プログラミング・言語について、学習を始める前の必要知識を噛み砕いて解説してみました
プログラミングってできる人からすると簡単だと言いますが、これから始める、興味をもって調べ中という初心者または未経験の方にとっては、よくわからない英語や数字の並びで難しく感じますよね。
ITエンジニアになるには、こんなのを理解して操れるようにならないといけないのか、、と、ついつい萎縮しちゃいます。
こんにちは。
希少型ITエンジニア育成スクール「CORE ENGINEER」のサービス企画・販促を担当しておりますトモヨシです。
プログラミングの勉強をある程度進めるまでは、
・そもそもプログラミング言語ってなんなの?
・プログラミング言語にはどんな種類があるのだろう?
・結局、初心者は何から勉強を始めればいいの?
という基礎的な疑問がでてくるのではないでしょうか。
今回は、プログラミング言語とは?という基礎的な部分にお答えしつつ、主な言語の種類や選び方、初心者におすすめの言語をご紹介させていただきます。
本記事を一読いただくだけで、基礎的な疑問が解消されつつ、どこから手をつければいいのかをお分かりいただけるかと思いますので、プログラミング学習への第一歩として支えになれましたら幸いです。
プログラミング・言語をわかりやすく簡単に解説
プログラミングを噛み砕いてご説明しますと、
コンピューターに指示・命令を出すこと
そして、プログラミング言語とは、
人間がコンピューターに指示・命令を出す時に用いるコンピューター専用の言語のこと
です。
コンピューターは人間の言葉をそのまま理解することはできませんが、プログラミング言語を用いることで、コンピューターに命令を出すことができるようになります。その結果、様々なサービスやシステムの開発が可能になり機能します。
わかりやすいようにザックリとまとめさせていただきましたが、なんとなく前述のような感じで覚えておいていただければOKです。
主なプログラミング言語の種類
現在、プログラミング言語は RubyやPHP、C言語などの有名な言語からその言語の派生言語まで含めると1000種類以上あるといわれていますが、おおまか一般的に使用される言語は決まってきているので、1000種類すべて覚える必要はなく、自分が行う開発や携わる会社、ごく一般的なものを、数種類頭に入れておけば十分です。
また、それら言語でどのようなものを開発できるのかまでを認識しておければ十二分でしょう。
これからご紹介する言語は、様々な開発現場で活躍している人気のプログラミング言語です。プログラミングの概要に加えて、学習難易度や将来性、その言語でできることなども含めてご紹介します。
PHP
PHPは、 Webアプリケーション開発といったバックエンドの現場において活躍するプログラミング言語です。(Webサイトやアプリなど使用者にとって目に見えて触れる部分であるフロントエンドに対して、サーバー側等の、目に見えない部分をバックエンドと表現する) PHPを習得することでブログサイトや EC サイトの立ち上げ、アプリケーションの開発などが行えるようになります。
学習難易度は比較的低く、世界的に多く使用されている言語で、インターネット上に情報が多く日本語での書籍もたくさん出版されています。
Ruby
まつもとゆきひろ氏によって開発された、日本生まれのプログラミング言語です。
RubyもPHPと同様、Web アプリケーションの開発現場において活躍します。 Rubyを習得することでアプリケーションサイトやショッピングサイト、SNS サイトを開発できるようになります。
また、Rubyには Ruby on Rails という開発をサポートするフレームワークがあり、(プログラミングにおけるフレームワークとは、開発する際の雛形みたいなものを指します。)修得することで、さらに簡単に開発ができるようになります。
Rubyを学習する際は Ruby on Rails も一緒に学習することをおすすめいたします。
Rubyの学習難易度は低く、人気の言語ということもあり、PHPよりもインターネット上に日本語の有益な情報が転がっているため独学も可能です。
JavaScript
JavaScriptは、Webサイトに動きをつけるためのプログラミング言語です。
Webサイトにアクセスした際に、表示画面上に飛び出てくる、ポップアップ画面等、多様に開発することができます。
また、JavaScriptの活躍の場はこのフロントエンドに限らず、最近ではNode . JSなどの普及もあり、サーバーサイドでも開発言語として活躍しており、汎用性が高いためJavaScript は非常に将来性が高い言語と言われています。
こちらも、初心者でも比較的修得しやすいプログラミング言語です。
Java
プログラミング言語の中でも、エンジニアから高い支持率とシェア率を獲得し、常に言語人気ランキングでは上位に位置している言語です。
Javaは、後ほど紹介するC言語をベースに開発されたプログラミング言語で、パソコンアプリやWebサービス、Android向けのスマホアプリ、カーナビ、家電など、身の回りの様々なものに利用されています。
Javaの学習難易度は、他のプログラミング言語よりも高性能な分、難しいルールや複雑な記述が多いため、これまでご紹介した言語と比較すると難易度は高めです。
拡大が続いているスマホアプリ市場で莫大な人気を誇り、今後も新規の開発が増加していくことが想像できるため、将来性も言語といえるでしょう。
Python
Pythonは、人工知能開発やビッグデータ解析で活躍している言語です。
