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Pythonとは?特徴とできること

どうも、こんにちは。
希少型ITエンジニア育成スクール「CORE ENGINEER」のサービス企画・販促を担当してますトモヨシです。

https://note.com/hiroto_tomoyoshi

今回は、人気プログラミング言語の一つである「Python」についてご紹介いたします。

【この記事でわかること】
・Pythonの基礎知識
・Pythonでできること

そもそもPythonとは?

Python は、AI開発、データ分析、ゲーム、スマホアプリ・ウェブアプリ等で広く使用されているプログラミング言語です。文法がシンプルであるため、効率的かつ習得が容易な言語で、その対応できる幅の広さと修得難易度、将来性から非常に人気の高い言語といえます。初学者のプログラミング学習にもおすすめの言語です。

Pythonでできること

Webアプリの作成

Webアプリ開発用のフレームワークを活用することで、Web上でのアプリを作成することができます。

Pythonは、Python用のフレームワークが多く存在し、インターネットや参考書などで調べるとたくさんの情報が出てきます。

Python以外にも、Webアプリを作成するにはHTMLやJavaScriptなどの知識も少々必要となってきますが、開発過程でPython以外の言語も学ぶことができるため、色々な言語に興味がある、という方はWebアプリの作成を課題に取り組んでみてはいかがでしょうか。
また、代表的なPythonのWebアプリはYoutubeやInstagramなどがあります。

ゲームの作成

Pythonにはゲームを作成するためのライブラリも存在するため、簡易なゲームであればすぐに作成することが可能です。

インターネットや参考書にはシューティングゲームやピンボールなど、平面のレトロゲームが多く紹介されていますが、立体感のあるゲームも作成することが可能です。

しかし、Pythonのデメリットとして他の言語より処理速度が遅いため、ゲーム開発がプログラミング学習の目的である場合は、Pythonは適さない言語と言えます。

スマホアプリの作成

Webアプリ同様、スマホアプリ開発用のフレームワークを活用することで、Android、IOS用のアプリの作成もすることができます。

Pythonのメリットとして前述でも触れましたが、コードがとても見やすい言語で、他の言語と比べても複雑なコードになりにくいという点があるので、初学者または今何を作ろうか迷っている方にスマホアプリ開発はオススメです。

まずは、簡単に作ることができる自作ToDoリストやミニゲームなどを作ってみてはいかがでしょうか。Webアプリのように他の言語と組み合わせてアプリを作成することも可能ですが、Pythonだけでも十分なアプリを作成することができます。

データ収集の自動化

Pythonでは、Webサイト上などで自分がほしい情報のみを抽出することができます。これをスクレイピングと言います。また、クローリングというものもあり、インターネットを巡回して情報を収集する方法などもあります。

これらの情報収集をすることによって、自分がほしい情報が整理され、作業効率化や新たな発見をすることができます。

Pythonでスクレイピングをする際にはHTMLの知識が多少必要となりますが、スクレイピングの手順はインターネット上に多く存在し、かつ少ないコードで作成することができるため、初心者の方でも安心して作成することができます。

MicrosoftOffice製品の自動化

PythonはMicrosoft Officeの製品とも連携をすることが可能です。
主なソフトとしてWord、PowerPoint、Excelなどが挙げられます。Officeのソフト単体でも自動化することは可能ですが、もっと高度な処理をしたい場合やoffice以外のソフトとの連携をしたい場合にPythonを組み込みます。

例としては、先ほどご紹介をしたスクレイピングでWeb上から必要な情報を取得し、それをExcelに出力するといった処理です。

また、Pythonにはグラフや表の作成、データ管理をすることができるライブラリが豊富なため、Excelと上手く使いこなすことでより高度なデータ分析などが可能となります。

フォルダ・ファイルの自動化

PC内に存在するフォルダやファイルを自由自在に操作ができます。
溜まってしまったファイルを拡張子毎に分類したり、フォルダの作成、削除、移動などの処理は誰でも簡単に行うことが可能です。

フォルダ、ファイル等の自動化については、今回ご紹介する中でも特に短時間で、かつ少ないプログラムで実現することが可能です。

自動化することにより、無駄な時間を省き、作業の効率化、時間の短縮化もすることができます。

手作業で特定のフォルダにファイルを作成する方やコピーや貼り付けを頻繁に行っている方は、是非Pythonで自動化できるシステムを作成してみてはいかがでしょうか。

ブラウザの操作を自動化

Pythonではブラウザの操作も行うことができます。
例として、

毎朝PCを開いたらブラウザを開き、特定のサイトに移動し、ログインをしてから作業を始める

という一連の流れを毎日するとします。

ログインをして作業を始めるまでの時間が5分かかったとしても、1ヶ月で換算すると、かなりの時間が奪われてしまっています。それを解消するためにPythonでは、自動でブラウザを開き、自動で特定のサイトに移動し、自動でログインをすることができます。

その他、指定したサイトのダウンロードボタンを押下し、自動でファイルをダウンロードする等も可能です。自動化するブラウザは種類によって各手順が異なることがありますが、基本的にはどのブラウザでも操作をすることが可能です。

PDFの自動化

PDFの自動化については、サイズの変更や回転、色の抽出、変更などを加えることが可能です。更にはPDFの中に文字を埋め込むことやPDFに書かれている文字を取得することもできてしまうため、1枚のPDFからたくさんの情報を抽出、加工することが可能となっています。

PDFを操作するためのライブラリも多く存在するため、短期間で自動化の処理を作成することができます。

IOTの構築

最近よく耳にするIOTですが、こちらもPythonの知識があればIOT機器などを構築することができます。

その例として、Raspberrypiというマイクロコンピュータです。
Raspberrypiは手のひらサイズの小さなコンピュータですが、センサーやカメラを取り付けてプログラミングすることによって立派なIOT機器に早変わりします。そして、PythonはRaspberrypiと相性がとても良く、センサーを動かすためのサンプルプログラムなどはインターネットや参考書を見ても、ほとんどがPythonで書かれています。

Raspberrypiを使用したIOTの例は、人感センサーとWebカメラを取り付け、センサーが感知をしたらWebカメラで写真を撮る、特定の時間になったらモーターを動かす、LEDを点灯させる、などIOTはセンサー類とプログラミングを合体させたものとなるため、できることが大幅に増えます。

AIの開発

AIの開発には必ずと言っていいほどPythonが使用されています。
データを収集した上で今後の予測をする予測診断、大量の画像を読み込ませて画像を認識させる画像解析などがあり、本格的なAIを開発するには膨大なデータと知識が必要となってきます。

最近はAIに関するオンラインセミナーやイベントが増えてきているため、独学で学ぶより、そういった場に参加をして知識を身につけるのも良い勉強になると思います。

最後に

このようにPythonは他の言語と比べて様々な分野で活躍をしているということが認識できたと思います。

今回ご紹介した内容を組み合わせることで、更にできることは増えるでしょう。

例えばPythonで作成したWebアプリとPythonを組み込んだExcelを連携させたり、構築したAIをRaspberrypiに組み込み、オリジナルのスマートスピーカーを作ったりなどと、できることは無限大に存在します。

この記事を読んで、「Pythonでこんなことをやってみよう」や「こんなシステムは作れないかな?」などのアイディアや目標が少しでも浮かんだのであれば、とても幸いです。

Pythonでできることをしっかりと明確にした上で、自分なりのシステムが構築できるように日々学び続けましょう。

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