文字起こしして投稿していきます。文字の方がいいなぁという方はこちらをご覧いただければと思います。
　noteの方も、フォロー、スキをしていただけたらうれしいです。スキはnoteのアカウントお持ちでなくても押せますので、読んだよサインの代わりにポチっとお願いします。

　Twitter、REC.、noteのアカウント名は全部同じにしてありまして、カタカナで「コーギー・オータ@寝読部部長📖ヾ(:3 」∠ )_」です。どのSNSでも、カタカナで「コーギー・オータ」と検索していただけましたら出てくると思います。

　さて、今回も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。次回もまたお聴きいただけたらとってもうれしいです。
　それではみなさん、良い寝読ライフをお過ごしくださいね。
　寝読部部長、コーギーでした。それではまた。

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