見出し画像

「コントロール」を手放せ!失敗させる勇気を持て!

自分を含めての話ですが…

子どもたちを育てる私たちに必要な勇気は、

「失敗させる勇気」だと思うのです。

画像1

*****
夢の木Lab.は、
『だれもが自分の夢を見つけ、その夢を叶えるチャレンジができる世界に。
そして、お互いの夢を応援し合う世界に。』

を理念に、

子どもたちの学ぶちからアップと、
その子が生まれ持ったギフトを磨き、輝かせるコンテンツを開発、提供しています。
子どもたちの幸せを願い、
子どもたちに、満たされた豊かな人生を生きるための「生きる力」を届けたい方に発信しています。
*****

最近、娘の定期テストがありまして、
どのくらいの勉強で、どのくらいとれるのか、実体験するのは大事だろう。
と、見守っておりましたが、
あまりに何もしない姿に、正直、心ざわつきましたww


娘のテストが良かろうと悪かろうと、彼女の学びとして良いのですが、
悪くなると、私にも被害が及ぶことがひとつあります。

それは、塾のクラスが変わって、夜22時にお迎えに行かねばならない!!週2回も!!
基本21時就寝の私にはキツイ!!(はやすぎ?!ww)
夜のコーチングのご予約をずらさなければならないのも嫌。


で、ついつい言いそうになりながら、グッと止めた言葉が、
「クラス落ちたら、塾、辞めさせるよ!!」

この言葉は何度も喉から出かけて止めました(笑

なぜならば……これは、娘に対しての脅し。
一時的にお尻を叩くのには効果的なのかもしれませんが、

本来の学びは、なりたい自分になりたい、自分ががんばりたい。
という理由でなされるもの。

私が「塾うんぬん」ということで、
学びの意図がすり替わってしまいます

「嫌なことを避けたい」という意図に。

順位が出るので、「嫌なことを避けるための勉強」という部分はあるのですが、
それがさらに強化してしまいます。


こういう「脅し」を使うことで、その子の行動の動機となるものが、
「喜びから」「素敵な未来を描いて」
から
「嫌なものを避ける」

となってしまう。

なので、脅しで人をうごかそうとするのはお勧めできません。

しかしながら、学校でも頻繁にあるんですよね。

娘が小学1年生の時も、
「ちゃんとしないと幼稚園に戻されちゃう」というので何かと思ったら、
先生の脅し文句だったみたいです(涙

○○しないと、こうなるよ!
次うるさくすると、教室から出すよ!
ってね。

これでは、

みんながお互いを尊重するために必要だと知るための行動が、
「先生に怒られるから」
「○○されないために」という動機に変わってしまう…

かなりズレています。

これもまた似た話でちょっと残念な話。とある小学生の子のお話です。


その子の学校では、異学年交流が、月に2,3度あるらしく、その企画を高学年の子が中心になって、決めて、実行するそうです
子どもたちが、低学年の子もみんなで楽しく遊べるようなゲームを探したり、わかるようにゲーム説明をしたりと、大変なんですって。

とても素晴らしい取り組み!!

まさに、子どもの主体性、対話を重んじる教育!(2020年よりスタートの学習指導要領の要です)


でも……と、ちょっとお悩みの様子。

その理由は、前回は、実行委員の中で意見の対立があり、大変だった、とのこと。

そして「また、次も対立があったら嫌だな~」と。


いや~意見の対立!
学んでる!って感じじゃないですか!

対立なんてあって当然ですからね!

対立を乗り越える対話を学ぶ!!
これぞ、社会で必要な学び。

でも…子どもの経験値・スキルだけでは乗り越えられないものもあります。

なので、聞いてみました。
「その対立について、学校の先生はなんて?」

するとすると…
「『次に、同じことがあったら、チームを分ける』って」


要は、ちゃんとしないとバラバラにしてやるーってこと。
…うーん……脅し……

なぜ、そこで、話し合いのスキルを教えないのよ~。
お互いの話に耳を傾けて、理解をするということを、促さないのよ~。

いやーん、私がそこにいたかったよ~。

トラブルは、教えるチャンスなのに!!


子どもが思う存分失敗する場。
失敗して、そこから学ぶ場ってなかなかないんだな~。

対立はダメ
ちゃんとうまくやりなさい

やらなければ、○○にします!!
と、失敗すると罰を与えられるとだけ学んでしまう…


残念だな…

学校という小さな社会には、たくさんの失敗があふれていて、たくさんの学びのチャンスがあるというのに…。


しかし、とある元教員の方は言う
「そんな一人ひとりに教える時間は教員にはない!」

私は、先日の「学校の未来探究ゼミ」で、「学校の先生の環境」を探求したのでそれの実態をちょっとだけ知ることができました。
これもまたいずれシェアしますね。

ともかく、子どもを下に見て、罰を与え子どもをコントロールする教育は、避けたいものです。

先生だけではなく、親である私たちやりがちです(苦笑)
もちろん、自戒を込めて~~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?