修得することで機械学習の開発や ゲームアプリケーションの開発を行うことができるようになります。また、 PythonはYouTubeやInstagram、Dropboxなど我々の身の回りの多くのサービスに活用されています。
Pythonは、少ないコードで簡潔にプログラムを書くことができるため、学習難易度が低く、また、人工知能の市場が伸びているため、それに伴って将来性もさらに高まる言語でしょう。
C言語
C言語は1972年に開発された歴史あるプログラミング言語です。
C言語を習得することでOSや IoT、基幹系システムの開発に携わることができるようになります。
C言語は構造が難しく習得のハードルが高いプログラミング言語であるため初心者には難易度高めですが、その分扱える人が比較的少ないため修得する価値は高いです。
プログラミング言語の選び方
これまで、6つのプログラミング言語を紹介させていただきましたが、結局のところ、何から勉強すればいいのか?という疑問が湧いてくるかと思います。
一般的には、
・修得難易度の低いものから
・将来性があるものを修得する
・年収が高いものを選ぶ
等言われており否定するわけではありませんが、上記のような選び方だと学習の動機が不明確となりやすく目標達成が遠くなってしまうので、私はオススメしません。
ということで、以下、オススメの選び方を簡単にご紹介します。
開発したいもの・なりたい職業から選ぶ
学習モチベーションの保ち方の記事でも、ご紹介させていただいてますが、プログラミングは、学習の挫折率が90%以上と言われています。そんな中、継続学習を成功させ、無事プログラミングを修得するには、覚悟ともいえる明確な目的が必要です。
プログラミング勉強が続かない|そんな時のモチベーションの保ち方 →
主な目的として、
・勉強の末にどうなりたいのか?
・勉強をして何をしたいのか?
という大目的から具体化していくことで、継続学習のモチベーション維持にもつながりますし、開発したいものやなりたい職業が明確になれば、おのずと勉強するべきプログラミング言語も明確になります。
挫折してしまうと、それまで勉強したことも無駄となってしまいますので、自分が継続できるような学習目的から逆算してプログラミング言語を選んでください。
初心者におすすめのプログラミング言語とは?
言語の選び方にて「開発したいもの・なりたい職業から」考えて選べと言っておきながらも、一応、初心者におすすめのプログラミング言語もお伝えしておきます。
こちらも、選び方同様に一般的には、学習難易度や将来性、年収等が基準となっているため、
・Python
・JavaScript
・Ruby
・PHP
等々言われていますが、本記事にてご紹介させていただくのは、
・C++
一択です。(ま、Pythonとかも悪くはないです)
なぜC++が初心者におすすめなのか?をご説明いたします。
C++は、先にご紹介させていただきましたC言語の機能拡張プログラミング言語で、アプリケーションやゲーム開発など、汎用性の高い言語として今でも活躍しています。
そして修得難易度は、、高めです。
数あるプログラミング言語の中でも文法が比較的複雑で、一般的には、プログラミング初心者には、習得が難しいと言われており、他言語では省略できるような文が必要であったりと、細かく正確に理解し、プログラムとして反映することが求められます。
そのため、C++においては、プログラミングを「なんとなく覚えればOK」というわけではなく、「正確に覚えること」が求められます。
修得難易度が高い言語のどこが初心者におすすめなんだ!とツッコミがありそうですが、
ポイントは、
プログラミングを「なんとなく覚えればOK」というわけではなく、「正確に覚えること」が求められる
という点です。
嫌でも正確に覚える必要があるため、プログラミングを学ぶ上で最も大切な「正確に一つひとつのスキルを身に付ける」ことができ、今後のプログラミング学習において適切な姿勢を身につけることができます。
また、C++は他言語への汎用性が高いため、C++を入り口に、C♯、Python、JavaScript等、他言語の修得が容易になるという点も初心者におすすめの理由です。
本物のプログラミングスキルを身に付けることで、柔軟で適応力のあるスキルを手に入れることができ、修得後に就職や独立をしても重宝されること間違いありません。
※コアエンジニアでは、このようなスキルをマルチプログラミングスキルと呼んでいます。以下、詳細記事です。
希少型ITエンジニアだからできること|マルチプログラミングスキル →
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
勉強を始めるにしても、とりあえずやってみるというスタンスは個人的に嫌いではないですし、むしろその方が実用的なスキルが身に付くと思っていますが、どうせ努力を始めるのであれば、ぜひ挫折しないように取り組んでいただきたいなと思っています。
学習の狙いをつけるだけでも、挫折率はグンと下がり、修得できる可能性が増しますので、ぜひ、本記事の内容をプログラミング学習にお役立ていただけますと幸いです。
ご案内
コアエンジニアでは、「希少型ITエンジニアになる」をコンセプトに、希少型ITエンジニア育成スクールとして、日々受講生の学習サポートに取り組んでいます。
もちろん、プログラミングの学習は独学でも可能ですが、
・何から始めればいいのかわからない方
・継続に自信がない方
・修得できるかどうか不安な方
等、プログラミングの学習に不安がある方は、スクールに通うことで心配事を解消し、最短で身に付けることができますので、よろしければ是非ご利用ください。
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